ホビットのこてを求めて地下九階へ行き、エレベーター付近の玄室を全て開け、目当ての物を落とす敵を狙っているのに全て空振るという展開を3度ほど続ける。

　この日ばかりでなく、地下九階での総戦闘回数はかなり多いいるので、ここまで手に入らないのは何かあるだろう、とリストを作って拾ったアイテムの回数をカウントすることに。

　対象となるのは以下の敵が先頭グループになった時。
　かまいたち、サッキュバス、スプリガン、マスターシーフ、マッドゴーレム、ラセツ

　そして、拾うアイテムの一覧が以下の通り。

　これらがどういう事を意味するかというと、各グループを拾える確率にまず当たる必要があり、なおかつaかb、目当てのアイテムがある方へまた当たる必要があり、その中の数種類からひとつだけ選ばれ、それが拾えるアイテムになる。

　ホビットのこての場合、Bグループ拾得60%、bへの振り分け42%、B-bには10種類のアイテムがあるのでさらに1/10を掛けてようやく入手に至る。一発で手に入る確率は2.5%。
　ただ、このエリアの敵はそう強くないので何度も戦闘を繰り返しているうちに手に入りそうなものだが、不確定名「こて」でも、ぎんのこてだったりマンティスグローブだったりして泣きを見たことがもう何度もありすぎてありすぎて。
　マンティスグローブなんかホビットのこてと同じ確率なのに、トータルで5〜6個は手に入っているというのが何とも。

　まぁ延々と拾えなければそれをネタにしてしまおうと調査開始。
　すると、二戦目終了であっけなくホビットのこて入手。
　リスト作る前に落としてくれよ……。

　妙に納得のいかない感じではあるが、必要なアイテムが揃ったのでボルタックへ行き、ホビットのこてを売る。

　このままでは足りないので侍のむらまさ、ミスリルプレートメイルと、僧侶のだいちのフレイルを売る。

　そして、店を出る間際に店主から声をかけられる。

　戦士（中立）がアイテムを受け取り、酒場で見てみると、

　？しょもつ

　正体は知っているものの、ワクワクしてくる。
　識別に10000ゴールドかかるが、ここはやはり自前で識別。
　レベル52のビショップに鑑定してもらい、てんせいのしょ入手。
　この大事な品物は酒場で待つ魔法使い（中立）にふくろうのひとみなどと一緒に大切に保管してもらうことに。

　さて、いよいよスケイリーエンプレス退治へ。
　もちろん六魔王を全て倒してから挑むつもりだけど、レベルが上がりすぎているので楽勝なのは目に見えている。
　ので、

　・武器のみ最強、全員防具装備なし
　・武器低ランク、防具据え置き

　即席でこういう縛りを用意して、後者を選択。
　この条件だとボルタックの品揃えがパーフェクトのまま、というのも良い感じ。
　ちなみに全員無装備も試してはみたけど、たまたま遭遇したアークウィザードなどを蹴散らすのにさえ時間がかかったので、この案は没に。

　よって、今回の挑戦における装備は、

　という具合に。
　戦士（善）はとらごろしのやりを持ってほとんどの魔王戦を戦ったのでLレンジの武器を持ち、侍はミスリルプレートメイルの代わりにだいみょうよろいを装備。
　ニンジャへのデメリットがないけど、元々四番手のダメージ値だったし深く考えずにそのまま。

　そもそも、戦士（中立）以外は全ての魔法を使えるから、マディさえ切れなければ勝ち目はありそうかな……？。
　それならとっこうやくを山と持って行くかあくまのむねあてを買っておくべきだったのだが、気づいた時には黄泉に降り立ち、第一の魔王のところへと。

　第一戦はマイルフィック。
　あまり強くない相手と当たれたので小手調べ、と思ったのに、そのマイルフィックへ戦士ふたりと侍が二桁ダメージ。た、頼りない……。
　ニンジャがいつも通りの数値を出して倒してくれたのと残りふたりのコルツが心強いのが救いだったが、雑魚敵との戦いやグレーターデーモンの増殖を抑えきれずにバコルツを先攻されたら、かなり押し込まれてしまうので、今後用心することに。

　第二戦、トライアス。
　ライトニングはともかく、ストームは避けたかったがしっかりと出現。
　トライアスを倒すのに手間取っている間に、ラセツの攻撃で侍が麻痺と毒をくらう。
　トータル20回以上あるマディでも、こうして削られていくと場面によっては危ないのでは……。

　第三戦、アークデーモン。
　ここで戦士（中立）がエナジードレインをくらい、レベルが2下がる。
　戦闘終了間際に戦士（中立）と僧侶が毒と麻痺をくらって後列へ。そのまま戦闘終了。

　その後キャンプを張ってマディをふたりに施したものの、そのままに。

　第四戦、デス。
　何か忘れていると思ったら、前の戦闘で麻痺をくらったふたりが最後尾に。
　けんを装備してるのに五番手じゃ意味ないって！
　せめてフライプリミアーに当たって欲しかったと言ってもあとのまつり。
　戦士（善）、侍、ニンジャがデスへ集中攻撃（１ターンキル不可で）で体を張り、ビショップと僧侶のダブルコルツに頼って凌ぐ一方で、普段は先頭に立つ戦士（中立）はいかずちのまきものでバンパイア退治。……なんか物悲しい。
　こんな状況だし、大損害をくらうかと思いきや、ほどほどのダメージで戦闘終了。
　当然、すぐにキャンプを張って隊列を戻す。
　外伝IIでは戦闘で並び順が変えられないんだな……。

　ここまで戦ってきて、スピアーの恩恵をかなり受けている印象。
　レンジの差もそうだけど、威力の違いも大きい。
　本当にギリギリのプレイを試みるのなら、戦士（善）の武器もけんにするべきだったか。

　第五戦、フライプリミアー。
　四人がかりの攻撃でもなおダメージ60のブレスを吐かれて少し痛いところではあったが、いいかげん慣れてもきたので、そう苦労なく撃破。

　第六戦、ディスペラント。
　ディスペラントも怖いが、グレーターデーモンも警戒対象。
　コルツ片手にバコルツを試みて戦いを楽に。
　ここも損害なく撃破に至る。

　こうして魔王戦を乗り切ったけど、相手がこちらに気づかずに1ターンの猶予をもらったりしたので、この辺はリトフェイト様々。

　そして、スケイリーエンプレスと対面。
　まずはディスペラントを倒しにかかり、魔法要員の僧侶とビショップはひたすらコルツとバコルツを揃ってかけ続ける。
　マウジウツに頼ればもっと楽だっただろうけど、レベル7魔法はとりあえず封印の方針で。
　そして、ディスペラント→スケイリーエンプレス→グレーターデーモン→レッサーデーモンの順で撃破。

　地下一階に戻り、城に戻る直前でバンディットと出会い、マロールを使ってみようかと思ったが、ここで全滅するネタになってもつまらないので普通に倒して地上へ。

　女王の呪縛から解放されたマナヤと対面し、エンディングへ。
　長かった……。

　一連の流れを終え、酒場で六人と会ってみると見慣れない称号が。
　ちょっと判別しづらいので正体不明。

　で、マニアモードクリア特典は戦士（中立）の手に。

　？ケープ

　これにて、マニアモード完全攻略終了。