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ザ・ラストバトル セリフ集
12 氷の島中心部〜エンディング





(グルド城から暗転した次の場面は溶岩が流れる場所。
 クルトは左上の方、メイがそれについている。
 レジーナは重要人物が集る輪の中心、ボルグはその近く。
 レジーナの周りにユーリ・グルド王・フェーベンネルス・スヴァルト・リダールなどがいる。
 更にその周りにシルヴェルやグルドの兵がいる)


メイ
「クルト
 クルト!!
        ▼
「死んじゃいやよ・・・
 目を あけて クルト!!


(クルト、辺りを見回す)


メイ
「よかった ずっと意識が
 もどらなかったから・・・。
        ▼
「みんな 無事よ・・・・・・
        ▼
 なにか とてつもない魔法の力で
 お城にいた者は みんな
 ここに 連れてこられたみたい。
        ▼
「みんなのところへ いきましょ。


(人々の位置関係は以下のように重要人物と4人がいびつな輪を描くような形に。
       リダール
     グルド王 ユーリ
フェーベンネルス  スヴァルト
             スレーク
  クルト メイ ボルグ レジーナ
プラス、他の兵士達)


グルド王
「すまぬ わしが あのような者に
 あやつられていたばかりに・・・。
        ▼
「ここは 多分 イスカールが
 支配する島 エルディスじゃろう。
        ▼
 北の外れに 位置する
 火と氷の島じゃ・・・・。


(リダールが一歩前に出る。グルド王がそちらを向く)


「リダール将軍!
 グルドリーケの兵士に 争いを
 止めるように ふれまわってくれ。


リダール
「はっ わかりました。


グルド王
「わしの処分は
 あとで いかようにもなろう。
        ▼
「いまは シルヴェルリーケと
 グルドリーケが 手をたずさえて
 ことに あたる時!
        ▼
「ユーリ将軍・・・
 それで よろしいかな。


ユーリ
「わかりました。
 停戦に 同意いたします。
        ▼
「うちの者にも おなじ命令を
 出しましょう。

(シルヴェル騎士がユーリの前へ行き、その騎士とリダールが上の方へ消える。
 すぐにシルヴェル騎士が引き返してくる)
「申し上げます!
 奥の方より 魔物達が現れ
 こちらを めざして進んできます。
        ▼
「その数は 多すぎて
 確認ができません!!


フェーベンネルス
「イスカールめ こんなところに
 かくれておったか。

(フェーベンネルス、左を向く)
「わしの 調査が もう少し
 はやくすんでおったら・・・。
 この事態は さけられたかもしれん
        ▼
 ぬかったわ!


(音楽が会戦直前のものに変わる)


「魔物達は わしが持てる力の
 すべてを つぎこんででも
 おさえつけておく。
        ▼
「まずは 兵をまとめて
 かけつけてくれ!


(フェーベンネルスが上の方へ消える)


ユーリ
「わたしは 両軍をまとめて
 敵を 迎え撃ちます。


(ユーリが下(4人の方)を向く)


「いま ここにいる者は
 ここに残って グルド王を
 お守りしてくれ。
        ▼
ユーリ
「きみ達も 今度ばかりは
 ここにいてくれたまえ。
        ▼
 たのんだぞ。


(シルヴェル騎士とユーリが上の方へ消えてイベント終了)




スレーク
「エルディスか・・・
 ウワサにゃ 聞いているけどな。
        ▼
 北の外れの 恐ろしい島さ。
 船乗りは 近づきたがらない
 火と氷の島さ。

(2)
「なーに 敵の親玉さえ
 やっつけちまえば
        ▼
「場所は わかってるんだ
 どうやったって 帰って
 見せるさ。
        ▼
 おれたちゃ なんてったって
 船乗りだぜ。




スヴァルト
「ユーリ殿は ああ言っていたが
 きみ達は いくつもりだね?
        ▼
「王様は わたしがお守りしよう。
 かまわないから いきなさい。

(2)
「4人のフェナムンが 幸運と栄光と
 ともに あらんことを。




グルド王
「イスカールは 自分にはむかう
 ことのできる すべての者を
 滅ぼしてしまうつもりだ。
        ▼
「戦うがいい 少年よ
 ワシのことなど 守らずともよい。
        ▼
「エットミランシェルに生きる
 すべての 生命のために
 イスカールを倒してくれ。

(2)
「すべての言葉のもつ 守りの力が
 おまえたちと共にあるように・・・
        ▼
「グルドリーケを 建国した
 デュナスが 伝えた言葉じゃ。
        ▼
「今の わたしには
 このような ものしか
 与えることができぬ・・・・。
        ▼
 生きて 帰ってくるのだ
 きみたち・・・
 そして 我が娘よ。




(グルド隊長兵)
「枢機卿のやつめ
 われら グルドの者を
 好きなように 操りおって!
        ▼
 ゆるさん!!




(対岸のシルヴェル騎士には話しかけられない)




(一度出て戻ると、
 グルド王を岩陰に隠して西の守りとし、スヴァルトが北、グルド隊長兵が東、スレークが南を向いて警戒している。
 対岸のシルヴェル騎士はいなくなっている)




(奥のエリア)


リダール
「レジーナ様 キケンです
 王様のもとに おもどりください!




(魔物)
「うがーーー!

(2)
「あんぎゃーーー!
  あんぎゃーーー!
   あんぎゃーーー!

(3)
「ぎゃおー!!

(1〜3をランダム)




ユーリ
「クルト様!?・・・・
        ▼
 あなたの性格を 考えれば
 安全な所に 残っていただこうなど
 むりな注文でした。

(2)
「先ほどから
 フェーベンネルス様の お力ぞえで
        ▼
 一度に我々が戦える分だけの魔物を
 中にひきいれて 倒していく作戦を
 くり返していますが・・・。
        ▼
「それ以上の敵が 入らないように
 魔法を連続して使っている
 魔法使い殿が 心配です。




(シルヴェル騎士)
「おーい そろそろ
 次の敵を 中に入れるぞー!

(2)
「だいじょぶかー!
 ヤーク族の戦士諸君
 がんばってくれーー!!




(グルドカブト兵士、シルヴェル騎士×2、グルド兵士)
「これで 勝てなきゃ
 エットミランシェルは
 終わりになっちまう。
        ▼
「シルヴェルと グルドが
 手を組んだんだ!!
 お前たちなんかに 負けるものか!

(2)
「オレたちゃ
 エットミランシェル連合軍だぞ!

(3)
「この戦争で 倒れた仲間の
 カタキをとってやる!

(4)
「うおーっ!
 必殺の一撃 うけてみよ!!

(5)
「シルヴェルと グルドが
 手を組んだんだ!!
 お前たちなんかに 負けるものか!

(1〜5をランダム)




フェーベンネルス
「クルトか・・・
 はぁ はぁ はぁ・・・。
        ▼
「お前たちに ケガはないか?
 ビーボォたちが 入れ違いで
 グルド王のいる方へ行ったはずだ。
        ▼
「回復が 必要なら
 もどってみるがよい。

(2)
「ここから ずっと奥の
 つめたい 空間の中で
 邪悪な 存在がうごめいておる。
        ▼
「たぶん そこに
 氷の女王イスカールが
 いるはずじゃ・・・。
        ▼
「ゆくがよい クルト
 イスカールと戦い
 あの者を 倒すのじゃ。



(対岸のヤーク族と魔物には話しかけられない)




(手前のエリア)


(フェーベンネルスと話した後だとビーボォと行商のおじいさんがいる)

ビーボォ
「あんたたち ケガしてない!?
 だいじょうぶ!?
        ▼
 ねえ ねえ
 わたしたち 帰れるわよね・・・。
        ▼
「いけない!
 仕事の方を 忘れちゃいけないわ。
        ▼
「どうするの?
(魔法司の仕事。治療も合成も可能)

>ちりょうをする
ビーボォ
「治療ね? わかったわ。
 じゃ さっそく・・・
        ▼
ビーボォ
「ヴァーハル ヘント
 ターデ ルーグント!!

(回復)
ビーボォ
「おつかれさま
 これで もう だいじょうぶよ。
        ▼
「他にも 何か ようはある?

(合成画面は他の魔法司と同じで「〜してください」になっている)

(キャンセル)
ビーボォ
「じゃ 気をつけて
 いってらっしゃい。




(行商のおじいさん)
「まさか!
 こんなところまできて
 商売をしようとは・・・。
        ▼
「しかし わたしも商人です!
 こんな時でもお金はいただきます。
        ▼
「たとえ この身が滅びようと
 その瞬間まで わたしは
 商人でありたい!
(威勢のいい汎用。
スベシャルハーブ、きつけのハーブ、エリクサー、クロスオブメイジ)





(氷の建物・奥)


(ケッテリの前に近づくとイベント発生)

ケッテリ
「やはり ここまできたのは
 おまえたちだったか!


(ケッテリが一歩前に出る)


ケッテリ
「イスカール様が
 気にしておられたのも無理はない。
        ▼
「しかし ここまでだ
 わしの 言う意味はわかるな。


(戦闘へ。ケッテリ+グレンデル×2)


(勝利するとケッテリもいなくなっている)




(扉に近づくと自動的に開く)




(最奥)


(大きな炎のようなものが道をつくるように左右に並ぶ。
 その奥には小さい青い炎が放射状に二列並び中央を目指している。
 その先にイスカールがいる。背後に悪魔らしき像がある)


(近づくと中央に4人が集り、イベント開始)


イスカール
「ウルクト。
        ▼
 16年前から
 あなたが 私を倒しに来るのは
 わかっていました。
        ▼
「私は氷の女王イスカール。
 真の言葉を知るものです。
        ▼
 フフフ・・・意外ですか?
 私は 真の言葉の
 正統なる使い手なのです。
        ▼
「言葉には さまざまな
 意味があります。
        ▼
「ひとつの 真の言葉にも
 いろんな意味が
 混ざりあっているのです。
        ▼
「白の魔法使い
 フェーベンネルスや
 あなたの 真の言葉は
        ▼
 まだ真の言葉の
 きれいごとに過ぎません。
        ▼
「本当の真の言葉の
 使い手になるためには
        ▼
 真の言葉のすべてを
 知りつくすしかないのです。
        ▼
「この私が
 シルヴェルやグルドで
 見せてさしあげたようにね。
        ▼
「ウルクト。
 あなたは私には勝てない。
 でも見どころがあるわ。
        ▼
「いっしょにエットミランシェルを
 思いのままにしましょう。


(メイが前に出る)


メイ
「それはウソよ イスカール
        ▼
 欲望では 真の言葉の
 本当の力を出すことはできない。
        ▼
「エルフはそのことを
 昔からずっと伝えてきたの。
        ▼
「真の言葉の意味が
 カオスであっても
        ▼
 あなたのような独裁者には
 真の言葉の本当の力を
 使いこなすことはできないわ!


(メイがクルトを振り返る)


メイ
「ウルクト。
        ▼
 あなたは
 真の言葉の使い手になるため
 戦わなければならないわ。
        ▼
「私のフェナムンはユルハータ。
 エルフの王の娘よ。
        ▼
「私を信頼して。
        ▼
 あいつの言葉に
 だまされてはダメよ。
        ▼
「真の言葉の使い手になれれば
 イスカールに勝てるはずだわ。


(メイが前を向く。ボルグが左からメイの隣に並ぶ)


ボルグ
「私のフェナムンはベョルン。
        ▼
 いままでレジーナ姫以外に
 明かしたことはないが
 君なら信頼して教えよう。
        ▼
「私の命は自由に使ってくれ。
        ▼
 こいつを倒さない限り
 エットミランシェルの平和は
 やって来ないのだ!


(レジーナが右からメイの隣に並ぶ)


レジーナ
「シルヴェルの王子クルトよ。
        ▼
 その栄光をすてる
 心構えがあるか?
        ▼
「この戦いはおまえが
 真の言葉の
 本当の使い手かどうかで決まる。
        ▼
「栄光や愛国心や執着心では
 この戦いには勝てぬ。
        ▼
「クルト。おまえには
 王になる以上の力を
 与えられている。
        ▼
 真の言葉の使い手になるために
 私利私欲はすてよ。
        ▼
「私はファーナ。
 グルドのために
 グルドをすてたもの。
        ▼
「おまえは
 エットミランシェルのために
        ▼
 シルヴェルを
 すてたものになるのだ!!


(クルトが3人の前に出る)


(メイが左右のボルグとレジーナの方を向いた後、前を向く)


メイ
「さあ みんな!!
 行くわよ!!


(戦闘へ イスカール→イスカール第二形態)










(エンディング・全て自動展開のため、メッセージ送りなし)


(黒い画面に白い字だけが並ぶ)
氷の女王イスカールは
16年前
シルヴェルの王子の誕生を恐れて
シルヴェルを襲ったのではなかった。




(エルダール村)


(キューケンホフ先生の周りに子供達がはしゃぐ。
 中央にはイェルトとユース。少し離れて長老)


イェルト
「エルダールも
 昔に もどったなあ。

「あとは また
 今までのように
 平和に くらすだけだ。


長老
「そうは言っても

 血が さわいでるんじゃあ
 ないのか? イェルト。


(長老、ユースの前へ)


「ユース 今度のことは・・・
 わしはなんと言っていいのか
 わからんのじゃが・・・。


ユース
「いいのよ長老様。

 子供はいずれ
 出ていくものだわ。

「それよりも私には
 イェルトの方が心配よ。

 また戦士に もどるなんて
 言い出さないかと
 ひやひやしてるのよ。


(先生、イェルト達の近くへ)


キューケンホフ先生
「わたしも またがんばって
 りっぱな生徒を 育てなくちゃな。


(大人達、一度子供達の方を見て、先生は大人達の方を向く)


「エットミランシェルの
 みんなのためになるような
 すばらしい生徒をね。




(黒背景)
イスカールは
真の言葉の使い手の誕生を恐れて
16年前シルヴェルを
襲ったのだ。




(グルド城)


(玉座の間の前の広間にレジーナとリダール、その右後方にグルド王、
 ふたりの行く手にグルドの臣下達が左右に5名ずついる)


(左の列にいた男性が列を出て臣下一同に宣言)


「・・・以上で
 レジーナ姫の王位継承と
 結婚の儀式は終了です。


(臣下達の列が崩れ、一部はレジーナの方へ)


(グルド隊長兵)
「レジーナ女王 バンザイ!
 ご結婚おめでとうございます。


(グルド騎士)
「これで グルドも
 正しい道に 進みます。


(臣下達は下の方へ消えて3人だけに。
 前グルド王がレジーナの前へ)


グルド王
「ああ レジーナ! 私は
 取り返しのつかないことをした。

 まったく言葉もない。

「これからは おまえが
 このグルドを
 正しい道に進めてくれ。

 リダール殿と いっしょにな。


(王が玉座の間の方へ消える。レジーナとリダールはそれを見送る。
 ふたり、一度向き合って、レジーナが前へ前へと進む)




(黒背景)
平和がもどった
エットミランシェルでは
真の言葉の使い手の誕生の物語が
ひっそりと語り継がれた。




(ヤーク族の村)


(村で大人や子供のヤークが思い思いにいる中、ボルグが村に戻る)


「ボルグ お帰り!


(子供達が集り、大人達も続く。近くには族長の娘)


「お話は聞いたよ。
 すごかったねえ。


(住居からもヤーク族が現れ、ボルグの周りに。
 ボルグと族長の娘が連れ立って左の家に行くのを、全員がついていく。
 少しするとボルグだけが外に出てきて中央階段近くへ)


ボルグ
「ふう・・・・・・・。

 クルトとメイは
 どうしているんだろうなあ。




(黒背景)
そしてあの最後の戦いは
ザ・ラストバトルとして
長く みんなの心に
明るい火を ともし続けた。




(シルヴェル城)


(夜。2階。王の寝室にはシルヴェル王やユーリやメイドがいる。その入り口にシルヴェル騎士。
 王は落ち着かなさげにうろうろしている。
 そのさなか、赤ちゃんの鳴き声が)


「ホギャー ホギャー!


(男性が王の寝室にやってくる。メイドがかけつける)


「王様!!
 お生まれに なりましたよ!!
 元気な男の子です!!


(シルヴェル王、男性に近づく)


グスタフ
「やったぞっ!!


(王と男性とメイド、そしてユーリが寝室の外から下へ消える)


「ホギャー! ホギャー!


「王様 お妃様
 おめでとうございます。


「ほんとうに元気な
 赤ちゃんだこと。


「お妃様も お元気で
 ほんとうに なにより。


「ホギャー! ホギャー!


(ユーリだけが寝室に戻ってくる)


ユーリ
「これでシルヴェルも・・・


(少し左へ動く)


ユーリ
「・・・しかし
 これで良かったのだろうか?・・




(黒背景)
しかしクルトとメイの消息は
エットミランシェルでは
もう2度と
聞かれることはなかった・・・。






              fin








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