「24,25 RECORDS +ep」 Page13 |
ロシェ オレルアン騎士 ドルーアではアカネイア勢の補佐に動くことが多かったが、ドルーア城に接近する際に先鋒の一団に入ったため、最終戦に参加することになる。 北西区画において、高位魔道の使い手達を守りきる事に貢献し、メディウス打倒の瞬間に立ち会った。 * * ドルーア城の戦闘に参加し、序盤戦が最も過酷だった北西区画を突破するという文句のつけようのない功績を挙げて、今度こそ聖騎士に昇るのは間違いないと彼の周囲にいる者全員が考えた。 が、ロシェはこの功績を誇るどころか、同じ区画で共闘したロレンスの壮絶な戦いぶりを目の当たりにして自らの騎士としての在り方を自問し、軍を退くことを決意。同僚や主君であるハーディンまでもが強く引き留めたが、最終的にはオレルアンから離れた。 その後、自らの姿を見つめ直すために、当てのない旅路に出ることになる。 ザガロ オレルアン弓騎 アカネイア勢の補佐として、一撃離脱を得意とするホースメンの能力を遺憾なく発揮する。 のみならず、冷静沈着を普段着とするその判断は時に浮き足立つ前線の安定に大いに貢献した。 * * オレルアンに戻り、主君ハーディンの婿入りを始めとした国内での大きな変化を経過した末に、新たに狼騎士団の長となったビラクを補佐することになる。 年季の面だけで言えばビラクよりも上ではあったが、押し出しの強さの面で言えばこの関係が最良と見る、ザガロならではの冷静な判断だった。 とはいえ、ハーディンと四雄が揃っていた時とは勝手が違うことを痛感させられる事も多く、新たな転換点が訪れるのだろうか、などと密かに考えるのだった。 |