トップ>同人活動記録>FE暗黒竜小説INDEX>諸記 カシミア〜グルニア戦 2-3
カシミアの戦場で最後までカミユが現れなかったため、ニーナは胸を撫で下ろしていたが、これが先延ばしに過ぎないことはわかっていた。
心の葛藤は未だ続き、止むことはない。
どうして、解放軍とカミユが戦わなければならないのか。どちらも傷つけてしまうのは明白。だが、それでも解放軍は勝つだろう。おそらくは。
戦ってほしくない。
彼に、もう一度会いたい。
翻してくれるという期待を抱くのはあまりにも儚い。
それでも、望みは捨てきれなかった。
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