[西へ!] | |
エリー | はあ、どうしましょうか? ディオさんも新しい採取場所を知らないみたいだし……。 |
マリー | そうだなあ……。 ディオさんが言ってたように ここはひとつ思い切って遠くまで足をのばしてみようか! |
エリー | それいいですね! |
マリー | うん。 きっと新しいなにかがみつかると思うんだ! |
エリー | なにはともあれ、港町カスターニェにいってみましょう! |
マリー | そうだね、そうしよう! |
カスターニェに行けるようになった! |
ブレドルフ王 | やあ。 研究は進んでいるかい? |
エリー | は、はい。 それなりに……。 |
ブレドルフ王 | ははは、苦戦しているようだね。 |
エリー | 苦戦、というほどでもありませんけど……。 |
ブレドルフ王 | いや、失礼。 気分を害するつもりじゃなかったんだ。 研究に行き詰っているなら、 南に行ったらどうだろうかと提案しようと思ったんだ。 |
エリー | 南……、ですか? |
ブレドルフ王 | うん。 知っての通り、南にはドムハイト王国がある。 その首都がグラッケンブルクだ。 |
エリー | 知っています。 昔、戦争をしたんですよね。 |
ブレドルフ王 | そうだ。 悲しいけれど、そのことは消せない事実だね。 だけど、これからは違う。 お互いの理解を深めて、友好関係を築かなければいけないと思うんだ。 |
エリー | はい。 |
ブレドルフ王 | そのためにまず、 多くの国民にドムハイト王国に実際に行ってもらいたいんだ。 国の評判というのは、悪いものばかりが耳に入るものだけど、 実際にあの国を見てもらえば 生活しているのは同じ人間だとわかってもらえると思うんだ。 |
エリー | 難しいことはわかりませんけど 新しい発見ができるなら行ってみたいと思います。 |
ブレドルフ王 | うん、それでいいよ。難しく考えることは何もない。 そういうふうに、なんとなく気軽に行ける国っていうのが大切なんだ。 では、良い旅を! |
グラッケンブルクに行けるようになった! |