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ザールブルグの錬金術士2 エリーのアトリエ イベント会話集
= 調合 =


INDEX
29 暗証カード
30 ブレンド調合
31 オリジナル調合
32 中和剤を学ぼう
33 最後の輪舞曲(1)
34 最後の輪舞曲(2)
35 謎の小瓶
  (関連としてエリキシル剤調合成功報告イベント追加)
36 賢者の目標






29 暗証カード

 イングリド  「エルフィール。真面目に研究していましたか?
 エルフィール 「そ、それはもう…。バッチリ……。
 イングリド  「なぜ声が小さくなるのかしら?
                  …まあいいわ、バッチリ研究していたあなたにはこれをあげるわ。
 エルフィール 「これは……?
 イングリド  「これは図書室の暗証カードよ。アカデミーの図書室にはこのカードがないと入れないの。
                 あなたにはそろそろこのカードが必要な頃合いでしょう。大切に使いなさい。なくしてももうあげませんからね。
 エルフィール 「は、はいっ!





30 ブレンド調合

 イングリド  「エルフィール。真面目に研究していましたか?
 エルフィール 「そ、それはもう…。バッチリ……。
 イングリド  「なぜ声が小さくなるのかしら?
                  …まあいいわ、バッチリ研究していたあなたにうれしいお知らせがあるの。
 エルフィール 「え、何でしょう?
 イングリド  「あなたの頑張りが評価されて、あなたは次のステップに進む資格を得ました。
                 そこで、あなたにブレンド調合の仕方を教えましょう。
 エルフィール 「ブレンド調合……?
 イングリド  「錬金術で作り出される品というのは、同じ材料を使ってもその配分が変わると見た目は同じでも能力が変わるの。
 エルフィール 「???
 イングリド  「例えばあなたが爆弾を作るとします。そのとき、爆弾の威力を上げたいのなら主成分である『燃える砂』を増やすのよ。
                 そうすれば参考書に載っている爆弾よりも数段破壊力のあるものを作り出すことが出来る……かも知れないわね。
                  ただ気をつけねばならないのは威力が上がるからといってただ材料を増やせばいいというものではないということね。
                 どんなことでも、バランスというものがあるわ。『燃やす砂』を入れすぎると爆弾自体が作れなくなるかも知れない。
                 とにかく挑戦してみるのが一番早いわ。研究というのは何度も失敗して、初めてうまくいくものなのよ。
                 …では、引き続き頑張るように。いいわね?
         …あ、言い忘れていたわ。ブレンド調合は危険を伴います。
                  なので一度も作ったことのないものをブレンド調合するのは禁止します。まず参考書通りに作ってその後実行しなさい。
 エルフィール 「は、はいっ!





31 オリジナル調合

 イングリド  「エルフィール。真面目に研究していましたか?
 エルフィール 「そ、それはもう…。バッチリ……。
 イングリド  「なぜ声が小さくなるのかしら?
                  …まあいいわ、バッチリ研究していたあなたにうれしいお知らせがあるの。
 エルフィール 「え、何でしょう?
 イングリド  「あなたの頑張りが評価されて、あなたは次のステップに進む資格を得ました。
                 そこで、あなたにオリジナル調合の仕方を教えましょう。
 エルフィール 「オリジナル調合……?
 イングリド  「錬金術というのは無限の可能性を秘めたものです。参考書に載っていない調合やまだ誰も知らない調合もあるはずです。
                 そういう、新たな組み合わせを研究するのがオリジナル調合です。分かりましたか?
 エルフィール 「はあ…。
 イングリド  「オリジナル調合はブレンド調合に比べて格段に危険で、難しい調合です。
                  調合の仕組みや法則を理解していないとまず失敗すると思いなさい。
 エルフィール 「…………。
 イングリド  「例えば火の属性と水の属性は互いに交わることがありません。また同時に3種類以上の属性が交わることもありません。
                 それから2種類の属性を混ぜるときには必ず中和剤が必要です。
 エルフィール 「何だか難しそう……。
 イングリド  「そうね。でもこれも何度も失敗して経験していくことが一番の近道なのよ。まず挑戦してみることね。
 エルフィール 「はい!頑張ります!





32 中和剤を学ぼう

 イングリド  「随分、派手な音が外まで聞こえたけど、相変わらずのようね。
 エルフィール 「あっ、イングリド先生!…いや、これはですね…。
 イングリド  「…オリジナル調合を試していたのね。いい事だわ。
 エルフィール 「でも、どうも難しくって…。
 イングリド  「エルフィール、あなた中和剤をきちんと使っている?
 エルフィール 「???

   →『使ってます』
 イングリド  「…それでは、材料の比率と組み合わせが悪いのね。こればかりはアドバイス出来ませんから、自分の力で頑張ることね。

   →『使ってません』
 イングリド  「…中和剤はただ何となく入っているわけではありません。違う属性同士を組み合わせるのに必要だから入れるのです。
                  ですから、同じ属性の物同士を混ぜる場合は中和剤は必要ありません。
         また、それぞれの属性には優先順位があります。例えば赤の属性と緑の属性を混ぜるときは中和剤の「緑」を使います。
                 同様に青と緑、白と緑の場合も中和剤は「緑」です。赤と白の場合が中和剤「赤」、青と白の場合が中和剤「青」です。
                 そして、赤の属性と青の属性は互いに混ざり合うことはありません。また、中和剤「白」という物もありません。
                 分かりましたか?
 エルフィール 「は、はあ。
 イングリド  「それでは私はこれで帰りますけど、大丈夫よね? 引き続き頑張りなさい。
 エルフィール 「は、はいっ!





33 最後の輪舞曲(1)

 ある静かな夜のこと……

 妖精の木   『少女よ…。錬金術士の少女よ……』
               『私に力をおくれ…』
 エルフィール  (うう〜ん…何か声が聞こえる…)
 妖精の木      『その机の上にある薬を私におくれ…』
 エルフィール (机の上……。植物用栄養剤のことかなあ…)
 妖精の木      『そうだ…。その薬を、私におくれ…』
 エルフィール (どうしようかなあ?)

   →『あげる』
  妖精の木   『ありがとう。この恩は忘れない…』

   →『寝る』
 妖精の木   『…………』

   ↓
 (どちらの場合でも)
 エルフィール (昨日は変な夢見たなあ…。疲れてるのかな?)





34 最後の輪舞曲(2)

 ある静かな夜のこと……

 妖精の木   『少女よ…。錬金術士の少女よ……』
        『別れのときが来た…。私の元へ来るのだ…』
 エルフィール (うう〜ん…何か声が聞こえる)
 妖精の木   『別れのときが来た…。私の元へ来るのだ…』
  エルフィール (どうしようなかあ?)

   →『声のする方へ行く』
    !ムービー

   →『やめとこ』
 妖精の木   『…………』
   ↓
 エルフィール (昨日は変な夢見たなあ…。疲れてるのかな?)





35 謎の小瓶

 (前提イベント)
 エルフィール (あれ?あそこにいるのって…ヘルミーナ先生だよなあ。犬にエサをあげてるみたいだけど…まさかそんなことは…)
 ヘルミーナ  「あら、あなたはイングリドのとこの…。何かしら、私が動物にエサをあげてるのがそんなに意外かしら?
 エルフィール 「エ、エヘヘ…。そ、そんな事はないですよ。
               (たぶん、生け贄に使うために餌付けでもしてるんだろうな…)

 (イベント本編)
 子供     「ねえちゃん。ねえちゃんって薬屋さんなんだろ?ボクの犬が変なセキをするんだよ。なんか薬くれよ。
 エルフィール (変なセキ…?それって私が飼ってた犬と同じ病気だ…。ああ、でも今の私に薬なんか作ることなんか出来ないし……)
 子供     「ねえ、ねえちゃん。何とかしてくれよ。
 エルフィール 「…ねえボク、しばらく待っててくれないかな?おねえちゃん、薬持ってくるからね。いいかな?
 子供     「薬をくれるんなら待ってるよ。でも早く帰ってきてくれよ。
 エルフィール (…どうしよう。イングリド先生なら動物の薬とか分かるかな?とりあえず先生の部屋に行こう)
   ↓
 エルフィール 「イングリド先生!あれ?扉が開かない。もう!こんなときに限ってどこかに行っちゃってるよ!
                (…どうしよう。あと、知ってる先生っていったらあのヘルミーナ先生だけど…いいや、頼むだけ頼んでみよう)
   ↓
 ヘルミーナ  「あら、イングリドのところの…。何の用かしら?
 エルフィール 「あの…ヘルミーナ先生、実は……。

 …………

 ヘルミーナ  「話は大体分かったわ。そうね…これを持って行きなさい。人間でないのならこれくらいで足りるでしょう。
 エルフィール 「…ヘルミーナ先生。このビン、一体何が入ってるんですか?
 ヘルミーナ  「飲ませてみてからのお楽しみね。私の実力がイングリドより数段優れているということを分からせてあげるわ。
 エルフィール 「は、はぁ。
   ↓
 エルフィール 「はい、一応これが薬なんだけど…。
 子供     「うわぁ〜、ねえちゃん、ありがとう!家に帰って犬に飲ませてみるよ。じゃあねー!
 エルフィール (……本当にあの薬で大丈夫なのかなあ?)

 (後日談その1)
 子供     「あっ!ねえちゃん!あの薬のおかげでボクの犬、もう元気になったよ。ありがとう!
 エルフィール (…エヘヘ、いいとこをすると気持ちがいいなあ。…あ、そうだ、ヘルミーナ先生にお礼を言わなきゃ)

 (後日談その2)
 ヘルミーナ  「あら、イングリドのところの…。何の用かしら?
 エルフィール 「ヘルミーナ先生、おかげでこの前の犬が元気になったそうです!ありがとうございます。
 ヘルミーナ  「……あ、そ。よかったわね。悪いけど今調合の最中なのよ。用件が済んだら帰りなさい。
 エルフィール 「え?あ、はい。

 (後日談その3)
 ヘルミーナ  「そういえばあなたエリキシル剤が作れるようになったそうね。これで犬の1匹や2匹なら簡単に助けられるわね。
 エルフィール 「犬の1匹や2匹……? も、もしかして、以前犬のためにくれた薬ってエリキシル剤だったんですかあ!?
 ヘルミーナ  「そうよ。だから小瓶で少しだけしかあげなかったのよ。
 エルフィール (うわあ、エリキシル剤をポンとくれちゃうなんて……もしかしてこの人ってものすごい実力があるのかも…)


!エリキシル剤関連イベント
 エルフィール (出来た…!あのエリキシル剤が…。そうだ、イングリド先生に報告しよう)
   *
 エルフィール 「先生!私、エリキシル剤の作成に成功しました!
 イングリド  「そう…。おめでとう。あの難しい薬をよく作りましたね。並大抵の努力ではエリキシル剤は作れるものではないのよ。
 エルフィール (…何だか、私、マルローネさんに少し近づけたような気がする…)






36 賢者の目標

 イングリド  「あら、ずいぶんのんびりしているのね。ちゃんと勉強しているのですか?
 エルフィール 「勉強って…。私、もうエリキシル剤も作ったし、最終目標は果たしたから…。
 イングリド  「最終目標?エルフィール、あなた、何か勘違いをしているようね。錬金術士の最終目標は賢者の石を作ることよ。
                 あなたは薬を作って、マルローネに追いついたつもりでしょうけど、そんなことでは彼女の足下にも及ばないわよ。
 エルフィール (賢者の石が錬金術士の最終目標…。まだまだ全然追いついていなかったんだ、私…)







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