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271 ＥＸＰＲＯＬＥＲ 272 バーゲンセール？ 273 てっぽう 274 水の泡 275 資源は大切に 276 世の中のバランス 277 洪水 278 海の向こう |
279 ルイーゼの秘密 280 チーズケーキの落とし穴 281 意外な人気者 282 存在意義 283 もう食べられない 284 再会… 285 叶えられた願い |
271 ＥＸＰＲＯＬＥＲ
（工房Ｖｅｒ）
イングリド 「エルフィール、ちょっといいかしら？
エルフィール 「は、はいいっ！！
イングリド 「あなた、ろくに錬金術の研究もせずに街の外ばかり行っているでしょう！？
このままではあなた、錬金術士ではなく冒険者になってしまいますよ。自分が何になりたいのか、よく考えなさい。
エルフィール 「は、はあ…。
（アカデミーＶｅｒ）
イングリド 「あ、エルフィール。いいところで会ったわ。ちょうどあなたの工房へ行こうと思っていたのよ。
あなた、ろくに錬金術の研究もせずに街の外ばかり行っているでしょう！？
このままではあなた、錬金術士ではなく冒険者になってしまいますよ。自分が何になりたいのか、よく考えなさい。
エルフィール 「は、はあ…。
272 バーゲンセール？
ルイーゼ 「あなたたちは残念ね。本当は今日は全ての商品が半額になる日なの。普段高くて買えない物を買うチャンスだったのよ。
でも私がここに勤めるようになった年…だからあなたが入学した年から半額にならなくなったの。
エルフィール 「どうしてですか？
ルイーゼ 「噂ではアカデミーにお金がないからなんですって。経営難っていうのかしら？
…でも私にとっては都合がいいわね。だって私ってぼんやりしているから、半額の日だってことを忘れそうだもの。
273 てっぽう
エルフィール 「あ、変わった魚…。ねえ、これって美味しいの？
ユーリカ 「ああ、風船魚か。食べたら死ぬよ。
エルフィール 「…………うそ。
274 水の泡
オットー 「ちきしょう、俺がそのうちフラウ・シュトライトを退治してやろうと思って、色々準備してたってのによ…。
フラッとやってきた奴らが倒しちまったら、俺が今までやってきたことが全部水の泡じゃねえか！あ〜あ……。
275 資源は大切に
エルフィール （出来た！…ついに温泉卵が……！）
「…………。
（……貴重な材料をくだらないことに使っちゃった…。トホホ）
276 世の中のバランス
エルフィール （あ、あれは…校長先生だ。校長先生が街の中を出歩くなんて珍しいなあ…）
「校長先生、こんにちは。…今日はいい天気ですよね。
ドルニエ 「ああ、いい天気だね。これは世界霊魂がよいバランスで保たれている証拠だよ。
エルフィール 「世界霊魂？世界霊魂って街の中にもあるんですか？
ドルニエ 「ああ、あるよ。世界霊魂というのは世界が存在する限り、どこにでも存在するし誰にでも手に入るものなのだよ。
目には見えないが常にこの世界に存在している物質。それが世界霊魂なのだよ。
エルフィール （う〜ん…よく分からないや…）
277 洪水
（ムービー）
278 海の向こう
エルフィール （うう〜ん…。今日は何だか暑くて寝苦しいなあ…。ちょっと外を散歩してこよう…）
謎の男 （こんなに遠くに来てしまったけど…本当に追いつけるんだろうか……）
エルフィール 「…………。
（何だか寂しそうな顔してたなぁ……）
279 ルイーゼの秘密
ルイーゼ 「昨日もまたお釣りを間違えちゃって…。おっちょこちょいね、私…。それとも最近視力が落ちているのが原因かしら…。
エルフィール 「眼鏡をかけないんですか？よく見えるって話ですけど？
ルイーゼ 「ええ。実は持っているのよ。でも…先輩に大笑いされて、それから絶対に眼鏡はかけないって決めたのよ。
……ここまでくるともう意地みたいなものね。
エルフィール 「は、はあ。
280 チーズケーキの落とし穴
ノルディス 「やあ、エリー。こんにちは。
エルフィール 「あれ？今日はどうしたの？
ノルディス 「いや、本当はたまたま近くを通りかかっただけなんだけど…工房の方からいい匂いがするもんだからつい…。
エルフィール 「エヘヘ、実はね、いまチーズケーキを作っていたところだったんだよ。
ノルディス 「へえ、チーズケーキか。そういえば以前それらしいことを聞いたような気がするよ。
エルフィール 「うん。そんでもって今日もちょっと作ろうかなぁと思って…。
ノルディス 「本当にエリーってチーズケーキが好きなんだね。
エルフィール 「エヘヘ、それはもう！
ノルディス 「じゃあ、そのチーズケーキを作ってるのを邪魔しちゃ悪いからね。僕はこれで帰ることにするよ。
エルフィール 「そんな、もう少しゆっくりしていけばいいのに。
ノルディス 「いいよ、ちょっと近くを通っただけだから僕はこれで失礼するよ。チーズケーキの食べ過ぎで太らないようにね。
エルフィール 「…………。
帰り際にそんなこと言っていかなくったっていいじゃない……。
281 意外な人気者
子供 （それじゃ、お兄ちゃん。また明日ね。バイバイー！）
ダグラス （おう、気をつけて帰れよ！）
エルフィール 「へえ、意外だなぁ。ダグラスって結構子供に人気があるんだ…。
ダグラス 「そりゃ、な。聖騎士っていったら子供達の憧れみたいなもんだからな…。
エルフィール （……私なんかとは大違いだなあ。トホホ）
282 存在意義
エルフィール 「誰も怪しい人なんか通らないのに、毎日謁見室の警護をしているんですね…。結構ヒマじゃないですか？
エンデルク 「…騎士として本来はそのようなことを言ってはならないのだろうが、…時々そう思うこともある。
エルフィール 「ザールブルグって本当に平和ですよね。
エンデルク 「…この大陸から海を渡ったところにもっと平和な国が数多く存在する。騎士や冒険者すらいないような国だ。
…だがそんな国では、私のように剣のみに生きる者は生きてはゆけぬ。
ザールブルグは私のような者でも受け入れてくれる場所がある。…だから私はこの国に留まっている。
……さあ、無駄話は終わりだ。用がないのなら帰りなさい。
283 もう食べられない
その日の晩のこと……
ミュー 「……う〜ん…う〜ん…
エルフィール （…何だろう、さっきから誰かがうなってるような声が聞こえる…）
ミュー 「……う〜ん…う〜ん…
エルフィール （……ミューさんがうなされてる…何か怖い夢でも見てるのかな？）
→『起こそう』
エルフィール 「大丈夫ですか？しっかりして！
ミュー 「え！？何？……あれ？ごちそうがない。あんな食べきれないくらいあったのにー…。
→『やめとこ』
ミュー 「…………。
……エヘヘ…。
エルフィール （…さっきから一体どんな夢を見てるんだろう）
→『その他』
エルフィール （……ちょっと鼻をつまんでみよう）
ミュー 「…う〜ん…う〜ん…う〜ん……
エルフィール （…かわいそうだからやめておこう）
284 再会…
シア 「……マリー。
マルローネ 「シ、シア！？どうして？どうして帰って来るって分かったの？
シア 「街の外でマリーらしい人を見たっていう人がいて…ずっと帰ってくるのを待ってたの…。
……お帰り、マリー。
マルローネ 「……ただいま、シア。
エルフィール （ここにいると二人の邪魔かな？今日は大人しく帰ろう…）
285 叶えられた願い
エルフィール （う〜ん、どうも寝付けないなあ…。ちょっと散歩にでも行こうかな？）
→『散歩に行く』
エルフィール （あれ？あそこにいるのって…マルローネさんとシアさんだ。二人で何してるんだろう？）
↓
エルフィール 「こんばんわ。二人して…こんな時間にどうしたんですか？
シア 「ふふ、流れ星の話をしていたのよ。昔ここで流れ星を見たよねって。
マルローネ 「前に見たのはすごかったわよ。なんたって本当に星が落ちてきたんだから。
シア 「あの時、私はマリーが卒業出来ますようにって…。
マルローネ 「私はシアが元気になるようにって…。
シア 「大きい流れ星だったから願いが叶ったのかしらね？
マルローネ 「…そうかもね。
エルフィール （いいなぁ…こういう友達って…）
→『寝なおす』
エルフィール （う〜ん、何とかして寝よう……。むにゃむにゃ）
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