トップ資料室ザ・ラストバトル セリフ集INDEX>06 エルフの里〜ヤーク族の村の会戦直前




ザ・ラストバトル セリフ集
06 エルフの里〜ヤーク族の村の会戦直前




(エルフ族の里)


(エルフ子供)
「エルフの 森で
 わになって あそぼ。
        ▼
「みんなで ネファを持って
 魔法ごっこして あそぼ。
        ▼
「ネファとマナの 組み合わせ。
 変幻自在の 組み合わせ。
        ▼
 さあ みんなで わになって
 ためして み・よ・う!




(エルフ子供)
「エットミランシェル1の
 強い強い よろい。
        ▼
「シルヴェル糸と 鳥人の羽と
 ヤーク族の たくみの腕。
 その名も ミランシェル。
        ▼
「軽くて 強い
 ドラゴンの つばさのような
 最上の よろいだよ。




(エルフ子供)
「エルフの 森で
 わになって あそぼ。
        ▼
「みんなで ネファを持って
 魔法ごっこして あそぼ。
        ▼
「銀のネファは シルヴェルリーケ
 金のネファは グルドリーケ
 光のネファは イカダ族のもの。
        ▼
「さあ みんなで
 さがしに い・こ・う!




(エルフ子供)
「エルフの 森で
 わになって あそぼ。
        ▼
「みんなで ネファを持って
 魔法ごっこして あそぼ。
        ▼
「光のネファと 風のマナで
 好きなところへ とんでいける。
 さあ やってごらん!




(エルフ子供)
「エルフの 森で
 わになって あそぼ。
        ▼
「みんなで ネファを持って
 魔法ごっこして あそぼ。
        ▼
「銀のネファと 火のマナで
 だれも魔法は となえられない。
 さあ やってごらん!




(エルフ男性)
「エットミランシェルが
 生まれたときの歌
 聞いていくかい?

   >はい
   「むかし むかし
    世界が まだ あまり
    かたまっていないころ。
           ▼
   「偉大なエルフ王 ハイラムは
    悲しみの中 船を進ませた。
           ▼
   「愛する妃を 失った心は ふさぎ
    言葉は 荒れて 風をよび
    船は嵐に つつまれた。
           ▼
   「まだ聞くかい?

      >はい
      「大海原は 荒れすさび
       エルフの船 バードは
       海の もくずときえた。
              ▼
      「かんいっぱつ 助かった
       偉大なエルフ王 ハイラムは
              ▼
       助けてくれた
       ドラゴンに のって
       あてどなく さまよった・・・。
              ▼
      「まだ聞くかい?

         >はい
         「ドラゴンの 名前はデュケン。
          まだ子供の ドラゴンだった。
          つばさには 力がなかった。
                 ▼
         「嵐に つかれて
          つばさを 休めたのに
                 ▼
          その船が 嵐に
          沈んでしまったのだ。
                 ▼
         「その赤い目は
          陸地を 必死で さがした。
                 ▼
          つばさが 破れて
          ふたりが 落ち始めたころ
          その目に 山が見えた。
                 ▼
         「まだ聞くかい?

            >はい
            「今も エットミランシェルに
             高く そびえる山
                    ▼
            「あのベーテブルグに むかって
             ふたりは 落ちていった。
                    ▼
            「嵐は やみ 風は流れ
             ふたりには 新しい国が見えた。
                    ▼
             森と湖の 美しい国
             エットミランシェル。
                    ▼
            「ふたりは 仲間を よびよせ
             この国を エルフとドラゴンが
                    ▼
             すえながく しあわせに
             くらしていく国と さだめた。
                    ▼
            「・・・これで 終りだよ。
             また聞きたかったら
             言ってくれよ。

            >いいえ
            (下と同じ)

         >いいえ
         (下と同じ)

      >いいえ
      (下と同じ)


   >いいえ
   「じゃあ また
    聞きたかったら 言ってくれよ。




(エルフ女性)
「あの人は いってしまった。
 人間の娘に 恋をして。
        ▼
 エルフが 人間に恋すれば
 エルフの命は 人間の命に
 変わってしまうのに。
        ▼
「みじかい 人間の命
 恋するだけで 終るのに。
        ▼
「あの人は いってしまった。
 人間の娘に 恋をして。
        ▼
 今は身体も くちはて
 土の下に ねむる・・・。




(エルフ男性)
「伝説のエルフ王 ハイラムが
 その身に おびていた剣。
        ▼
「あのオーラソードは
 どこにいって
 しまったのだろう?
        ▼
「イカダ族が 持っていった?
 難破船の中?
        ▼
 それとも ドラゴンが
 その穴の 闇の中に
 かくしているのか?
        ▼
「伝説の 大きな人
 エント族が 持っているの?
        ▼
 エルフの森には
 そんなものは ありそうにない。
        ▼
「ん? ・・・ ん?
 続きを 忘れちまったぞ。
        ▼
 この歌の続きは
 どんなんだったっけ?
        ▼
「えっ? 続きを聞きたいの?
 そうかあ。思い出さなきゃな。

(2)
(エルフの森には ありそうもない、まで同じ)
「ん? ・・・ ん?
 やっぱり続きが
 思い出せないぞ。
        ▼
「この歌の続きは
 どんなんだったっけ?




(エルフ女性)
「エルフは
 本当は 恋などしないのよ。
        ▼
 エルフは 言葉の生きもの。
        ▼
 でも 恋は
 言葉を こえて
 いくものでしょう?
        ▼
「だけど エルフは
 恋多き生きもの。
        ▼
 いつも言葉を こえたがってる。
        ▼
「恋は 言葉にならないのに
 恋の言葉は 言葉の中で
 一番 力を持っているものなの。
        ▼
「エルフが書く ラブレターなんか
 すごいわよ。
        ▼
「よんでいるうちに 言葉が
 どんどん 炎になって
 いっちゃんだから。

(2)
「エルフの さだめと
 言葉の さだめ。
        ▼
「エルフは エルフを こえたがり
 言葉は 言葉を こえたがる。
        ▼
 おもしろいわね。




(エルフ女性)
「エルフの1日は
 お話を作ったり 手紙を書いたり
 詩を読んだり歌ったり
        ▼
 そんなことをして
 移りすぎていくの。
        ▼
「エルフは
 言葉をつかさどるいきもの。
 言葉は とっても力があるわ。
        ▼
「だって ほら 人間たちが
 魔法と よんでいるもの。
        ▼
 あれだって 言葉の力で
 できているものでしょう?
        ▼
「エルフの1日は
 とっても 楽しい 1日よ。
        ▼
 あなたも やってみないこと?

(2)
「エルフは 言葉をつかさどるの。
 言葉は とっても力があるわ。




(エルフ男性)
「エルフが 詩人か。
 詩人が エルフか。
        ▼
「ワインと ビールと
 キャベツが あれば
        ▼
 おれは 詩人さ
 ヤーレ ホッホ。




(エルフ女性)
「この森に 残っているエルフは
 今の世界には
 忘れ去られた者たち。
        ▼
「でも 真実は ここにあるわ。
        ▼
 エットミランシェルは
 エルフの 祖先によって
 作られたんだもの。

(2)
「エットミランシェル!
 美しき 森と湖の国。
        ▼
「エットミランシェルは
 エルフの 祖先によって
 作られたのよ。




(玉座の間)


ライム王妃
「私は エルフ王妃 ライム。
        ▼
 エルフは いろんなことを
 知っているものよ。
        ▼
「エルフは 生まれながらの
 詩人だから
 言葉そのものなの。
        ▼
「言葉とは 知ること
 知性とは 言葉なのよ。
        ▼
「そして エルフは
 言葉を 自由にあやつり
 詩や 歌に するのよ。

(2)
「エルフは 生まれながらの
 詩人。言葉そのもの。
        ▼
「言葉とは 知ること。
 知性は 言葉なのよ。
        ▼
「そして エルフは
 言葉を 自由にあやつり
 詩や 歌に するのよ。

(1回目・2)
「人間の子 クルトよ。
        ▼
 あなたは 私たちエルフに
 なにを おそわったかしら?
        ▼
「エルフは 生まれながらの
 詩人。言葉そのもの。
        ▼
「言葉とは 知ること。
 知性は 言葉なのよ。
        ▼
「そして エルフは
 言葉を 自由にあやつり
 詩や 歌に するのよ。




ロベルト王
「私は エルフ王 ロベルト。
        ▼
 エルフは 本来
 人間を 好まん。
        ▼
「おまえを 里に まねいたのは
 おまえが フェーベンネルスの
 弟子だからだ。
        ▼
「エルフの里に入れる人間は
 シルヴェル王 グスタフと
 フェーベンネルス
        ▼
 それに 彼等が
 つれてきた者だけだ。
        ▼
「おまえは この里に入った
 数少ない人間の1人
 と いうわけだな。
        ▼
「エルフには 真の言葉によって
 未来を 見通すことができる
 能力を持つものがいる。
        ▼
「私はシルヴェルが滅びるのを
 夢で見て
 メイをお城につかわしたのだ。
        ▼
「しかし私は
 真の言葉使いではない。
        ▼
 この先のことは私には見えない。
        ▼
「この混乱をおさめるのは
 たぶん真の言葉使いの
 仕事になるだろう。

(2)
「今 この国に
 真の言葉使いは いない。
        ▼
「しかし私はこの混乱が
 真の言葉使いを まっている
 そんな気がするのだ。
        ▼
「フェーベンネルスの弟子
 人間の子 クルトよ。
        ▼
 また来るがいい。
 いつでも かんげいするぞ。

(1回目・2)
「やあ フェーベンネルスの弟子
 人間の子 クルトよ。
        ▼
「言葉は なかなか
 それ自体からは 生まれん。
        ▼
「真の言葉使いは
 言葉だけの存在ではないのだ。
        ▼
「シルヴェルが どうなるか
 わたしには わからない。
        ▼
「この混乱をおさめるのは
 たぶん真の言葉使いの
 仕事になるのだろう。
        ▼
「クルトよ また来るがいい。
 いつでも かんげいするぞ。




(エルフの里・夜)


(エルフ子供)
「・・・・ムニャ ムニャ。




(エルフ子供)
「くしゅん・・・くしゅん・・・
 ハックション!!
(この子だけベッドに入らずにいる。入れないというべくか)




(エルフ子供)
「ぐぅーっ すびびび・・・・・。




(エルフ子供)
「う〜ん う〜ん・・・
 うわーっ!!
 はっ! なんだ 夢かあ・・・




(エルフ子供)
「おいらも ミランシェルが
 欲しいよー・・・ムニャムニャ。




(エルフ女性)
「恋する夜は 星のおくりもの。
        ▼
 はなればなれの 夜でも
 同じ気持ちに なれるもの。
        ▼
「むかし エルフとドラゴンが
 はなればなれに なったときも
        ▼
 いつまでも 変わらない
 星の下の友情を
 ちかったと言うわ。
        ▼
「ああ 私の あの人は
 いまごろどこに いるのかしら?




(ベッドの中で横を向いているエルフ女性)
「私は エルフ。
 私は 言葉。
        ▼
「エルフは 冷たく
 言葉を あやつるの・・・。
        ▼
 ・・・ムニャムニャ・・・。




(エルフ女性)
「・・・ぐうぐう・・・
 ・・・ぐうぐう・・・




(エルフ女性)
「まったくもう!
        ▼
 勝手に人間と けっこんして
 勝手に 命を みじかくして
 とっとと 死んじゃうなんて。
        ▼
「あんたって人は もう!
 ・・・ムニャムニャ・・・。




(エルフ男性)
「う〜ん う〜ん・・・
 うわーっ!!
 はっ! なんだ 夢かあ・・・




(エルフ男性)
「こりゃ!
        ▼
 おまえたちは こんなところで
 いったい なにをしてるんだね?
        ▼
「まったく 人間たちは
 おぎょうぎが 悪くて
 いかんなあ。




(エルフ女性)
「あなた!
        ▼
 こんなところで なにをしてるの?
        ▼
「あら?! あなたたちね。
        ▼
 でも 夜のエルフの里で
 ウロウロするなんて
 よくないわ。
        ▼
「これからは 気をつけなさい。

(2)
「でも 夜のエルフの里で
 ウロウロするなんて
 よくないわ。
        ▼
「これからは 気をつけなさい。




ライム王妃
「ああ 私の娘ユルハータ。
 危険な目に あってないかしら?
        ▼
「気をつけて いくのよ。
 ・・・スー・・・スー・・・。




ロベルト王
「・・・これは これは
 グスタフ王・・・。
        ▼
「こんなところで
 なにをして おいでですかな?
        ▼
 ムニャムニャ・・・。





(鉱山洞窟)


(立て札)
 トンネル街道  グルヴァ村へ

      鉱山に入る えだ道あり。





(ラントブルク村・日中)


(男性)
「えっ!・・・。
        ▼
「わたしらは
 畑の仕事ぐらいしか
 したことがないもんで・・・
        ▼
「剣を取って グルドと戦うなんて
 とんでもないです!
        ▼
「そんな 恐いこと
 言わないでくださいよ〜。

(2)
「そこの家には グルド兵の見はりが
 いるんですよ・・・。
 恐い話は ぬきにしてくださいよ。

(3*)
「土を相手に 生きてきた
 わたしらです・・・
        ▼
「この畑を ふみ荒すようなことは
 できませんよ〜ぉ。




(おばさん)
「ヤーク村のローグさん!
 ちょっと しゅうりしてほしい
 物があるんだけど。
        ▼
「あら いつもの道具屋さんじゃ
 なかったのね?
        ▼
「まちがえて ごめんなさい。

(2)
「いつもなら そろそろ
 ヤーク村から 道具屋さんが
 来てくれる はずなのに。
        ▼
「やっぱり 村で グルドに
 ひどいことを されているって話は
 本当なのかしら?
        ▼
「あら いけない!
 わたしは 何も 知らないのよ
 おほほほほ・・・・。

(3*)
「ヤーク村の 道具屋さんが
 しゅうりに 来てくれないなんて!
        ▼
「どうしましょう?
 うちの おなべ・・・。




(女の子)
「おにいちゃん
 ヤークの人と いっしょに
 旅をしているのね。
        ▼
「鳥の人は
 いっしょじゃないの?
        ▼
「あたし エルフの人に会うのも
 はじめてよ。

(2)
「ねえ おにいちゃん
 ドラゴンの人に 会ったことある?
        ▼
「あたし 図書館のドラゴンの本を
 読んで 全部おぼえちゃったくらい
 ドラゴンの人に会ってみたいの。
        ▼
「ドラゴンの人のことなら
 わたしに聞いてね。

(3*)
「グルドの人は 恐いから
 もう 会えなくなっても
 かまわないわ。
        ▼
「あの人たち もうじき
 ぐにゃ ぐにゃのスライムに
 なるのよ。
        ▼
「おかあさんが 食べて
 すぐ寝ると スライムになるって
 言ってたもの。




(おばあさん)
「畑の仕事もなぁ
 この年になるとな
 ちょいと きつーなってな。
        ▼
「じいさんと 2人で
 道具屋を 始めたんじゃ。

(2)
「まだ まだ 死んで
 フェナムンを 返上するような
 としじゃあ ないからのう。
        ▼
「わしの としか?
 アンタ 女に としを聞くもんでは
 ないとおそわらなんだか?
        ▼
 ましてや エルフのおなごに
 としなど聞いては ならんぞ。
        ▼
「なあ エルフのお嬢さんや?
 フェッ フェッ フェッ!

(3*)
「わしは これから
 道具屋の おばばとして
 もうひと花 さかすんじゃ。




(道具屋)
「はい はい。
 この道具屋のじいに なにか
 ごようで ございますかな。
(この口調なんだけど後は「どんな 用だい? と威勢のいい汎用)




(グルド兵士)
「おまえたち?
 見かけない 顔だな・・・。
        ▼
「おまえたちも 本を売りに来た
 本の行商なのか?
 この村には よく 来るぞ。
        ▼
「大きな 荷物をかかえて
 行ったり 来たり!
 大変なこった。
        ▼
「村のやつらも 1日1回は
 図書館に行くが・・・
        ▼
「本なんて そんなに おもしろい
 もんか?

(2)
「そうだ。
 グルドから 手配書が来てるぞ。
        ▼
「そこの 立て札に
 はりだして あるから
 おまえたちも 読んでいけよ。

(3*)
「王女様の ゆうかいは
 シルヴェル兵の 残党が
 ウラで手を引いているに違いない!
        ▼
「まぁ どこに かくれようとも
 すぐにハラを すかせて
 でてくるさ!




(グルド兵士)
「ぎゃははは〜!
 おまえさんも 聞いてくれよ。
 ヒック!
        ▼
「グルドの王女をよ
 ゆ・う・か・い・だってさ!
 うぃ〜〜。
        ▼
「あの はねっかえり娘を
 ゆうかいした者が いるなんて
 信じられないぜ。

(2)
「国では みんな言ってるぞ
        ▼
 あの 王女と 1対1で戦おう
 なんてーのは・・・。
        ▼
 ハラを すかせた
 ドラゴンぐらいなもんだって!
 ぎゃはははははーっ!

(3*)
「王女を ゆうかいしたやつらはよ
 いまごろは きっと 王女の手で
 ボコボコ だ〜。



(立て札)
 ・・グルド王女 ゆうかい犯・・
      指名手配!
    賞金 2000ソル
        ▼
   人 間族   男 1人
   エルフ族   女 1人
   ヤーク族   男 1人
        ▼
   情報では グルド王女は
 彼らに捕まったまま移動中らしい。
        ▼
 見かけた者は 我々に連絡せよ。
 ・・・・・・・ ・・・・・・・・




(女の子)
「いま 村のある ここの場所は
 むかしは 川の中だったことも
 あるんですって。
        ▼
「大雨がふると 川があばれて
 移動することも あったらしいわ。
 だから エンティラン川というの。
        ▼
「エンティランは
 ぼ・う・く・ん・ と いう
 意味よ。
        ▼
「わたし ちゃんと 図書館の本で
 しらべたんだから。

(2)
「わたしの おかあさんは
 学校と図書館の先生をしてるの。
        ▼
「だから家では おかあさん
 学校では 先生と よびなさい。
 そう いわれているの。
        ▼
「7才の子供に それは
 むずかしい 注文だと
 思いませんこと?

(3*)
「わたしね おおきくなったら
 人から 王妃様って
 よんでもらえる人になりたいの。
        ▼
「王妃様なら 先生より
 えらそうでしょ。




(男性)
「あの グルドの攻めてきた日の
 ことですか・・・
        ▼
「グルド軍に 村を囲まれたときに
 去年の 麦のしゅうかくを
 みんなで 差し出したんです。
        ▼
「おかげで 見はりの兵士こそ
 村に残されましたが 人や畑に
 手をだされずに すみました。
        ▼
「わたしらが 手にしてるのは
 すきや くわで
 戦いの道具ではありませんからね。

(2)
「この村の者は おとなしい
 人間ばかりだということが
 わかって いただけましたか?
        ▼
「よーく わかってもらわねーと
 こまるんだぜ にいちゃん!
 いけねぇ また やっちまった!

(3*)
「このあたりで とれる麦は
 エットミランシェルでは
 質でも 量でも 一番なんです。
        ▼
「わたしたちが 逆らわないかぎり
 グルド王国も この村を
 悪いようにはしないでしょう。




(女性)
「うーん できない。
 グルドの 勝利の詩なんか
 作りたくないわ。
        ▼
「だけど シルヴェルのひげき
 なんて 詩を作ってたら
 囚人島に 送られちゃう!
        ▼
「わたしの 畑仕事のあいだの
 楽しみが なくなっちゃったわ。

(2)
「美しくないわ!
 わたしの 美意識が
 ゆがんでしまうわ。

(3*)
「あのー うちの人・・・
 思わず くちにセッケン流しこんで
 洗って やりたくなるような
        ▼
 言葉使いや 態度をとったり
 しませんでしたか?
        ▼
「・・・いえ なんでもないんです。
        ▼
「はぁ いつまで・・・
 こんな 心配をしなきゃ
 いけないのかしら・・・。




(立て札)
    めずらしい本 買います。
  1さつにつき 麦 1ふくろ。
       ラントブルク村 図書館




(法衣の人=先生)
「図書館に なにか御用ですか?
        ▼
「いつもの 本の行商の方では
 ないですわね?
 どうしましょう・・・・。

(2)
「コホン。
 この上には 多くの
 きちょうな本が 集められてます。
        ▼
「えつらん禁や 持ち出し禁などと
 書かれた本は けっして
 手をつけないでくださいね。

(3*)
「あなたたち 図書館の本を
 かってに 持ち出しては
 いませんね!?
        ▼
「持ち出そうとしていたら
 本といっしょに 炎の呪文で
 灰になって もらったところです。
        ▼
「それほど ここには
 大事な・・・大事な本が
 あるのですから。



(『成長する武器』)
クルトは『成長する武器』の本を
手に取った。
読んでみますか?

>はい
武器のなかには 持主のかくれた力を
ひきだし ふつうの攻撃に魔法攻撃が
加わる特別なものがある。
        ▼
このとき 加わる魔法の攻撃は
持主の成長にあわせて 強力になると
いわれている 。(原文ママ)



(以後、はい/いいえの選択肢からなる同様の展開の場合、本の内容のみを記載)




『ミランシェルの謎』

最強のヨロイ ミランシェル。
このヨロイは 鉱石をきたえて
作るにあらず。
        ▼
鳥人の羽と シルヴェル糸によって
織りあげられる 職人芸のたまもの
なり。




『大ウード王国史』

・・・・・・・・・・・・・
その はんえいを究めた
人間族の 大ウード王国も
        ▼
デュナス王が 北にグルドリーケを
トルン王が 南にシルヴェルリーケを
王国より分家 建国したころより
        ▼
きゅうそくに その勢いを失う。
        ▼
今では その面影をエンティラン川の
ほとりの遺跡に 残すのみである。




クルトは『農業大全集』の本を
手に取ろうとした が!
あまりの重さに手がすべった。
        ▼
・・・・・・・!!
        ▼
本は クルトの足の上に落ちた。
        ▼
クルトの目にうっすらと 涙がにじむ




クルトは『破城つきのつよさ』の本を
見つけて 読んだ。
        ▼
読みすすむ うちに
シルヴェル落城の 悲しい きおくが
よみがえってくる・・・。




奥の方から うすよごれ
中は 手書きの文字で書かれた
本を 見つけた。
        ▼
『  しっぽから よむ本
 〜 えつらん禁・持ち出し禁 〜』
読んでみますか?

>はい
 いめふえくゆ 妃王 王ルェヴルシ
    りあ サワウたびのち落じぶ
 しな はうほうょじ のまさリーユ
        ▼
   ?たい聞サワウ の女王ドルグ
     てせまのもで酒 どんこ』
 『よくおてしだき聞 らか兵ドルグ
        ▼
  をおかいいのそいあ はに者の外
            !とこるす
     なるれらとさ に兵ドルグ
        ▼
   ちた人の族クーヤ で村クーヤ
  のいしらるいてっあ にめいどひ
        ▼
     は助援 のへ団士騎 の次
      たしまりまき に後日7
 すで全安 だま は装変の商行の本
        ▼
   者つも をうほうょじ いし新
      とこむこき書 もでつい

>いいえ
クルトは 手に取った本を
もとの場所に もどした。




クルトは『ドラゴンの本』の本を
手に取った。
        ▼
トカゲなんて 大っきらい!
と すべてのページに
落書きがされていて 読めない。




『エンティランの川』

エンティランとは
暴君のことである。
        ▼
名前のゆらいのごとく この川は
大雨がふると よくはんらんをおこし
人々に ひがいとめぐみをあたえる。




『大いなる巨人・エント族』

エント族の姿を 見た者はいない。
しかし 残された巨大な足跡により
その存在を信じる者は多い。
        ▼
足跡の中には 地下水脈をふみ抜いて
できた水たまりが 水脈を通じて
他の場所と つながっているらしい。
        ▼
と いうウワサもあるが・・・
確認した者はいない。






(ラントブルグ村・夜)


(おじいさん)
「すぅー・・すぅー・・・。




(おばあさん)
「ひるは 道具屋の おばば
 夜は 魔法使いの おばばじゃ。
        ▼
「夜は 魔の刻
 魔法の研究の ためにあるのじゃ。
        ▼
「そうれ・・・
 エット トヴォー トレー!
 おしい! 不発なのじゃ。

(2)
「魔法の いりょくが
 マナの組合せや 加えるひりつで
 変わるのを知っとるか?
        ▼
「びみょうに 変えていくとな
 ときどき すごい強力な魔法が
 できあがる事もあるのじゃ。
        ▼
「ともかく いろいろと
 やってみることじゃ。




(魔法司は変わらず)




(兵士)
「ここの見はりは 楽だぞ〜
 グルドに対して 反抗しようという
 気がないからな ヒック。
        ▼
「畑仕事に はげむだけで
 よからぬ 相談をする
 けはいもない。
        ▼
「おかげで 見はりに残った
 オレたちは こうやって
 ゴロゴロしていられるのさ。

(2)
「もし もんだいが 起ったら
 シルヴェルから 部隊を呼んで
 こんな村 すぐに ぼろぼろさ。
        ▼
「みせしめのために
 村のひとつ ふたつ つぶすくらい
 かんたんなもんさ。ヒック。




(兵士)
「私は 悪いことなんか
 なにも してませんよー
 ほんとですよー・・ムニャムニャ。




(男性)
「うーん・・・
 なれねぇ 言葉使いは
 つかれるぜ・・・。
        ▼
「がまん がまん
 だれにでも てーいねいに。
 あいそうよく・・・。
        ▼
「これも この村のため・・・
 かーちゃんの ため
 むにゃ むにゃ。



(女性)
「スヤスヤ・・・・。



(男性)
「シルヴェルの 王妃様は
 この村で生まれ 育ったんだ。
        ▼
 小さいころ 親を亡くして
 じいさんと ほら いまは
 グルドの兵隊のいる あの家
        ▼
 あそこに 住んでいたのさ。
        ▼
「なかなか きだてのいい娘で
 年ごろになると 遠くのほうまで
 ひょうばんになったもんさ。

(2)
「そう なん年か前だ・・・
        ▼
 ともに 王妃様を亡くされていた
 シルヴェルと グルドの
 両方の国の王様から
        ▼
 ぜひ 新しい王妃に と
 望まれて。
        ▼
 それで あの娘は
 シルヴェル王と 結婚したんだが
 あの戦いで・・・・
        ▼
「あの娘は 無事でいるんだろうか。



(女の子)
「今度は ドラゴンの人に
 会えますように・・・。



(おばさん)
「ぐぅーっ すびびび・・・・・。



(法衣の人)
「このまま グルドの
 支配が つづくのでしょうか?
        ▼
 娘の 将来は
 どうなるのでしょう?。(原文ママ)
        ▼
「うちのひとは 仕事にでたまま
 帰ってきてくれないし・・・。

(2)
「娘には わたしの後を継いで
 ふつうに 学校の先生に
 なってほしかったのに。
        ▼
「あの子の将来が
 とっても 心配ですわ。




(女の子)
「クーヤ は ヤーク
 リーユ は ユーリ・・・。
 ふん かんたんすぎるわ!
        ▼
「大人が 考えることなんて
 この ていどよ・・・・。
 わたしって 天才かしら?
        ▼
「やっぱり こんな いなかに
 うもれていい 女じゃないわ・・
 王妃になるのよ むにゃ むにゃ。





(ベルクスタット)


(グルド兵士左)
「隊長が グルドリーケへ
 お帰りになっている あいだは
 この 関所の扉は 開かんぞ!

(2)
「自分のいないあいだは マチガイの
 おこらぬよう 門をとじておけと
 隊長に きつく言われているのだ。
        ▼
「まぁ しばらくはここは
 通れないと 思え!

(3*)
「関所は開かんと 言っておる!
        ▼
 我が グルドのやることに
 さからってはいかん。




(グルド兵士右)
「・・・・・・・・・。
        ▼
「・・・・・・・・・!!
        ▼
「こら! 門番は 話などして
 見はりを おこたるような
 ことをしては ならんのだ!

(2)
「グルドに 逆らうと
 痛い目にあうぞ。
        ▼
「この町も エルダール村のように
 はいきょに してほしいのか?

(3*)
「おまえたち ワシらの
 じゃまをするんじゃない。




(グルド王女誘拐の立て札。内容はラントブルクと同じ)




(立て札)
     ー 通告 ー
 しばらく 関所の門は開かないぞ。
     ・グルド軍 関所警備隊・




(グルド兵士)
「いまさら 戦闘訓練なんか
 できるかよ〜。
        ▼
「オレは あのシルヴェルの戦いを
 戦いぬいた 勇士だぞ。
        ▼
「なんでオレだけ 部隊の連中と
 いっしょに こうたいで
 国に 帰れなかったんだ〜。
        ▼
「たかだか お酒のんで
 ほんの チョット!
 暴れた だけじゃないか。

(2)
「気分なおしに
 いっぱい のみたいな・・・。

(3*)
「隊長は 枢機卿どのに
 呼びだされたからな。
 しばらくは 帰らないぞ。
        ▼
「わけなんか 知るもんか!
        ▼
 あの枢機卿様は
 えたいの知れない ところのある
 恐ろしい人だからな。
        ▼
「チェッ 鳥ハダが立っちまった。




(フードの人)
「大きな声じゃ言えませんけどぉ
 あんなところに
 関所なんか 作られたせいで
        ▼
 この町の 商売のほうは
 さっぱりですの!

(2)
「あの 関所の扉 ごらんになった?
 なんて がんじょうそうな
 扉なんでしょう・・・。
        ▼
「そりゃあ あちらさんの都合だけで
 お作りに なったんですから
        ▼
 がんじょうな物でないと 心配だ
 と いうのは わかりますけどぉ。
        ▼
「でも こちらも もっと
 すごいモノを ひっぱりだせば
 こわせるはずですわよね。




(女の子)
「あんた わたしより
 3ヵ月も 後から生まれたのに
 なまいきよ!!
        ▼
ぼかっ!

(2)
ぼかっ!
        ▼
「なんて 石頭なの!
 手が 痛くなっちゃったじゃない!
        ▼
「ヤークの破城つち より
 あなたの 頭のほうが
 よっぽど カタイんじゃないの?

(3*)
「ちっちゃいなりして
 うろちょろ うろちょろ
 するんじゃないわよ!



(男の子)
「おまえなんか あの関所の
 かべに 頭ぶつけて
 こぶこぶ頭に なっちゃえ!
        ▼
(2)
「わーん!
 いじめっ子! いじめっ子!
        ▼
ぼかっ!
        ▼
「ぶたないでよ〜 わーん!

(3*)
「おまえの フェナムンは
 『ゴブリン』だい!
 じゃなきゃ『いじめっ子』だい!
        ▼
「ばか ばか〜!!




(いやしの館)
「いやしの館に どのような
 御用でしょうか?

「この店では 魔法合成も
 うけたまわっております。
(以下、魔法司の仕事。セリフ通り魔法合成も可)




(立て札)
 ー 古道具屋『早い者勝ち』 ー

 売る物はふるいが 商売は早い!




(古道具屋)
「ここは 古道具屋だ。
 買い物だったら 早くえらべ!
 オレは 気がみじかいんだ。
(だけど以下は丁寧汎用)




(おばさん)
「グルドの連中は
 関所の むこう側で
 一日じゅう 戦いの訓練らしいよ。
        ▼
「ワー ワー 大声あげてさ
 うるさいったら ありゃあしない。

(2)
「あんな事してさ
 あたしらを おどしている
 つもりなんだよ きっと。

(3*)
「前は 関所の向こう側だって
 商店が あったんだよ。
        ▼
「それを グルド軍が 取上げて
 家をブッ壊して 兵隊の訓練に
 使っているのさ。
        ▼
「ひどい話さね。




(エルフの男性)
「グルドが 攻めて来たときの
 ことを 聞きたいのかい?
        ▼
「あっけないもんさ
 とつぜん 町にやってきて・・・
        ▼
『本隊は すでに シルヴェル城を
 攻め落としにむかった。
        ▼
『おまえたちも いますぐに
 降伏すれば この町を
 悪いようにはしない とね。

(2)
「なにひとつ 戦いの準備なんか
 してなかったからね。
        ▼
「この町は そのまま
 グルド軍に 降伏したよ。
        ▼
「その夜の うちだったな
 シルヴェル城が 落城したって
 聞かされたのは。




(道具屋:エルフの女性)
「いらっしゃいませ。
 ここは エルフ族の品物を
 あつかう お店です。
(以下は丁寧汎用)




(宿屋)
「いらっしゃい。
 おとまりで ございますか?
        ▼
「一晩 50ソルに
 なるけど いいかい?

>いいえ
「こんどまた よろしくね。

(>はい は未調査)




(男性)
「聞きましたか?
 しばらく 関所を通って
 港町には行けそうもないんですよ。
        ▼
「わたしなんか もう
 ずぅ〜っと あしどめされていて
 商売にならないんですよ。

(2)
「こんな カッコをしていますが
 戦士でも 何でもないんですよ。
 ただの 商人なんです。
        ▼
「昔より 旅がキケンになったもんで
 ヨロイを着てるんですけどね。
        ▼
「しかし ヨロイが重い!
 こしが たたなくなりそうです。
        ▼
「これで 頭にカブトなんか
 かぶって 本を売り歩いた日にゃあ
 もう!
        ▼
 あたまなんか ムレムレで!!
        ▼
「わたしゃ この年で
 ハゲるなんて いやですよ。
        ▼
「いやー すいませんね。
 長いぐちに なっちゃって
        ▼
 み〜んな グルドが悪いんです。

(3*)
「わたし 商売は
 本の行商をしてるんです。
        ▼
「ラントブルク村に
 新しい本を 売りにいったら
 いきなり 追い出されましてね。
        ▼
「わたし なにか悪いことでも
 やっちゃったんでしょうかねぇ?




(ヤークの女性)
「ヤーク村が あんなことに
 なってなきゃ もうちょっと
 売り物も あったんだけどね。
        ▼
「なんだい
 知らないのかい?
        ▼
「いま ヤーク族が むりやりに
 作らされてる品物は すべて
 グルドが 取っちまうんだよ。
        ▼
「そこにいるのは スヴァルトの
 息子の ボルグだね・・・。
        ▼
「ヤーク村のことは
 聞いているんだろうね
 だから 帰って来たんだろう?

(2)
「ボルグ・・・・・。
        ▼
 この店の 地下室に
 アンタが来るのをまっていた者が
 いるんだよ。
        ▼
「誰なのかは 会ってからの
 おたのしみさ。




(武器屋:ヤークの男性)
「いらっしゃい。
 ここは ヤーク族の
 武器・防具の店だ。
        ▼
「まあ 今は たいした品は
 おいてないが・・・。
(以下、威勢のいい汎用)





(グルド騎士)
「おい おまえ!
 手配書にあった にがおえに
 にているな!?
        ▼
「おまえなんかに レジーナ王女を
 ゆうかい できるようには
 見えないから 別人だろうが。

(2)
「まぁ あの王女は
 グルドには 不必要な人間だ。
        ▼
「グルドリーケの 未来は
 枢機卿様に おまかせしておけば
 まちがいはないのだからな。

(3*)
「ゆうかいされた 王女のことか?
        ▼
 王や 枢機卿様の決定に逆らう
 とんでもない 小娘だな。





(ベルクスタット・夜)


(グルド兵士左)
「みんな 寝てるっていうのに
 オレ様は 門番で眠れない・・・。

(2)
「ちょっとでも
 怪しいことが あったら
 大声で さけんでやる!
        ▼
「大声でさけんで 寝ている仲間を
 たたきおこしてやるんだ!
        ▼
「たたきおこされた 仲間が
 寝ボケて 暴れ回っても
 オレは しらん!




(グルド兵士右)
「ねむいぞ・・・
        ▼
 くじびきで 門番を決めようなんて
 いうんじゃなかったな。




(ベッドの中の古道具屋:動いている)
「朝まで まてない
 その つっぱしったところが
 気にいった!
(売買モードに。ただし、売り物はエルダール村の品揃え)




(おばさん)
「すびぃー すびぃー。




(女の子)
「明日こそ
 あの子と ケンカしないで
 仲良くして あげよっと。
        ▼
「あたしの ほうが 3ヵ月も
 おねえさん なんだもんね。
        ▼
「おやすみなさい〜。

(2)
「すー・・・・すー・・・
 ムニャ ムニャ。




(エルフの女性)
「シルヴェルの グスタフ様
 このままずっと捕まらなければ
 いいんですけれど。
        ▼
「まえの王妃様と お子様を
 一度に亡くされたと思ったら
 こんどは 王国まで。

(2)
「グルドは まるで グスタフ様が
 病気で 倒れたところを
 ねらったみたいに・・・
        ▼
「すべては
 グルドの いんぼうなのかしら?




(エルフの男性)
「・・・・ムニャ ムニャ。




(武装男性)
「ラントブルク村に
 新しい本を 売りにいったら
 いきなり 追い出されましてね。
        ▼
「わたし なにか悪いことでも
 やっちゃったんでしょうかねぇ?

(2)
「なんか・・・
 眠れなく なっちゃいました。




(男の子)
「ぐすん ぐすん・・・・。




(フードの人)
「すぅー・・すぅー・・。




(ヤーク女性)
「そこにいるのは スヴァルトの
 息子の ボルグだね・・・。
        ▼
「ヤーク村のことは
 聞いているんだろうね
 だから 帰って来たんだろう?

(2)
「ボルグ
 この店の地下に アンタが来るのを
 待ってた人が いるんだよ。
        ▼
「誰なのかは 会ってからの
 おたのしみさ。




(武器屋)
「あんな門なんか ヤーク族の
 破城つちが ありゃあ
 わけなく・・・ぐぅ〜。




(騎士)
「なに?
 ほかの 兵士どもだと。
        ▼
「この家に 全員が入るわけは
 ないではないか。
        ▼
「新兵どもは みんな 向こう側の
 ぼろ家で ザコ寝をしとる。

(2)
「半人前の 新兵どもに
 ベットなど 必要ない!(原文ママ)
        ▼
「どんどん きたえて
 枢機卿様の 手足となる
 強い兵士に なってもらわねばな。




(兵士)
「ぐぅーっ すびびび・・・・・。




(兵士:寝付けない)
「枢機卿の こしぎんちゃくめ
 寝る前に いっぱいやったって
 いいじゃねえか・・・
        ▼
「枢機卿様 枢機卿様って
 うるせえんだから・・・。




(武器屋地下)


(テーブルの少し手前まで行くとスヴァルトが振り返り、イベント開始)


スヴァルト
「やれ やれ・・・
 やっと 来たか。
        ▼
「ボルグ そして 仲間のみなさん
 とりあえず 奥の方へ
 おいでください。


(4人、パーティの状態のままテーブルに横並び。レジーナがテーブルから外れる)


スヴァルト
「ボルグ さっそくだが
 ちょっと むこうで話がしたい。
        ▼
 そちらの みなさんには
 ちょいと 失礼するよ。

(ボルグ外れて、隅でスヴァルトと話。
 以下高速展開)


ごにょ ごにょ


ぼそ ぼそ


うん うん そうか・・・


で もって・・・・


ほー そいつは なかなか


そうか そうか


よし わかった!


(ボルグ、スヴァルト、元の場所に戻る)


「話は ボルグから聞かせて
 もらいました。
        ▼
「あらためて 名のらせてもらうと
 わたしの名は スヴァルト。
        ▼
 ボルグの父です。
        ▼
「さて わたしから ひとつ
 みなさんを みこんで
 お願いがあるんだが。
        ▼
「まず グルドの支配より
 ヤーク村を 解放し
        ▼
 村にある 破城つちを
 手にいれてほしいのだ。
        ▼
「この町と ヤーク村が手を組み
 後は 破城つちがあれば
 町を とり返すことも可能なんだ。
        ▼
 手を借してもらえるかな?(原文ママ)


   >はい
   →☆へ

   >いいえ
   「いま この町にいる部隊は
    新兵だけで作られた
    実戦の けいけんのない部隊だ。
           ▼
   「この町を グルドから取かえすには
    いまが 一番いいのだ。
           ▼
    手を借してもらえないか?

      >はい
      →☆へ

      >いいえ
      「わかった わかった!
       みなまで言わずとも けっこう。
              ▼
      「キミたちは
       心の中ではすでに 手を借すことに
       決めている しかし!
              ▼
      「秘密がもれる 恐れがあるため
       いいえと こたえている。
       この 用心深さ!!
              ▼
      「この スヴァルト
       1本 取られましたな。
       わっはっは・・・
(問答無用で☆に続く)

☆
「それでは さっそく
 西の門をでて ヤークの村へ
 急いでもらえますか。
        ▼
「村についたら 族長のお嬢さんに
 会ってください。
        ▼
「順調にいっていれば 手配してきた
 準備も ととのっていると思う。
        ▼
「ヤークの解放が うまくいき
 破城つちの 準備ができたら
 また 会いに来てくれたまえ。
        ▼
「きみたちの 働きに
 期待しているよ。

(イベント終了)




スヴァルト
「では みなさん ヤーク村の準備が
 できたら 会いに来てください。

(2)
「レジーナ様・・・。
        ▼
「どうやら あなた様も
 いまのグルド王の なされようには
 反対の ごようす。
        ▼
「亡き母上様に にて
 そうめいな方で いらっしゃる
 スヴァルト 安心いたしました。




(イベント後・ヤーク女性)
「この町の人間が このまま
 グルドに やられっぱなしだと
 思うかい?
        ▼
「この町だって
 港町ハンスタッドほどじゃないが
 自由な商売の町で 通ってんだ。
        ▼
「このままじゃ いないよ
 そのために この町は あの人を
 秘かに呼びよせたんだからね。

(2)
「スヴァルトは 傭兵としても
 指揮官としても 有名だからね。
 まかせておけば だいじょうぶさ。
        ▼
「人を丸めこんで
 いいように 使うのも
 うまいんだけどさ・・・。





(ヤーク族の村・日中)


(ヤークおじいさん)
「ワシらの・・・
 ゆいしょただしい洞窟を
 勝手に使う者たちよ!
        ▼
 たたりが あるのじゃ!!
        ▼
「ウンニャラ ウンニャラ
 ヤーク ヤーク ヤーク!

(2)
「わしの りっぱなヒゲにかけて
 わしの 丸い しっぽにかけて!
        ▼
「ヤーク族の 祖先の霊よ
 あの ヒゲなしどもに
 罰をあたえたまえ!

(3*)
「あんな アタマのかるいトリや!
 りっぱなヒゲもない 人間などに!
        ▼
 ヤーク族の神聖な洞窟を・・・。
 勝手に使われるとは!




(ヤークおばあさん)
「鳥人たちも 昔は あんなじゃあ
 なかったんだけどねぇ。
        ▼
「悪いグルド兵に
 そそのかされたのかねぇ
 こまった連中さ。

(2)
「むかしから 物事を
 あまり考えないで 始める
 連中だったけどねぇ。
        ▼
「そろそろ 鳥人たちも グルドに
 うまく 使われているだけだと
 判っても いいころなのにねぇ。

(3*)
「何かあれば 鳥人たちの
 目もさめると 思うんだけどねぇ。




(下段右端の扉)
扉には 特別な魔法のカギが
かけられている。




(ヤーク男の子)
「族長さんとこの おねぇちゃん
 このごろ 昼の間は
 いないことが 多いんだ。
        ▼
「帰ってくると
 いつも ドロだらけだしね!
        ▼
「きっと どこかで
 ドロンコ遊びしてるんだよ。

(2)
「ぼくも ドロンコで いっしょに
 遊びたいって言ったら。
        ▼
「こわい顔をして
 この事は 誰にも
 言っちゃいけませんだって。




(ヤーク魔法司)
「この村の 魔法司は
 代々 ヤーク族の者が
 つとめて おります。
        ▼
「もちろん
 人間族 エルフ族のかたがたも
 治療 回復いたします。
(治療のみ)




(ボルグの叔母)
「帰ってきたんだね ボルグ。
        ▼
「ほんとに スヴァルト兄さんの
 言っていた とおりになったね。

(2)
「ベルクスタットの町で おまえの
 おやじさんに 会って来たんだろ?

   >はい
   「おまえの おやじさんが
    考えたことさ ぬかりはない
    だろうよ。
           ▼
   「族長のお嬢さんの ところへ
    行ってみると いいよ。
           ▼
   「おおきな声では 言えないけれど
    あることが ここでも
    進んでいるからね。

   >いいえ
   「もし あんたが来たら
    ベルクスタットへ 来るように
    伝えてくれと いわれたんだよ。
           ▼
   「すれちがいに なったんだね。
    1度もどって 話を聞いてみなよ。

(3*)
「しかし なんだね・・・。
        ▼
「わが兄ながら スヴァルトの
 ふらふらした 性格は
 ボルグ! おまえもそっくりだよ。




(ヤーク女性)
「まぁ ボルグ!
 帰ってきてくれたのね・・・。
        ▼
「うちのダンナの ヘーグも
 連れていかれる まえに
        ▼
『きっと ボルグが 助けに
 とんでくる はずだ!
        ▼
 そう 言ってたのよ。

(2)
「もうひとつ 大事なことがあるの。
        ▼
「ずっと 旅に出ていた
 スヴァルトさんが こっそりと
 帰っていらして・・・・。
        ▼
「族長の お嬢さんと
 秘かに 話をしていたようだけど
 くわしいことは わかんないわ。

(3*)
「ヘーグも 彼の弟の ローグも
 今は ほかのみんなと いっしょに
 捕われて 大洞窟の奥よ。
        ▼
「ヤークは 腕のいい職人だから
 グルド軍のために
 武器を作らさているのよ。(原文ママ)




(ヤーク女の子)
「ねぇ ねぇ!
        ▼
「毛皮がなくても 寒くないの?
 ちっちゃいミミでも 聞こえるの?
        ▼
「そんな おくちじゃ ガブリって
 ごはん 食べられないでしょう?
        ▼
「わたし
 ヤーク族に 生れてよかった。

(2)
「おにいちゃんたちも ヤーク族に
 生れたかったって思うでしょう?

(3*)
「ヤーク族の者はみんな 手先が
 きようだから モノを作るのが
 とっても うまいのよ。




(グルド兵士右)
「ぐおーっ・・・・・・・
 オレは オレは強いんだ〜
 むにゃ むにゃ・・・。




(グルド兵士左・色々寝返りを打っている)
「鳥人の やつらがよ
 夜は目が見えないって 言うんで
 オレたちが 夜の見はりなんだ。
        ▼
「人間は 夜 寝るモンなんだ!
 あいつらのせいで オレたちゃ
 寝不足だ〜。

(2)
「・・・・・・・ぐ〜ご〜。
        ▼
「はっ!!
 鳥人め シルヴェル落城の時も
 参戦してたぞ!
        ▼
「夜だって りっぱに
 目が見えるじゃねえーか!!
        ▼
「目が見えないってのは・・ウソ・
 だ・・・な・・・っ・・・
 ・・・・・・・・・・ぐーっ。

(3*)
「うご〜っ・・・・・・。




(ヤーク道具屋)
「ふぁ〜っ・・・・・・・。
 あっ ごめんなさい
 あくびなんか しちゃって。
        ▼
「どんな 品物をおもとめでしょう?
 旅の方でしたら こちらの
 メニューを ごらんください。

(買い物終了)
「・・・・一晩じゅうの 穴堀りは
 やっぱり こたえるわね。

(2)
「生活用品から 旅の道具まで
 親切ていねいが 合言葉。

(以後はどんな 品物を〜 1回目のからものと同じ)

(買い物終了)
「また どうぞ およりください。
        ▼
「むにゃ むにゃ・・・
 一晩じゅうの 穴堀りは
 やっぱり こたえるわ・・・。




(族長の娘はスヴァルトに会っていないと不在)




(鳥人・右)
「オマエら グルド兵の仲間か?
 オレたちは きちんと見はりの
 仕事 している!
        ▼
「見はりの 見はり
 必要ない!!

(2)
「グルド兵 ワレワレ鳥人
 信用していない!
        ▼
「ワレワレ もうグルド兵は
 信用してない。

(3*)
「やっぱり オマエら?
 変装した グルド兵。
        ▼
「そこの あかげの女
 コトバに グルドなまりがある!




(鳥人・左)
「この奥 おまえらには
 ようの ないところ。
        ▼
「カエレ カエレ!!

(2)
「グルヴァ村の 鉱山の石
 運んできた ようすない。
        ▼
「おまえら ただの ヨソ者
 さあ カエレ カエレ!

(3*)
「この奥 おまえらには
 ようの ないところ。
        ▼
「カエレ カエレ!!





(ヤーク族の村・夜)


(グルド兵士右)
「ここは グルド軍の武器工場だ
 なかに いれるわけにはいかん!
        ▼
「おまえたち!
 イタイ目に会いたいのか?

(2)
「なかの ヤークどもなら もう
 うすいスープでも のんで
 寝ているさ。




(グルド兵士・左)
「一晩じゅう
 こんなところで 見はりだぜ!
        ▼
「鳥人だって おいとけば
 しょうがいぶつ くらいには
 なるんだ・・・ぶっ ぶっ。

(2)
「こんな 仕事は
 あの いまいましい鳥人に
 やらせておけばいいのに!
        ▼
「いっそ こんどは 鳥人の島を
 ・・・。
        ▼
「まあ それは 王様か
 枢機卿様が 決めることだな。




(ヤーク女性)
「あのひとが 大洞窟の奥に
 囚われていると思うと・・・。
        ▼
「心配で とても寝てなんか
 いられないわ。




(ヤーク男の子)
「こわいよー!
 グルド兵が くるよー!
 ムニャムニャ・・・・。




(ヤーク女の子)
「スヤスヤ・・・・。




(ボルグの叔母)
「うんーん・・・なんだい・・
 こんな時間に!
        ▼
「スヴァルト兄さんかい?
 むにゃ むにゃ。
        ▼
「だいじょうぶだって
 あんたの 息子のボルグが
 来たら・・・・
        ▼
「ちゃんと ベルクスタットに
 行くように 伝えておくよ・・・
 おやすみ・・・ ぐー・・・。




(鳥人)
「ワレワレには あんなに広い
 空が あるのに。
        ▼
「こんな 地面の上の戦いに
 くちばしを はさむべきでは
 なかった。
        ▼
「鳥人の島へ 帰りたい・・・。

(2)
「いまでは 長老様の
 言うことを聞いて グルドなどと
 手を組まねば よかったと思うぞ。




(鳥人)
「グルド兵 ワレワレが
 トリと同じで 夜は目が見えないと
 言ったら 信じた。
        ▼
「やはり 地ベタを歩くやつは
 アタマ わるい。

(2)
「グルド軍と 手を組めば
 うまいモン食べて 楽できる!
        ▼
 グルド人 そう言っていたハズ。
        ▼
「なぜ こんな あなぐらで
 こんな ことしているのか?
        ▼
「グルド人 信用できない!
 仲間になるべきではなかった・・・。




(道具屋地下)


ヤーク魔法司
「まぁ ボルグさんじゃない?
        ▼
「ボルグさん なら
 だいじょうぶだと おもうけど
 ここで 見たことは秘密よ!
        ▼
「こっそり トンネルを掘ってるのは
 村のみんなのために やってる
 ことなのよ。

(2)
「えっ 魔法司の お仕事?
 朝になるまで まてないの?
        ▼
「まっててね いま
 ほこりを はらうから・・・
        ▼
「じゃあ はじめるわよ。
(以下、魔法司の仕事。治療のみ)




(ヤーク道具屋)
「ボルグ お店のことなら
 ひるまのうちに きてね。
        ▼
 いまは トンネル掘りで
 大変なところなのよ。

(2)
「ボルグ! だめよ
 おおきな 声をだしちゃ!!
        ▼
 ちょうど この上あたりに
 グルド兵の 見はりが
 立っているんですからね。




(以下はおじいさんとおばあさんと思われる。
 どちらがどちらかは不明)

「すびぃー すびぃー。

「ぐぅーっ すびびび・・・・・。




(このタイミングでビーボォのセリフが変わっているのを確認できたので次に記載)


(フェーベンネルスの家・鉱山突破付近)


ビーボォ
「ねねっ 聞いた?
        ▼
 グルド人は リスは
 食べないんだってさ。
 あー よかった!
        ▼
「ところで
 あたしに 何か用なの?
        ▼
「なによ? まだ あたしに
 魔法司がわりを やらせるつもり?
        ▼
 人間のくせに
 いつまでも リスに あまえて
 はずかしくないのっ!
        ▼
「・・まあ しょうがないから
 やってあげるけど これが最後よ。
 いいわね!
(以下、魔法司の仕事)







トップ資料室ザ・ラストバトル セリフ集INDEX>06 エルフの里〜ヤーク族の村の会戦直前