トップ>同人活動記録>FE聖戦 風パティ小説 INDEX>昔の話 2
HOLPATTY ex2-2 * 『だから言ったじゃないですか、光るのは問題だって』 『でも、そのほうが映えるじゃない。ありがたみがあるように見えるんだから』 『そんな事言ったって、どうせ、あなたの趣味なんでしょう? ……全く、仰々しいというか、派手好きというか。 『あんたの力が及ぶ範囲だけよ。こっちは譲らないし、他のだって、たいていはあたしの言うこと聞いてくれるもん』 『はいはい、何とでも言ってればいいでしょ。 『…………あんた、可愛げない』 『我儘放題の年寄りに可愛がられても嬉しくないですからね。別にかまいません』 『誰が年寄りよ』 『あんたですよ。人間の小さいのに化けて、可愛らしく見えるようにして、好感度を稼ごうってのがセコいんですよ』 『ほんとにヤな奴ね、あんた。まだまだ子供のくせに』 ……彼らが何者であるかは、語らぬが花というやつである。 |