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DQIII(GBC版)魔法使いが頑張る旅
攻略記録(詳細)番外編




番外編・戦力三人



 さて、ここまで徹底的にやられてしまえば、魔法使いひとり攻略はゾーマ戦で潰えたと諦めるには十分でした。


 回復問題以外の事も一応検証してみると、FC版では魔法使いひとりでもゾーマ撃破が可能で達成者がいますが、FC版のゾーマはHP1000程度(自然回復有)、リメイク版のゾーマは自然回復こそありませんが、HP4700(どちらも光の玉使用)。しかもFC版には薬草ダメージ技がありますが、リメイク版では不可なのです(ベホマが通用するようですが、魔法使い単独ではクリア不可能な事には変わらず)。
 たとえ魔法使いのHPを999に上げても、バイキルトが持続しない状況では魔法使いの通常攻撃での与ダメージは90程度。やはり難しそうです。*最後までメラゾーマの存在を忘れてたので、除外して考え続けました。




 こうなったら魔法使いだけでの攻略はここで終わりとして、仲間を迎えてゾーマ戦に臨むことにします。
 けれど、ベホマを使える状況では普通のクリアになるので僧侶と賢者は除外、吹雪耐性がある装備ができる戦士もとりあえず外す、武闘家は会心の一撃込みの強力さが目立つ。かといって、遊び人を入れる余裕はない。
 こうして考えた結果、ルイーダの酒場にいた現時点で最もレベルが低い盗賊と(スタミナの種を集める時に入れた三人目の盗賊です)、町を作った商人を迎えました。どちらも男性。どうして女性にしなかったんだろうと後で呪ったっちゃあ呪いましたが。
 このふたりは種補正をかけずにゾーマと勝負していきます。






 盗賊について。
 防御特性は盾によるもののみで、ドラゴンシールドかまほうのたてからの選択。凍える吹雪の威力が非常に厳しいのでドラゴンシールドに。
 男性なのでひかりのドレス装備不可、よってやみのころもが最高の鎧に。兜は問答無用でミスリルヘルム。
 最後になってしまいましたが、武器はすごろく場4で取ったグリンガムのムチ。攻撃力105と強力ですが、盗賊の力の値はかなり低め。レベル40近くでも、力202+りりょくのつえの魔法使いよりも与ダメージは低いです。けど、この人がメインの攻撃役になります。装飾品はごうけつのうでわ。
 他の持ち物はひかりのたまとけんじゃのつえ。






 商人について。
 実は盗賊よりも厳しい立場で、吹雪(というか息)耐性の防具は女性装備可能のひかりのドレスのみ。男性では息を防ぐことができません。
 仕方ないのでまほうのまえかけとまほうのたてでマヒャド対策をしますが、HPがどうしても低い。最大で130台を叩き出す吹雪をモロにくらうので最大HPは260を超えないと話にならないのに、レベル34になっても254(再会したレベル8からはずっとタフガイで上げたにもかかわらず)。この段階で三人パーティを組んで試しに挑んでみたらやはりというか負けてしまいました。
 なので、装備品がどうというよりはHP260を上回ってから行動起こせって話になります。
 道中での戦いの都合もあるので武器はせいぎのそろばん。ただし、ゾーマ戦では全てのターンでけんじゃのいしを使います。純粋な回復役。装飾品は防御力アップでほしふるうでわ。






 パーティ再編成により、魔法使いの役割と装備を見直すことになりました。
 一番の攻撃力を持ちながら、役割はスクルト連打。長期戦が見込まれるため、頭はふしぎなぼうしを被ります(上の世界にいる時に入手)。多少被ダメージは増えますが、盗賊や商人は常に危ないのでHPを強化しまくった魔法使いはついでの回復で大体間に合います。*実は消費MP4程度では不思議な帽子の恩恵を受けられないので、ミスリルヘルムで良かったのです。でもこの装備でゾーマ戦に何度も挑んでいます。クリアする前に気づいとけ自分。
 この段階で魔法使いのレベルは魔46→戦45→魔50。レベル40台はいのちしらずのままで上がっていたため、素早さが251に。ここまで来ると素早さを4上げるより防御力を上げた方がいいので、ルーズソックスを装備。いしのかつらという手もあったけど、ひとまずスマートにしてみました。
 そして、けんじゃのつえと万一のためのふっかつのつえを持ちます(スペースが余ったのでちからのたてを持ったままでしたが、これはある意味危険だった)。ふっかつのつえはよほど運が良くないと生き返ってもすぐやられてしまいますが、気は心というもので。






 まとめ。



魔法使い(魔46→戦45→魔50)
 HP522 MP520 力204* 素早さ251 体力255* 賢さ255* 運の良さ210
(*は種で補強済)
 攻撃269 防御253
 りりょくのつえ ひかりのドレス まほうのたて ふしぎなぼうし ルーズソックス
  ・スクルト要員(2回かかるまで。凍てつく波動の度にやり直し)
  ・その後は攻撃(盗賊か自分にバイキルトをかけるかどうかは雰囲気と勘)
  ・盗賊や商人のHPが危なくなったらけんじゃのつえで回復に回る
  ・一応ふっかつのつえも持っておく



盗賊(盗39)
 HP330 MP139 力129 素早さ179 体力161 賢さ69 運の良さ99
 攻撃249 防御237
 グリンガムのムチ やみのころも ドラゴンシールド ミスリルヘルム ごうけつのうでわ
  ・非力だけどメイン攻撃役
  ・自分や商人のHP次第でけんじゃのつえで回復役(これは割と多い)
  ・最初のターンでひかりのたまを使う



商人(商38)
 HP266 MP133 力102 素早さ(166) 体力131 賢さ66 運の良さ49
(素早さはほしふるうでわの効果)
 攻撃212 防御191
 せいぎのそろばん まほうのまえかけ まほうのたて ミスリルヘルム ほしふるうでわ
  ・全てのターンでけんじゃのいし(全員のHPMAXでターンの最初を迎えたとしてもこの姿勢は変えない)





 けんじゃのつえ動員目安は、商人のHP170以下、盗賊は150程度。マヒャドより吹雪が痛いので、吹雪耐性のない商人のボーダーラインが上がります。
 商人は割とHPが二桁に追い込まれるので、その時は魔法使いも商人のHP回復に回ります。ゾーマの攻撃の前に回復が間に合うこと、そうでなかったらスクルトが切れていようがいまいが魔法使いに打撃が行くこと、吹雪来るんじゃねえ、以上を祈ります。盗賊もたまに二桁になったりしますが、成功時はふたり同時に瀕死ということはありませんでした。







・ゾーマ戦本番

 いざ戦いに入ると、魔法使いは本当にスクルトばっか唱えることになりました。スクルト二度がけが終わる前に波動というのが多かったですし。回復と攻撃どっちが頻度上だったかは考えたくないところ。
 商人の回復が間に合わなくてHP160台で吹雪が一発来て、もう一撃吹雪とかやめてくれって思ったのが魔法使いへの打撃で安堵したという場面がいくつか。
 あと、凍てつく波動二連発とゾーマが遊んでくれたこともありました。これは本当に助かった。
 で、闘いが長かった。途中までダメージ計算してたんですがHP管理がそれどころじゃなくなって放棄せざるを得ず、もしかしたらGBC版には自然回復があるんじゃ、と疑ったほど。






ゾーマを倒した時・魔法使い
 でも、勝利はできました。三人パーティ二度目の挑戦でクリア。
 成功時には復活の杖の出番なし。あったら多分失敗してると思う。
 死んでいる勇者が三番目にいますが、無意味とわかりつつ商人を四番目にすることで気持ち的に楽にしたかったのです。






ゾーマを倒す1
 魔法使いの残りMPは218。理力の杖による攻撃を多少しているとはいえ、消費MP302は壮絶。
 でもメラゾーマ使えばもっと楽だっただろうな……。








 そういうわけで、防御特性やや貧弱の状態でベホマ・ベホマズン未使用ゾーマ突破はできました。








鉄の槍
そんな物扱い
 もしやおうじゃのけんでは、というくだり。てつのやりだってバレてます。
 おうじゃのけんを復活させてないから、これがロトのつるぎ扱いされるんだよな……。勇者が自分殴っただけの武器なんだが。








 ともあれ、魔法使いが奮闘する旅の本編はこれにてエンドマークを打つことになります。











 その後?
 勇者を外して晴れて正真正銘のひとり旅!
 といっても、神竜を魔法使い単独撃破は無理ですので、あとはそれなりの攻略をしました。
 ここからは普通のプレーと変わりないし、GBC版裏技を使っているので難易度低め。









・クリア後

 竜の城以降の道中踏破と宝箱回収は魔法使い単独で達成して、あとは新メンバーを含んだパーティ編成してGBC版特権のはやぶさの剣+ドラゴラムを使う……つもりが、手違いではやぶさの剣を装備し忘れて、でも、




 魔(魔46→戦45→魔57)
 盗(魔38→盗34)
 賢(遊20→賢36)
 戦(戦29)



 このパーティでベホマを使わずに30ターンで神竜を撃破しました。盗賊と賢者がドラゴラムを使ったので、僧侶呪文縛りは継続できています。




 さすがに次は、はやぶさドラゴラムを使って23ターンで撃破し、すごろく場5に続いて隠しダンジョン2を解禁しました。




 その先は銅メダル制覇→銀メダル制覇なので、グランドラゴーンは勘弁してください。何年後って話なもんで……。


 闇ゾーマをベホマ・ベホマズン使わないで倒すというのは(神竜もそうですが)低レベル攻略で出ているので、そちらにお譲りする形で。











(感想)


 魔法使いひとり旅は、他の職でやるよりも爽快感はあったんじゃないかと思います。何だかんだで雑魚戦での攻撃呪文は強力で、スカラ・バイキルト・マホカンタが自前で揃えられるのは強み。完全なひとり旅としては勇者や僧侶で可能ですけど、ネクロゴンドのホロゴースト地獄を乗り切るのはキツそうです。経験値稼ぎの面でも、メタル系を相手するにあたってはどくばりやドラゴラムがどれだけ助けになったことか。
 ゾーマ戦だけがどうにもならなかったのは悔しくはありますが……ルビスのけんがあっても多分難しいでしょうしね。さすがにあそこは回復量が必要です。IXのベホイム(165程度回復)レベルの回復道具があればもうちょっと足掻けたかもしれないですが、どのみち運要素が強すぎる感じ。


 性格については最初に挑んだ時はHP重視で「がんこもの」にしたのですが、魔法の覚えが悪すぎてやり直すことにし(賢さ影響しない呪文もあるらしいんですけどね)、「やさしいひと」で再出発しました。でも、途中で何か物足りなくなって「いのちしらず」に変えたという経緯です。転職を機にごうけつのうでわとかパワーベルト出てきて逸れた感じですが。


 

 この記録では途中経過を色々省略してますので、そっち方面はリプレイ(らしき)小説でできたらな……というところです。




 魔法使いだけで船旅という当初の目的は「イオナズンで敵を薙ぎ払う」というイメージを持っていたものの、途中で書いたようにベギラマやイオラでしびれくらげを一掃できなくて、あ、これはちょっと違うかも。という感じでした。
 一方で再検証してみたらレベル20台半ばでアリアハンから東西方面で世界一周はできたので、そんなにハードル高くないのかも、と。



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