トップ資料室マリー、エリー&アニスのアトリエ イベント会話集>アイテム完成関連イベント


マリー、エリー&アニスのアトリエ イベント会話集
= アイテム完成関連イベント =


INDEX
みよいくろぐろ
みれんくろぐろ
武器屋の親父Revisit
More武器屋の親父Revisit
未知なる道具に夢を求めて(1)
未知なる道具に夢を求めて(2)
未知なる道具に夢を求めて(3)
未知なる道具に夢を求めて(4)
未知なる道具に夢を求めて(5)
さやかに星は瞬く (M+E)
是か火か (M+A)
冷めない熱 (E+A)
新種 (MorA)
ブランコ (E)
積み木 (E)
君の空 (MorA)
釣堀の主
Fish、Fish

*釣堀の主とFish、Fishは情報提供をいただきました。
釣堀の主は三人共通、Fish、Fishはアニス時のセリフとのことです。
*情報提供では『釣り場の主』としていただきましたが、
攻略本準拠で『釣堀の主』とさせてもらいました。
ですが、テキストからすると『釣り場の主』の方が似つかわしい気がします。







『みよいくろぐろ』

マリー これは……カツラ、だよね?
    んー、またどう使えばいいのかわからないもの作っちゃったな
(ノックの音)
    はあい、どなた?
オヤジ ……よお、俺だ。
    その……実はよ……
    まあ、なんだ……。
マリー (オヤジさんのこの態度、もしかして、相談事……?)
オヤジ あーッ! まどろっこしい!
    俺も漢(おとこ)だ! すぱっと行くぜ!
    見ての通り、俺の頭には髪がない。
    そしてあんたらも知っての通りもういちど黒髪を取り戻すため努力を重ねてきた。
    だが、今までの薬はどうれもイマイチだった。
    ……この通り、頼む!
    また新しい薬を開発してくれねえか?
マリー 新しい薬っていってももう知ってるやつは全部試しちゃいましたよ。
オヤジ いろいろと新しいもんを開発してるそうじゃねえか。
    なんとかならねえのかよ?
マリー それは、そうなんですけど……
    ……そうだ! 薬に頼ろうとするからいけないんですよ。
    はい、これをどうぞ。
オヤジ ……なんだ、こりゃ?
マリー カツラです。さっき完成したばかりですよ。
オヤジ カ、カツラ!? あの頭にのせる?
マリー はい。
オヤジ そいつぁダメだッ!
マリー どうしてですか? よく似合うと思うのに……。
オヤジ 俺はかつて街一番とうたわれた俺の髪を取り戻したいんだ。
    他人の髪が欲しい訳じゃねえ!
マリー (街一番て……信じられないなあ……)
オヤジ それにな、若い頃に誓ったのさ。
    たとえ将来、髪がなくなろうとカツラだけはつけねえ、ってな。
マリー (なんでまた、そんな誓いを……)
オヤジ くうううううッ!!
    今の俺の姿を想像できていればあのときあんなバカな誓いなどたてなかったものをッ!
    そんなわけだからよ、そいつだけはかぶれねえッ!
    かぶるわけにはいかねえんだ!
マリー はあ、そうですか……。
    でも今うちにはこのカツラしかありませんよ。
オヤジ く、もういいッ!
    あんたらの力を借りずとも、俺は、いつまでも俺の夢を追いかけ続けるぜ!
    ……あばよ!
マリー (今の一言も、セリフだけならかっこいいんだけどなあ……)





『みれんくろぐろ』

オヤジ よ、よう!
マリー いらっしゃいませ!
オヤジ その、なんだ……。
    例のあれだけどよ、やっぱり、その……
マリー ???
オヤジ いや、なんでもねえ!
    俺の夢をここであきらめることはできねえ!
    あばよ!
マリー …………
    …………





『武器屋の親父Revisit』

オヤジ よ、よう……。
マリー ど、どうしたんですか? 顔色悪いですよ!?
    具合でも悪いんですか?
オヤジ いや、そうじゃねぇんだ。
    実はここの所、武具の修理が立て込んでてな…。
マリー え?でもそれは商売繁盛という事なんじゃ…。
オヤジ そりゃそうなんだがあまりに多くてさすがに目が回りそうでな。
マリー わかった!栄養剤ですね!
オヤジ それもなんだが、他にも相談があって今日は来たんだ。
マリー そうだったんですか。で、相談って?
オヤジ あんたが元の形に戻る金属を持ってるって聞いてな。
    是非とも売ってくれねぇか?
マリー ええ、いいですよ。
オヤジ そうか!
    それで武具を作れば修理も楽になると思ってな。
    なにしろ手抜きは出来ねぇ。使うやつには命の問題だからな。
    とにかく恩にきるぜ!
マリー そんな! がんばって下さいね。
オヤジ おう!結果が出たら知らせにくるぜ!





『More武器屋の親父Revisit』

オヤジ よ、よう……。
マリー お、親父さん、また顔色が……。
オヤジ 一応、この前の報告をな。
マリー 上手くいかなかったんですか?
オヤジ 若い冒険者が来たんで試しに使ってもらってな。
    丈夫さも問題無しだった。
マリー よかった!
オヤジ ああ、だが問題はここからでな。
マリー えっ?
オヤジ さて修理となったんでこう、お湯をかけたんだ。
    ばーっと。
マリー ええ。
オヤジ そしたら、みるみる曲がってたところなんかも直ってな。
    へこみ一つ無くなっていって。
マリー ええ、ええ。
オヤジ どんどん元に戻って最初の板状になっちまったんだ…
マリー えええええっ!
オヤジ ま、とにかく報告だ。上手く調整する方法が判ったら教えてくれよ。
    じゃあ、またな…
マリー お湯の温度を調節しなきゃ駄目なのかなぁ。
    親父さんには悪いことしちゃったなあ。





『未知なる道具に夢を求めて(1)』

ディオ なぁ、お嬢さん。
マリー こんにちは、ディオさん。
ディオ あんたに一つ聞きたい事があるんだが。
マリー なんですか?
    私に判る事だったらいいんですけど…。
ディオ ある貴族の人に頼まれたんだ。
    この世には宮殿のように美しい珍しい茶具あるらしいんだが、あんた知ってるかね?(原文ママ)
    なんでも錬金術じゃないと作り出せないらしいんでな。
マリー 知ってます!
    この前調合に成功して工房にありますよ。
ディオ いや、依頼じゃないんだ。
    ただ、あるか無いかが知りたいらしいんだ。
マリー そうなんですか。
ディオ その人は高齢でな。
    地位も財も持ってるから、楽しみが少ないんだろう。
    そんな伝説を確かめる位しか趣味が無いんだそうだ。
    偉くなるのも大変だな。
マリー みたいですね。
ディオ まだ自分の知らないものが確かにこの世にある。それを想像して楽しむ。
    俺はそんな難しい器より、うまい中身のワインの方がいいがね。
マリー ふふっ。





『未知なる道具に夢を求めて(2)』

ディオ なぁ、お嬢さん。
マリー こんにちは、ディオさん。
ディオ 聞きたい事があるんだが。
    ほら、この前茶具について聞いただろう?
マリー ええ。
    その貴族の方がまた何か尋ねてこられたんですか?
ディオ ああ。
    なんでも彼の屋敷につい最近盗賊が入ったらしくてな。
マリー えっ!
    その人大丈夫だったんですか?
ディオ ああ、幸い怪我もせず盗賊も捕まったそうだ。
    ただ、手口が巧妙でな。
    忍び込んで、カーテンに火をつけて家事を装い、家人が慌ててる隙に仕事をしたらしい。
    それで、火にも水にもビクともせん生地があるか、聞いてくれと頼まれてな。どうかね?
マリー ありますよ。
    カーマイン織りっていう生地でカーテンに使ったりします。
ディオ さすがは錬金術士だな。彼も喜ぶよ。
    すまんな、時間をとらせて。
マリー いえ、全然大丈夫です。
    でも、そういう理由ならカーテンじゃないほうが…。
ディオ それが、警備の者を増やしたから心配無い、というんだ。
    徹底しているんだな。
    盗賊も彼の趣味までは盗めなかったらしい。
マリー あはは、そうですね!
    でも良かった、無事で。





『未知なる道具に夢を求めて(3)』

ディオ なぁ、お嬢さん。
マリー こんにちは、ディオさん。
ディオ 聞きたい事があるんだが。
    ほら、いつもの人だ。
マリー ええ。貴族のお爺さんですね。今度は何をみつけたんですか?
ディオ なんでも古い口伝に「昔の山仕事をする職人は明かり代わりに宝石を使った」
    というのがあるんだそうだが、何かそれらしい物を知らないかと聞いてきたんだ。
マリー 絶対とは言えないですけど、ノーヴァっていう石は明かりの代わりになるって言われます。
    でも、すごく高価な物だから明かり代わりに使うのは贅沢ですけど。
    コメートより規則的な七色に輝く宝石ですよ。
    僅かな光も反射するんです。
ディオ ふむ。どうやらそいつの事らしいな。虹の忘れ物と呼ばれてたらしい。
    山で働く人にはありふれた便利な石だったんだろうが、現在じゃ宝石だ。
    知られなかった理由はともかくなんともロマンのある話だ。
    そういって興奮してたらしい。
マリー 本当にそうですね。
    塩だったカスターニェじゃ誰も貴重とは思わないし。
ディオ ああ。
    すまなかったな、助かったよ。
マリー いえいえ。





『未知なる道具に夢を求めて(4)』

ディオ なぁ、お嬢さん。
マリー こんにちは、ディオさん。
ディオ 聞きたい事があるんだが。
    ほら、いつもの人だ。
マリー ええ。
    まるで、錬金術士みたいな人ですよね。
ディオ 全くだ、元気な人さ。
    で、消えてしまう石って奴を知っているかというんだが。
マリー 陽炎石というのが、空気に触れると消えてしまう性質を持ってますけど。
    でも、今まで誰も発見していない物なんです。
    どうして知ってるんだろう?
ディオ …その人は…錬金術師になりたかったんだが、家を継がなければならなくてな。(師は原文ママ)
    貴族になってからも、その夢を捨てることが出来ずにいたんだが年老いて時間ができた。
    ようやく、あの頃の夢を追いかける事ができるようになった。
    今が一番楽しいそうだ。
マリー その人、自分で調合を!?
    すごいなぁ、そこからもう一度勉強をはじめたなんて。
ディオ その石は自分みたいだと。
    家で大事にされてれば貴族だが外に出れば只の老人だと、な。
マリー そんな……。すごい才能ありますよ。
    独学でそこまで知ってるのは。
ディオ 案外、誰かに自分の発見を知って欲しくて聞いてるのかもしれんな。
マリー ふふ。そうですね。
ディオ だが、外に出ても決して消えたりしない。
    と、言ってたがね。
マリー あはははは。





『未知なる道具に夢を求めて(5)』

ディオ なぁ、お嬢さん。
マリー こんにちは、ディオさん。
ディオ 例の人から手紙だ。
マリー 何だろう?
    …
    ……

「はじめまして。元気かの?
いつも、ワシの趣味に答えてくれて、感謝しておる。
突然じゃが旅に出る事にした。
もう、ワシが居なくても家は心配ないから心おきなく、の。
今度はお嬢さん達も知らん、本物の新発見を探してみせる!
それを自慢しに行くから、待っといてくれの。
そこで、最初で最後の依頼じゃ。煙人形を一つ頼む。
ワシが訪ねて行ったら、それが教えてくれるじゃろう。
そのとき自己紹介するので、今はせん。
必ずお茶をごちそうになりに行くという、約束じゃ。
では、その時まで。どうか元気での。」

マリー ……おじいさん。
ディオ これが、代金だ。
    確かに手紙と代金、渡したぞ。
マリー はい!
    必ずあいましょうね……。名無しのおじいさん。





『さやかに星は瞬く』

マリー これって綺麗だよね〜。
エリー ああ、星水晶ですか? 昼間と夜で違う綺麗さなんですよね。
マリー お日様の光にあてると輝く感じで、月光を通すと染み渡る感じだよね。
エリー そうですね、綺麗な石は沢山見たけど、これは、独特な感じで。
マリー 見て!エリー!
    これ光に当てると二つ星が見えるよ!
エリー えっ!
    本当だ、星が二つある! お互いが輝き合ってる……。
マリー これは取っておこうよ。
    まるで私達みたいな石だもん、同じのはそうそう無いよ。
エリー そうですね!
    珍しい中でも特に珍しい二つ星ですからね。
マリー 本を作るって難しいけどこの星達みたいに協力してがんばろう!
エリー はい!
    私達の思いをこめたいい本にしましょう!





『是か火か』

アニス あっ!
    おはようご…ざいます…
    何してるんですか?
マリー おはよう!
    火炉で火の力を与えてるんだよ。
アニス でも、その…
    横に置いてある…卵は一体何なんでしょうか?
マリー ああ、これ? えへへ、ちょっと実験をね!
    さぁ、もういいかな。
アニス あれ?
    それ、お鍋…ですか? 赤く色がついてる。
マリー 火の力が宿れば、どこでも火種なしで、料理が出来るんじゃないかと思ったのよ!
アニス え?
    あ、あの。
    でも、それ。
マリー さぁ、卵を入れて……。
    アニス!見て! おいしそうに焼けてる。
    あれれ? 冷めちゃった。おかしいなぁ?
アニス あの、その。
    言いづらいんですが。一言いいでしょうか?
マリー え?
アニス 武具じゃないです……。
    お鍋は……。
マリー …………
    …………
    …………
アニス …………
    …………
    …………





『冷めない熱』

(2階)
エリー う〜ん、なんだか寝付けないや。
    …のど乾いちゃったな、水飲もう。
    あれ? 明かりがついてる。
    アニス、まだ起きてるのかな?

(1階)
アニス 駄目だ〜。
    この前教えてもらったはずなんだけどな。
    どこか、忘れてるのかなぁ。
    …少し夜風にあたって落ち着いてみよう。
エリー アニス、一生懸命だな…。
    お茶入れといてあげよう。ポットウォーマーがあったよね。
    これで良しと。
    私も負けられないや。がんばろうっと。





『新種』

アニス 雪の鉢植えを作ったから、寒い所の植物も育てられるし少し採取しましょうか?
    !?
    マリーさん? ……何してるんですか?
マリー だって、こういう暑い日はこの鉢植え冷たくて、顔をつけてると気持ちよくて〜。
アニス (うっ!ごめんなさい。後ろから見てると、マリーさんが生えてる様にみえます…)
マリー アニスもおいで〜。すごく気持ちいいよこれ〜。





『ブランコ』

エリー   こんにちは〜。
ミルカッセ あら、こんにちは。どうなさったんです?
      何かご用ですか?
エリー   外を通ったら音が聞こえたから何してるのかなと思って…
      忙しかったかな?
ミルカッセ 大丈夫ですよ。
      ちょうど休憩しようと思っていた所ですから。
      今、お茶を入れますね。
エリー   ご、ごめんなさい。何か催促したみたいで。
ミルカッセ そんな事ないですよ。
      できれば話をきいてもらえればと思いましたし。
エリー   何かあったの?
ミルカッセ 子供達にブランコを作ってあげようと思ったんです。
      でも、なかなか難しくて。
エリー   わぁ、いいなぁ。私も欲しいなぁ!
      裏の木に作るの?
ミルカッセ ふふ。
      はい、裏の大きな木に。でも、頑丈に作らないと。
エリー   そうだ!
      私、いい接着剤を持ってるから手伝うね!
ミルカッセ 本当ですか!?どう作るか悩んでいたんです。
      ありがとうございます。
エリー   それで、完成したら私も乗りにきてもいいかなぁ?
ミルカッセ はい!
      いつでも来て下さい。皆よろこびます。
エリー   やったぁ!





『積み木』

エリー   よかったね!
      皆あんなに喜んでくれて。
ミルカッセ エリーさんのおかげです。私一人では上手く作れたかどうか……。
エリー   えへへ。そんなことないよぉ。
      あ!これ木が余ったから……。
ミルカッセ まぁ!エリーさん、
      素敵な積み木ですね。屋根にある星もキレイ…。
エリー   なんか、照れちゃうな。
      じゃあ、私もう行くね。また、遊びに来るね。





『君の空』

アニス せっかく描いても風で流れてしまうのが残念ですね。
    この絵筆…。
マリー そうだよね。上手く描けたのにな、あの猫。
アニス ええ! 猫だったんですか!?
    ウォルフかと思ってました…。
マリー どうせ絵は上手くないわよ!
アニス あ、ごめんなさい。
マリー !! そうだ!
    え〜と、こうして…。
アニス ???
マリー よ〜し、これで出来たぁ! どう?
アニス !!
    あ…これ、私?
マリー 大事な後輩の顔ならちゃんと描けるのよ!
    ね!
アニス はい!





『釣堀の主』

釣り場の少年 おねーさん、
       自分のさおを持っているくらい
       釣りに自信があるんだね。
釣り場の少年 それなら、この釣り場の主に
       挑戦してみたら?
マリー    釣り場の主?
釣り場の少年 この釣り場に住みついている
       大きな魚のことだよ。
釣り場の少年 凄く手ごわい奴で、まだ誰も
       釣り上げたことがないんだ。
釣り場の少年 他の魚と比べて、珍しい姿を
       しているから、簡単に見分ける
       ことができると思うよ。
マリー    挑戦してみようかな。
釣り場の少年 がんばってね。





『Fish、Fish』

釣り場の少年 おねーさん、すごいや。
       ついに主を釣り上げたんだね。
アニス    これがそうだよ。
釣り場の少年 これが釣り場の主かぁ
       すごい大きいや。
釣り場の少年 ……あれ?
       なにか飲み込んでるみたいだ。
       取れるかな……。
釣り場の少年 …………………
       …………………
       …………………
釣り場の少年 あっ、
       これは波乗りの石だ。
釣り場の少年 こんな珍しい石を飲み込んで
       いたんだ。さすが名前に
       恥じないすごい魚だね。
アニス    そうだね。
アニス    ………せっかく釣ったんだけど
       逃がしてあげてもいいかな?
釣り場の少年 もちろん。
       じゃあ、僕が責任を持って
       海に放しておくね。
アニス    うん、お願いするね。






トップ資料室マリー、エリー&アニスのアトリエ イベント会話集>アイテム完成関連イベント