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ザールブルグの錬金術士2 エリーのアトリエ イベント会話集
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INDEX
114 ミルカッセ・フローベル
115 伝統と格式と
116 御布施
117 私が今一番したいこと
118 悩める子羊
119 翼を広げて
120 チーズケーキとロウソクと(1)
121 チーズケーキとロウソクと(2)
122 チーズケーキとロウソクと(3)
123 堕ちた紋章(1)
124 堕ちた紋章(2)
125 神のリング







114 ミルカッセ・フローベル

 エルフィール 「ええと…、あなたはシスターさん?
 謎の女    「はい。ミルカッセといいます。この教会に住んでいるんですよ。
 エルフィール 「え、そうなんですか?…それじゃときどき来てもいいですか?
 ミルカッセ  「ええ、もちろん。是非来て下さい。ときどきと言わず、毎日でもいいですよ。
                 でも…、何のおもてなしも出来ませんけど…。
 エルフィール 「…………。





115 伝統と格式と

 ミルカッセ  「…………。
                  …いきなり変なこと聞きますけど…。エルフィールさんは今、楽しいですか?
 エルフィール 「???
 ミルカッセ  「今の生活が楽しいですか?
 エルフィール 「え、ええとね…。

   →『楽しいよ』
 ミルカッセ  「そう…。私はあまり楽しくないんです。エルフィールさんや他の人を
        見ているとうらやましい…。
    !◇へ

   →『まあまあかな』
 ミルカッセ  「まあまあ…。そうなんですか…、何だかホッとしたようなガッカリしたような気分…。
 エルフィール 「???
 ミルカッセ  「でも…。まあまあでも、私はエルフィールさんや他の人を見ているとうらやましい…。

 ◇              私、この教会から外にほとんど出たことがなくて…。いつもお祈りとか病人の看病とかばかりで、一日が終わるんです。
                  お祈りも看病も嫌いではないんですけど毎日ずっと同じことをしているから…。
 エルフィール 「…じゃあ、外に行こうよ!外に出たことがないなんて変だよ!
 ミルカッセ  「そうですよね…。きっと私は外に出ることが怖いんです。
                  心の中では外に出てみたいと思っているのにどうしても後込みしてしまう…。
         はぁぁ、ダメね、私…。あ、ごめんなさい。愚痴になってしまいましたね。
 エルフィール 「…………。





116 御布施

 ミルカッセ  「あ…あの、すみませんけど、よろしければ教会にご寄付をお願いしたいのですけど……。
 エルフィール 「どうしようかなあ?

   →『それじゃちょっとだけ』
 ミルカッセ  「あ、ありがとうございます!

   →『やめとこ』
 ミルカッセ  「そうですか…残念です。





117 私が今一番したいこと

 ミルカッセ  「すみません…ちょっと変な質問なんですけど…エルフィールさんは今、何かしたいことってありますか?
                  興味を持っていることとか、目指していることとか、そういったものなのですけど……。
 エルフィール 「え、ええとね…。

   →『恋愛』
 ミルカッセ  「素敵ですね…。私はずっとこの教会にいなくてはいけないので…うらやましいです。
 エルフィール 「…………。

   →『友達を増やしたい』
 ミルカッセ  「そうですね…。エルフィールさんのように何度も来てくれる方がいれば、私ももっと友達が出来るんでしょうけど…。
 エルフィール 「…………。

   →『錬金術の勉強』
 ミルカッセ  「いいですね…。自分の好きなことに打ち込んでいる人って…。私には打ち込めるものがないので……。 
 エルフィール 「…………。

   →『特にすることがない』
 ミルカッセ  「私もこれといってないんですよ…。何だかさみしいですね。
 エルフィール 「…………。






118 悩める子羊

 ミルカッセ  「私、以前から思っていたんです。…私、毎日この教会にいらっしゃる人たちの悩みを聞いているんですけど…。
                  …私のようにたくさんの迷いや悩みを持つ人間が他の人の悩みの相談に乗るなんて…失礼なことではないでしょうか?

   →『悩みって何?』
 ミルカッセ  「私って一体何なんだろうかと…。このままずっとここでシスターとして街の人の悩みを聞いて生きていくのかと……。
                  以前にも話したように、今の仕事が嫌いではないんです。…嫌いなのは何も変えようとしない私自身……。
 エルフィール 「…………

   →『でも誰かが答えないと』
 ミルカッセ  「……そうですよね。誰でも悩みの一つや二つは持っているものですよね。





119 翼を広げて

 ミルカッセ  「エルフィールさん。私、決めました。外の世界を知るためにもエルフィールさんと一緒に行動してみようと思います。
                  私、見ての通り街の外で怪物が出たら何のお役にも立てませんけど…それでもいいのでしたら……よろしくお願いします。
 エルフィール 「こちらこそ…よろしくね!





120 チーズケーキとロウソクと(1)

 ミルカッセ  「こんにちは…。
 エルフィール 「…何か元気なさそうですけど…?
 ミルカッセ  「はい…実はフローベル教会では毎年9月29日にアルテナ様のご降臨パーティをおこなうことになっているんです。
                  ところがパーティに使うロウソクが足りないことが分かったんです。ロウソクは毎年教会で作るんですけど、ロウが…。
 エルフィール 「ロウがない?
 ミルカッセ  「はい。80ほど。
 エルフィール 「は、80!?それ、全く無いって言ってるのと同じですよ!
 ミルカッセ  「エルフィールさんならロウを作ることが出来るのではないかと思ってうかがったんですけど、作っていただけませんか?
 エルフィール 「それは出来るけど…。80かあ、どうしようかなあ?

   →『やってみる』
 エルフィール 「それじゃ、やってみます。でも量が量だから、足りなかったらゴメンナサイ。
 ミルカッセ  「ありがとうございます!ロウソクを作る時間も必要なので…10日後くらいにまたうかがいます。

   →『やめとこ』
 エルフィール 「ごめんなさい。作ること自体は出来るけど数が多すぎてちょっと無理のような気がします。
 ミルカッセ  「そうですか…。そうですよね、いきなり無理な話ですよね。…他をあたってみます。お騒がせしてすみませんでした。





121 チーズケーキとロウソクと(2)

(フローベル教会)
 ミルカッセ  「まあ!わざわざ持ってきていただけるなんて、なんと感謝したら良いのでしょうか。ありがとうございます。
                  あ、これはお礼です。あまり多くないですけど…。

(工房・揃えている時)
 ミルカッセ  「こんにちは。…あの、お願いしておいたロウは出来ましたか?
 エルフィール 「へヘー、バッチリ。80個だったっけ。
 ミルカッセ  「本当ですか!ありがとうございます!
                  でも……本当は出来てないのでは、って思ったいたんです。人にお願いしておいて信じてないなんてダメですね、私…。
                  あ、これはお礼です。あまり多くないですけど…。

(工房・揃えていない時)
 ミルカッセ  「こんにちは。…あの、お願いしておいたロウは出来ましたか?
 エルフィール 「ごめんなさい。やっぱり出来ませんでした。数が多すぎて…。
 ミルカッセ  「そうですか…。残念ですけど、無理な注文だったのですから仕方ないですね。お騒がせしてすみませんでした。





122 チーズケーキとロウソクと(3)

 ミルカッセ  「こんにちは。これから教会でパーティを開くのでお誘いに来たのですが、いかがでしょうか?
 エルフィール 「どうしようかなあ?

   →『当然行く!』
 エルフィール 「ふわぁ〜、パーティってこんな感じなんだ。……あ、あれは!
   ↓
 エルフィール 「チーズケーキだあ!!
 ミルカッセ  「たくさんあるので、好きなだけ食べて下さいね。
 エルフィール 「私、チーズケーキが大好物なんだ。…いただきま〜す。

   →『やめとこ』
 エルフィール 「ごめんなさい。ちょっと今忙しくて…。
 ミルカッセ  「そうでしたか…。では手があいたら是非来て下さいね。





123 堕ちた紋章(1)

ある雨の晩のこと……

 エルフィール (…ああびっくりした。どこかに雷が落ちたみたいね……)
                (…まあいいや、寝ちゃおう)





124 堕ちた紋章(2)

 ミルカッセ  「……あの、お願いがあるのですけど。
                  実は先日教会に雷が落ちまして、屋根に付いているアルテナの紋章の金具が外れて下に落ちてしまったんです。
 エルフィール (うわっ、それって不吉…!)
 ミルカッセ  「幸い、その場に人がいなかったのでケガ人は出なかったのですが、修理をどうしようかと悩んでいたのです。
 エルフィール 「……そうだ、私には空飛ぶホウキがあったんだっけ!
   ↓
 ミルカッセ  「エルフィールさーん!大丈夫ですか?無理だと思ったらすぐに降りてきて下さいねー。
 エルフィール (ひえ〜、大した事ない高さだと思ってたけど、実際これは結構高いなあ。早いところ終わらせよう)

 (効力50以上)
 エルフィール  「よいしょっと。これでここを固定させれば…。はい、出来ましたよー。
 ミルカッセ  「ありがとうございますー!エルフィールさん、早く降りてきて下さいー。
   ↓
 ミルカッセ  「はい、これは少ないですけどお礼です。
 エルフィール 「え、そんなつもりじゃなかったんですけど…。
 ミルカッセ  「気持ちですから…受け取って下さい。また、何かあったらお願いしますね。

 (効力49以下)
 エルフィール 「うわ!わわわわわ!
   ↓
 エルフィール 「……あれ?ここは?
 ミルカッセ  「教会の中です。急に落ちたから…。気を失っていたんですよ…。
 エルフィール 「…大丈夫なんてこと言っておいて、結局面倒だけかけちゃったみたい。
 ミルカッセ  「そんなことないですよ。私、そこまでしてもらって、とても嬉しかったです。





125 神のリング

 エルフィール 「…以前から気になっていたんですけど、この教会って大きくて古めかしい割にはあんまり人が来ていませんね。
 ミルカッセ  「はい。ここは医薬の女神アルテナの教会ですから…、平和なときは人があまり来ないと人が言っていたことがあります。
 エルフィール 「…そうだ、何かすごい奇跡を起こしてみるとかしたらドバッと人が来るかも。
 ミルカッセ  「そうですね。一応この教会にはアルテナ様が身につけていたというきれいな指輪があるんですよ。
                  宝石のような物がはまっていて…何だか水で出来ているような感じのする不思議な指輪なんです。
                  でも門外不出で誰にも見せることが出来ないんです。残念ですけど…。






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