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ザールブルグの錬金術士2 エリーのアトリエ イベント会話集
= お城 =


INDEX
126 東の台地
127 エアフォルクの塔
128 最悪の出会い
129 謎の男性再び
130 気になる城の中
131 謁見室潜入!
132 最後ののみの市
133 謎の男性の正体
134 通行許可証
135 大手を振って
136 王位継承問題
137 国王の悩み
138 死にまねの王様
139 君の仕業か?
140 新国王即位!
141 ザールブルグの変わる日
142 陰の功労者
143 禁断の果実
144 武闘大会1・ひとり静かに
145 武闘大会2・ルーウェンの苦笑
146 武闘大会3・死闘の後で







126 東の台地

 ダグラス   「変わった採取先ねえ?俺はそこら辺は分かんねえしなぁ…。大体、俺は最近このザールブルグに来たからなあ。
                  要は草が取れりゃあいいんだろ?だったらここに来る途中にそれらしい草が取れそうなところがあったぜ。
                  ここら辺の人たちは東の台地って呼んでる。その名のとおり東の方にあるから行ってみるのもいいかもな。





127 エアフォルクの塔

 エンデルク  「あまり外には出歩かないことだな…。命は粗末にしてはいけない…。…うむ、そうだな、ひとつ忠告しておこう。
                  この街から少し行ったところにあるエアフォルクの塔にだけは近づくな。塔には危険な怪物が多く生息しているのでな。





128 最悪の出会い

 謎の男    「あ、ごめん。大丈夫かい?ちょっとよそ見をしてて…。
 エルフィール 「い、いえ、大丈夫です。気にしないで下さい。
                (…あんまり見かけない人だなあ…)
                「…………。
                「ん?あれ?
                「ない!財布がなくなってる!まさかさっきの人!?
                「ちょっとあなた、待ちなさい!
 謎の男    「もしかして…僕のことですか?
 エルフィール 「当然じゃない!さあ、私の財布返しなさい。とぼけたってダメよ!
 クーゲル   「お嬢さん、大事な物をお忘れだよ。お嬢さんのではないのかね。
 エルフィール 「…あれ?それ私の財布……。





129 謎の男性再び

 エルフィール (あれ、この人どうしたんだろ?私の工房をじっと見てるけど…)
 謎の男    「あ、ごめん。君はこの工房に住んでいる人だよね。
 エルフィール 「…ええ、そうですけど…?
 謎の男    「以前ここに僕の友達が住んでいてね。たまたま近くを通ったものだから懐かしくて…。
 エルフィール 「ああ、そうだったんですか。
 謎の男    「失礼したね、それじゃ。
 エルフィール (あれ、そういえば今の人どこかで見かけた気がする…)





130 気になる城の中

 エルフィール 「…ケチ、少しぐらい奥を見せてくれたっていいじゃない。そんな減るものじゃないんだから…。
 ダグラス   「ダ・メ・だ。それに謁見室の前は隊長が見張ってるからな。ノラネコだって通ることは出来ねえよ。
 エルフィール 「むー。
                (見つからないで行く方法があればいいんだけど…)





131 謁見室潜入!

 エルフィール (ルフトリングを身につけていれば姿が消えるから、見つからずにお城の中を見学できるもんね)
    ↓
  ダグラス   「ふああ…眠む…。
    ↓
 エンデルク  「…………。
 エルフィール (さすがのエンデルク様も姿が見えなければどうしようもないよね)
 エンデルク  「む?今、何か気配が…。
 エルフィール (な、何なの、この人は……でも、ここを越せばもう謁見室…ん?何か話し声が聞こえる)
 ヴィント   (……お前もいつまでもフラフラしている歳ではないだろう。そろそろ王位を継いで身を固めてくれぬか)
 謎の男    (…またその話ですか?父上がご健在な今に、なぜ私が王位を継ぐ必要があるのですか?逆に国民が混乱するだけです)
 エルフィール (何かもめてるなあ…。王様と王子様みたいだけど…王子様ってどんな人なんだろう?カッコイイ人かな?)
                (……あれ?あの人、どこかで見たことがあるような気がする…。どこでだったっけ…?)
 エンデルク  「…やはり何かいるな……そこか!
 エルフィール (ひえええぇぇぇ、早いとこ逃げよう)





132 最後ののみの市

 ダグラス   「よう。…実は今年で恒例ののみの市が最後なんだ。気が向いたら参加してくれ。用件はそれだけだ。それじゃな。
 エルフィール (のみの市?そんなイベント、毎年あったんだ…知らなかった)





133 謎の男性の正体

 <工房>
 エルフィール (確か今日はのみの市だったっけ…)

 <のみの市会場>
 エルフィール 「へえ〜、こんな盛大なイベントがあったんだ、知らなかった。
 謎の男    「あっ!
 エルフィール 「す、すみません。ちょっとよそ見していて…。あっ、お金拾うの手伝います。
                (…あれ?どうしてこの人…金貨ばかり持っているんだろう?)
 謎の男    「ありがとう、助かったよ。それじゃ…。
 エルフィール (前々から怪しいとは思ってたけど…これは本格的に怪しいなあ。今日こそ正体をつきとめるぞ)

 …………

  エルフィール (あれ?ここってシグザール城じゃない。なんでこんなところに…?)
 ダグラス   (王子!また城下に行かれたのですか!あれほど私が…)
 エルフィール (王子…?あの人って、もしかして王子様!?何で街の中なんかをウロウロしてるんだろう)





134 通行許可証

 エルフィール (あれ?あそこにいるのは…)
                「お〜うじさま〜〜!
 ブレドルフ  「あっ…うわ…。な、なんでその事を…。君、ちょっといいかな?
                  何で君がそのことを…いや、どこでそのことを知ったんだ?
 エルフィール 「……え、あ、いや…どこと言われましても…。
 ブレドルフ  「…あまりそのことを広められると色々と困ることになるんだ。頼むから黙っていてくれないかな?
                  …そうだ、これをあげよう。これがあれば謁見室に自由に出入り出来るから…困ったことがあったら相談に乗るから…。
 エルフィール (困ってるみたいだし…。素直に言うことを聞いておこう…)





135 大手を振って

 ダグラス   「用がない人間はここから先に通すわけにはいかねえ。さあ、帰った、帰った。
                  …ん?それは…許可証じゃねえか!?確かにそれを持ってたら通していいとは言われてるけどよ…何でお前が…。
 エルフィール (この通行許可証、本当に効き目があったんだ…)
 ダグラス   「…チッ、仕方ねえ、通してやる。だがお前、城の中じゃ大人しくしてろよ。
   ↓
 エンデルク  「本当は一般人が城の中をウロウロするというのも好ましいことではない。用がないのなら帰りたまえ。
                  …む!そ、それは通行許可証!貴様!一体それをどこで手に入れた!?
 エルフィール (スゴーイ。謁見室に簡単に入れちゃった…)
 エンデルク  「仕方あるまい。……謁見室ではそそうのないようにな。





136 王位継承問題

 ディオ    「…先日、城の方に出かけたときに王子様をみかけたんだけどな、ありゃあ心配だな。まだ子供のつもりでいるよ。
                  あんまり大声じゃ言えないが…。いずれ王位を継がなきゃならなくなるだろうってのに、やる気あるのかねえ…。
                  ま、今の王様が亡くなりでもしたらその気になるかも知れないが…死んでから慌てても遅いと思うがね。





137 国王の悩み

 ヴィント   「君は今噂になっている錬金術士だね。君のことは色々な方面から耳にするよ。
 エルフィール (色々噂されていたのか…私…)
 ヴィント   「君の方からわざわざ足を運んでもらえるとは有り難いのだが、実は私から君に折り入って頼みたいことがあるのだよ。
 エルフィール 「…何でしょうか…?
 ヴィント   「…私ももう年なのでね、そろそろ息子に王位を譲ろうと考えておるのだが…どうしても息子が王位を継ごうとしない。
                  私が死んでから王位を継ぐようでは遅いと常日頃から言っておるのだが、なかなか分かってもらえなくてね。
 エルフィール 「どうして遅いんですか?
 ヴィント   「考えてもみなさい。息子には国王の経験がない。息子が国王になったとき、息子に色々言える人が必要なのではないかね?
                  国王というのは趣味でやるわけではないのだよ。国王には国民たちの運命がかかっていると考えてごらん。
 エルフィール 「…………。
 ヴィント   「分かってもらえたかな。…そこでだね。様々な人達から信頼の厚い君のことだ。何か良い案を考えてもらえないかね?
                  息子に王位を継いでもらえる方法だったら、どんな手でも構わない。少々乱暴でも目をつぶろう。
 エルフィール 「分かりました。考えてみます。
 ヴィント   「うむ。申し訳ないが頼んだよ。





138 死にまねの王様

 ヴィント   「君か。…この前の話だが、何か良い案は思いついたかね?
 エルフィール 「実は……。
 ヴィント   「ん?それは一体何かね?
 エルフィール 「これは「死にまねのお香」といって、匂いを嗅いだ人は一時的に死んだようになってしまうものです。
 ヴィント   「そうか、私が死んでしまえば息子は王位を継がざるを得ない…。ふむう、なるほど考えたね。
 エルフィール 「ちょっと不謹慎で乱暴な方法ですけど…どうでしょう?
 ヴィント   「こうでもしないと息子は王位を継ぎたがらないだろう。錬金術士殿、ありがたく使わせていただくよ。
                  …それから今回のことは国家の威信に関わることなのでな。決して他の人に言ってはならないよ。





139 君の仕業か?

 ブレドルフ  「王位を継ぐという条件で、君のことをようやく聞き出したよ…。なるほど、君の仕業だったのか…まんまと騙されたよ。
 エルフィール 「す、すみません…王様がすごく困っているようだったので…。
 ブレドルフ  「いや…。僕もいつかは王位を継がなければならないと思っていたから…これで丁度よかったのかも知れない。
                  僕が王位を継ぐと言ったとき父は本当に喜んでくれた。少し親孝行をした気分だよ。あんな父の顔は初めてだったから。
                  まあ、君にはまんまとしてやられたけど礼を言うよ。父が本当にいなくなる前に即位を決めてよかったと思う。
 エルフィール 「そ、そうですか?そう言ってもらえると助かります…。
 ブレドルフ  「それでは僕はこれで失礼するよ。これからまた散歩の続きさ。
 エルフィール (そうか…とうとう王子様が即位するんだ…。きっといい王様になるんだろうな)





140 新国王即位!

 1ディオ   「めでたいことがあるとみんな景気がいいな。このところ売り上げが倍増だ。

 2フレア   「…酔っ払いは嫌いだけど…国王就任式の日だけは許してもいいわね。

 3クーゲル  「新国王の就任式の日もここは営業だ…。詳しい話はディオにでも聞いておくれ。





141 ザールブルグの変わる日

 エルフィール (今日は新国王の即位式だったっけ。行ってみようかなあ?)
   ↓
 エルフィール (…何だか色々あったけど…これで丸く収まったのかなあ)





142 陰の功労者

 ブレドルフ  「こんにちは。元気そうだね。
 エルフィール 「あ、王子…じゃなくて王様。どうしたんですか?
 ブレドルフ  「うん。君のおかげで僕はこうして国王になれた。だからシグザール王として君にお礼がしたいと思ってね。
 エルフィール 「お礼?
 ブレドルフ  「これは城の宝物庫に眠っていたものだ。由緒あるつえだが、僕や騎士隊には必要のないものだ。是非君が使って欲しい。
 エルフィール 「ありがとうございます!大切にします。
 ブレドルフ  「それじゃ、外に護衛の者を待たせてるからこれで失礼するよ。
 エルフィール (……よく分からないけど、高そうなものをもらっちゃったみたい…)





143 禁断の果実

 兵士     (ちょっと君、君は錬金術士だろう?君に頼みたいことがあるんだ)
 エルフィール 「は、はあ。
 兵士     (実は僕、ある人が好きなんだ。でもその人は僕の方を向いてくれないんだ)
 エルフィール 「……。
 兵士     (そこで強引だけど君に惚れ薬を作ってもらいたいんだよ。相手が誰でもうまくいくくらい強力なのを。どうかな?)
 エルフィール 「どうしようかなあ?

   →『『君しか見えない』を渡す』
 兵士     (ありがとう!これは少ないけどお礼だよ)

   →『自分の力でがんばれ!』
 兵士     (そうか…残念だよ。あ、今話したことは全部ヒミツだからね。決して言ってはならないよ。特にエンデルク様には…)

 (後日談)
 兵士          (ああ、君か。薬はよく効いてるよ。といっても、僕が使う前に飼ってるネコに飲まれちゃってね)
                (今度はネコにベタ惚れされているんだ…。悪いことは出来ないってことかな)





144 武闘大会1・ひとり静かに

 ノルディス  「ん?何だエリーだったのか、どうしたんだい?
 エルフィール 「…あ、ごめん。忙しかった?
 ノルディス  「え?いや、別にそういうわけじゃないんだけど……ごめん、外がうるさいからイライラしてて…。
 エルフィール 「外?ああ、今日は武闘大会だもん。ここ数日間は当分騒がしいよ。
 ノルディス  「どうしてみんなそんなに大騒ぎするんだろう。別にそんなに騒がなくたって十分楽しめるだろう!?
 エルフィール 「そんな、そこまで言わなくてもいいじゃない。みんな一年に一度のお祭りで楽しみにしてたんだから…。
 ノルディス  「…うん、分かってる。…分かってるんだけどね。どうも騒がしいのだけは苦手なんだよ。
 エルフィール 「…………。





145 武闘大会2・ルーウェンの苦笑

 ルーウェン  「よお、見学かい?まあ、ザールブルグに住んでてこの大会を見に来ない奴の方が珍しいか。
 エルフィール 「あれ、武闘大会には出ないんですか?
 ルーウェン  「エンデルクならまだしも、あの若い騎士に負けたら悔しいからね…やめとくよ。
 エルフィール 「随分、弱気ですね?
 ルーウェン  「あの若いのに下手に勝ちでもしたら、それはそれで大変そうだからな。





146 武闘大会3・死闘の後で

 ノルディス  「やあ、エリー。優勝おめでとう。
 エルフィール 「あ、ノルディス。武闘大会見てたの?恥ずかしいなぁ。
 ノルディス  「僕は噂で聞いただけだよ。…それにしてもエリーって本当は強かったんだね。これなら護衛なしでも大丈夫じゃない?
 エルフィール (これでも、か弱い女の子のつもりなのに……)







トップ資料室エリーのアトリエ イベント会話集>お城