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「Noise messenger[4]」あとがき



 やっとここまで着いたなぁと思いながら執筆を始めたものの、事前段階の方がページが多くなりました。22章は元々1回では書けないだろうなと思っていたのが見事に的中した形です。

 それにしても、話というよりはエピソードの群れという感じになってしまったような……。ちょっと難産続いてます。


 登場人物が軒並みヘビーな事を言ったりやらかしたりする中、冒頭だけが特異性パンチ効いてます。一番くらってるのは著者なんですけど、書き出しに四苦八苦しているさなかにスチャッと収まっちゃったのが勝因だったかと。


 今回は「歴史を語る」のような形式から入る手も考えていたんですけど、そうするとミネルバの話になってしまうわけで、これまでの足跡を重視した形になりました。そうしたらそうしたで、マチスに関して取り上げるネタが多すぎてまたバランス厳しくなった感じなんですが。


 城壁の外側の地形がFC版は石垣、SFC版は高い山と異なっていたのでこの解釈に結構悩まされました(ちなみにDS版は実質で言えばSFC版に近めです)あと地形絡みで地味に迷ったポイントはもうひとつあって、北側の階段を坂と書こうかどうか迷ったんですね。馬でもシューターでも移動1だしなぁなんて思ったんですが「実はアカネイア大陸のシューターは階段を難なく登れる機能がついている!」なんてトンデモな話になってしまうので、思いついたものでさてどうしようかと。現実的な問題から坂にしましたが、マップ見るたびにやっぱりどう見ても階段なのが実にやるせなくて。なんで、こんな事で頭悩まされているんでしょう。


 FC版の経験値取得法を基本にしているため、僧侶のレベルはおおよそ据え置きです(戦線の遥か後方にいる僧侶が直接攻撃にさらされる機会はほとんどないため)。その結果、初期パラメーターのままリザーブを使える僧侶はマリアだけになりました。で、これを見てリザーブの儀式をするネタが閃いたわけです。


 4ページ目の数字(Web版では「両陣営概要」です)は数「だけ」であって他の要素は何も入れていません。飛行系の数はツッコミ入るだろうなと思いつつも、燃費は結構アレだしなぁという考慮で行ってみました。


 と、肝心の人物にあまり触れないのは次があるからということで……。

 ここまでお読みくださった皆様、ありがとうございました。


091229 CD





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