トップ>同人活動記録>FE聖戦 風パティ小説 INDEX>四 初対面の言葉 4
HOLPATTY 4-4 * デルムッドとナンナの父はグランベルが王国だった頃のヴェルトマーの公子で(止め金の主でもある)、アルヴィスの異母弟だという。父の人柄をフェリペから聞くにつれ、ナンナの態度も軟化していった。ただ、今後どうなるかはこの戦いが完全に終ったあとで、ということになった。 翌日、セリスがユリアを連れて戻って来ると(フェミナはその前に帰ってきていた)、主だったものが集められ、レヴィン消失事件についてオイフェが語った。 レヴィンは竜族のフォルセティではないかとその場で議論されたが、結論は出ないまま解放軍の中から軍師の存在は消えた。 パティはその輪の中にいたが特に語った事はなかった。急に死んだことになった父親の存在を深く考えるのは、今は避けたかったのだ。 |