トップ>同人活動記録>FE暗黒竜小説INDEX>7 00Muse 同人誌版あとがき
「00Muse」あとがき |
またこぢんまりとしたあとがき 予告して二年、ようやく「00Muse」をお届けすることができました。やっとです。 ところで、この話は楽しんでいただけたのでしょうか……原作を破壊しすぎた上にエンターテインメント性をかなり強くしてしまいましたが、主役のマチスの出番は非常に多かったけど、オリジナル要素ありきの回でしたので、感情移入がしづらかったかもしれません。 今回はFC版を大前提にしているので、SFC版だけをプレーされた方には、アンナの存在や、彼女が簡単にジェイクの事をシーダに話したりした事がちょっと引っかかったかと思います(原作に忠実にした結果なのですがね……)。リンダがあの時点で扱える魔道の種類がかなり豊富なこととか、道具やのお姉さんにララベルという名前がついていることもFC版限定の特徴です(ララベルに関してはディールで聖水が売られているタイミングをネタにしたくて、出番が来たといった具合なのですが、女性9人登場ネタの名残でもあります)。 今回のタイトルの意訳は「陽炎の女神」。「リンダがゲーム本編の時間軸よりも前に助け出されたら……」という if を実践してみたくて書いた話でもありますので、話の後半に出てくる光をまとった状態を指してつけさせていただきました。 ノルダの町を引っかき回しただけのように見える赤い影ですが、ちゃんと正体があります。 ともあれ、最後までお読みになって下さり、ありがとうございました。 041226 CD
thanks! 蒼芭 若狭様 |
あとがき(第二版Ver.) このシリーズもようやくアカネイア奪還にまで辿りつきました。長い道のりだった気がします。 ところで、この話は楽しんでいただけたのでしょうか……原作を破壊しすぎた上に、エンターテインメント性をかなり高くしてしまいましたが。主役のマチスの出番は非常に多かったけど、オリジナル要素ありきの回でしたので、感情移入がしづらかったかもしれません(オリジナル要素だの、イレギュラーだのとあとがきで毎回同じ事を書いている気がしますが)。 この話は前々から書きたかったということもあり、書いた人間はとても楽しませていただきましたが、マチスを主役にした話と銘打つにはコメディパートを受け持ち過ぎた感があるような……。しかもFC版を大前提にしているので、SFC版だけをプレーされた方には、アンナの登場や、彼女が簡単にジェイクの事をシーダに話したりした事や、あの段階のリンダがエルファイアーやトロンを扱える事に違和感を感じていることかと思います。あと、ララベルという名前の道具屋さんがいることも(どっちかというと、ディールで聖水が売られていることのおかしさをネタにしたくて彼女を出したんですけどね)。 オレルアンの草原の時みたいに、こういう時にこの科白や展開はおかしいだろう、とそんな解釈で削ったり変更したりしても良かったんですが……まぁ今回は軽めのノリも入れたかったので、あえて原作通りにさせてもらいました。 『00Muse』というタイトルを意訳すると“陽炎の女神”です。 で、今回は女性を何人か出せました。多くて2人とかそういう状態が普通だったので、素直に嬉しいです。たまには華のある話をやってみたかったものですから……と言っても、色気がほとんどないので結局はいつもと一緒かもしれませんが。 リンダがあのような形になったのは、『ゲームのシステム上仕方がないけど、同盟軍が到着するまでオーラの継承者を助け出す動きはなかったのか?』とか、『奴隷市場から助け出された直後にオーラを持っているのはおかしくないか?』とか、そんな想像(ツッコミとも言います)から来ています。 そして、FC版限定要素をできるだけ入れるこだわりとして、先でも触れましたがアンナを出させていただきました。リンダをイレギュラーな形にしてしまったので、どこまで関われるものかと心配していたのは杞憂に終わり、割と前面に出てこられたなぁと思っています。こんな状況でシーダと関わるには……とか、そういう事の前後をひたすら繋げていったという点で、ワーレンの戦を描いた『THE CALENDAR』と性質が似ているかもしれません。 いきなり現れてノルダ中を暴れただけのように見える赤い影ですが、ちゃんと正体があります。 ともあれ、この話を最後までお読みいただき、ありがとうございました。 2005.07.27 CD
|