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マリー、エリー&アニスのアトリエ イベント会話集
= 本の執筆関連イベント =


INDEX
アイゼル導入
ノルディス導入
食べ物と言えば…
食べ物について
薬と言えば…
薬について
香料と言えば…
香料について
錬金術と言えば…
錬金術について
日用品と言えば…
日用品について
金属と言えば…
金属について
楽器と言えば…
楽器について
おもちゃと言えば…
おもちゃについて
アクセサリと言えば…
アクセサリについて
慣れてきたよね?
本を書いているそうですね (M)
ミステル材?
はじめての執筆
うにの親分? (MorE)
太古からの石 (M)
波の足跡
人気と名声
過充電 (M+E)
完璧主義者(1) (E)
完璧主義者(2) (E)
いつわりの報酬 (E)
グランツ銀 (MorE)
かわいい人形 (E)
世界への扉 (M)






『アイゼル導入』

(マリーの場合)
アイゼル そういえば、今はどのような本を書いていらっしゃるんですか? 
マリー  えーと、今は**についていろいろ研究中だよ。
(アイゼル そうなんですか。)

(二年目以降)
アイゼル 今年はどのような本を書いていらっしゃるんですか?
マリー  えーと、今は**についていろいろ研究中だよ。
(アイゼル そうなんですか。)

(エリーの場合)
アイゼル エリー
     そういえば、今、あなたはどのような本を書いているのかしら?
[(2年目以降の場合)
アイゼル 今年はどのような本を書いているのかしら?]
エリー  今は**について色々研究中だよ。
アイゼル そうなの。



『ノルディス導入』

(マリーの場合・2パターン)
ノルディス こんにちは、マリーさん。
      …**について(の)質問ですか?

ノルディス こんにちは、マリーさん。
      …**についてですか。
	  そういえば……

(エリーの場合)
ノルディス やあ、エリー。
      …**についての質問?





『食べ物と言えば…』

(マリー編)
アイゼル 食べ物といえば、シアさん、お料理やお菓子作りが得意でしたわよね。
マリー  そういえばそうだね。
     思い出したら、シアの作ったお菓子が食べたくなっちゃったよ。

(エリー編)
アイゼル 食べ物といえば、シアさん、お料理やお菓子作りが得意だったわよね。
エリー  そういえばそうだね。
     思い出したら、シアさんの作ったお菓子が食べたくなっちゃた。(原文ママ)





『食べ物について』

(マリー編)
ノルディス 食べ物でしたら、アカデミーで売られている祝福の麦はなにかに使えそうですね。
マリー   そういえば、アカデミーでもいろいろ売ってたよね。
      ありがとう。試してみるね。

(エリー編)
ノルディス 食べ物だったら、アカデミーで売られている祝福の麦はなにかに使えそうだね。
エリー   そういえば、アカデミーでもいろいろ売られてるね。
      ありがとう。試してみるね。





『薬と言えば…』

(マリー編)
アイゼル そうなんですか。
     薬といえば、ノルディスがとても詳しいですよ。
     一度、ノルディスにお話を聞いてみては いかがですか?
マリー  そうだね! ありがとう。

(エリー編)
アイゼル そうなの。
     薬といえば、ノルディスがとても詳しはずよ。(原文ママ)
     一度、ノルディスにお話を聞いてみてはいかが?
エリー  そうだね! ありがとう。





『薬について』

(マリー編)
ノルディス …薬についての質問ですか?
      僕の知っている範囲でよろしければ……
      新しい薬を開発するのでしたら、まずは栄養剤をベースに調合してみてはどうでしょうか?
      もっと高度なものはレシピ調合で新たに作った薬をベースに調合すればいいと思いますよ。
マリー   そっか。
      いろいろ教えてくれてありがとう。助かっちゃったよ。
ノルディス こちらこそ、お役に立てて光栄です。

(エリー編)
ノルディス …薬についての質問?
      僕の知っている範囲でよければ話してあげられるよ。
      新しい薬を開発するんだったら、まずは栄養剤をベースに調合してみてはどうかな?
      もっと高度なものはレシピ調合で新たに作った薬をベースに調合すればいいと思うよ。
エリー   そっか。
      いろいろ教えてくれてありがとう。とても助かったよ。
ノルディス こちらこそ、エリーの役に立てて嬉しいよ。





『香料と言えば…』

(マリー編)
アイゼル 香料なら、香る小枝を作るのが先決ですわね。
     それに香りを決めるものをいろいろ入れてみてはいかがですか?
マリー  そっか! ありがとう。

(エリー編)
アイゼル 香料なら、香る小枝を作るのが先決よね。
     それに香りを決めるものをいろいろ入れてみてはいかが?
エリー  そっか! ありがとう。





『香料について』

(マリー編)
ノルディス それならアイゼルのほうが詳しいと思いますよ。
マリー   そうか。ありがとう。

(エリー編)
ノルディス それならアイゼルのほうが詳しいと思いうよ。(原文ママ)
エリー   そうだね。ありがとう。





『錬金術と言えば…』

(マリー編)
アイゼル そうなんですか。
     ずいぶん高度な本を書かれているんですね。
     けど、新しい錬金術の知識となると、ザールブルグでは見つけにくいでしょうね。
マリー  う〜ん。そうなんだよね。

(エリー編)
アイゼル そうなの?
     ずいぶん高度な本を書いているのね。
     けど、新しい錬金術の知識となると、ザールブルグでは見つけにくいと思うわよ。
エリー  う〜ん、やっぱりそうだよね。





『錬金術について』

(マリー編)
ノルディス 新しい錬金術の知識となるとそれは難問ですね。
      けど、いろんな土地を歩いているマリーさんなら、必ず見つけられます。
      まずは、すべてのものに興味を持つことが大事だと思いますよ。
マリー   そうだね! ありがとう。

(エリー編)
ノルディス 新しい錬金術の知識となるとそれは難問だね。
      けど、いろんな土地を歩いているエリーなら、必ず見つけられるよ。
      まずは、すべてのものに興味を持つことが大事だと思うよ。
エリー   そうだね! ありがとう。





『日用品と言えば…』

(マリー編)
アイゼル 日用品といえば、わたしは魔法の紙や国宝布を思い浮かべますわ。
     魔法の紙は材料のアイヒェを採りに行くのが大変だと思いますけど……
マリー  そっか! ありがとう。

(エリー編)
アイゼル そうなの。
     日用品といえば、わたしは魔法の紙や国宝布を思い浮かべるわね。
     魔法の紙は材料のアイヒェを採りに行くのが大変だと思うけど……
エリー  そっか! ありがとう。





『日用品について』

(マリー編)
ノルディス カスターニェでは河口の土を使って陶器などの日用品を作っているそうですよ。
マリー   へえ。そうなんだ!
      ありがとう。参考になったよ!

(エリー編)
ノルディス そういえば……
      カスターニェでは河口の土を使って陶器などの日用品を作っているそうだね。
エリー   へえ。そうなんだ。
      ありがとう、ノルディス。参考になったよ!





『金属と言えば…』

(マリー編)
アイゼル 金属といえば、わたしはやっぱり鉄に関するものを思い浮かべますわ。
マリー  そっか! ありがとう。

(エリー編)
アイゼル 金属といえば、わたしはやっぱり鉄に関するものを思い浮かべるわ。
エリー  そっか! ありがとう。





『金属について』

(マリー編)
ノルディス そういえば銀を含んだ日影石はドムハイトとの国境付近の丘で採れるって聞いてます。
マリー   へえ、そうなんだ!
      ありがとう。参考になったよ!

(エリー編)
ノルディス そういえば銀を含んだ日影石はドムハイトとの国境付近の丘で採れるって聞いてるけど。
エリー   へえ。そうなんだ。
      ありがとう、ノルディス。参考になったよ!





『楽器と言えば…』

(マリー編)
アイゼル 楽器の多くは特殊な素材を使ってると聞いてますが……
     わたしが知っているのはそこまでですわ。
マリー  う〜ん。なるほど。

(エリー編)
アイゼル 楽器の多くは特殊な素材を使ってると聞いてるけど……
     わたしが知っているのはそこまでだわ。
エリー  そっか。ありがとう。





『楽器について』

(マリー編)
ノルディス 楽器はミステル材という素材でできているんですよ。
マリー   へえ。そうなんだ!
ノルディス 作り方まではわかりませんがどなたか楽器に詳しい方がいれば知ってるかもしれませんね。
      たとえば、吟遊詩人みたいな方とか……
マリー   ありがとう。参考になったよ!

(エリー編)
ノルディス 楽器はミステル材という素材でできてるんだよ。
エリー   へえ。そうなんだ。
ノルディス 作り方まではわからないけど誰か楽器に詳しい人がいれば知ってるかもしれないね。
      たとえば、吟遊詩人みたいな人とか……
エリー   ありがとう、ノルディス。参考になったよ!






『おもちゃと言えば…』

(マリー編)
アイゼル おもちゃといえば、わたしはぬいぐるみや人形を連想しますわ。
マリー  あたしも、そうだな。

(エリー編)
アイゼル おもちゃといえば、わたしはぬいぐるみや人形を連想するわね。
エリー  わたしも、そうだな。





『おもちゃについて』

(マリー編)
ノルディス おもちゃといってもかなり幅が広いですよね。
      発想を柔軟にしていろいろ試してみてはいかがですか?
マリー   そうだね。それが一番よさそう。

(エリー編)
ノルディス おもちゃといってもかなり幅が広いよね。
      発想を柔軟にしていろいろ試してみてはどうかな?
エリー   そうだね。それが一番よさそう。





『アクセサリと言えば…』

(マリー編)
アイゼル アクセサリといえばおしゃれには欠かせないものですよね。
     わたしは、お守りとしても使えそうな、ペンタクルを思い浮かべますわ。
マリー  そっか。ありがとう!

(エリー編)
アイゼル アクセサリといえばおしゃれには欠かせないものよね。
     わたしは、お守りとしても使えそうな、ペンタクルを思い浮かべるわね。
エリー  なるほど。ありがとう!

(アニス編)
アイゼル そういえば、あなたも本を書いているのよね。
     今はどのような本を書いているのかしら?
アニス  アクセサリについて、いろいろ研究中です。
アイゼル そうなの。
     アクセサリといえばおしゃれには欠かせないものよね。
     わたしは、お守りとしても使えそうな、ペンタクルを思い浮かべるわね。
アニス  なるほど。ありがとうございます!





『アクセサリについて』

(マリー編)
ノルディス アクセサリは身に付ける物ですから、そういったものから発想してはいかがですか?
      お守りとしての効果を求めるなら結界石なんか、いい素材になると思いますよ。
マリー   なるほど。参考になったよ!

(エリー編)
ノルディス アクセサリは身に付ける物だから、そういったものから発想してはどうかな?
      お守りとしての効果を求めるなら結界石なんか、いい素材になると思うよ。
エリー   なるほど。参考になったよ!

(アニス編)
アニス   こんにちは、ノルディスさん。
ノルディス …ええと。アニス、だったよね。
      …アクセサリについての質問?
      そうか。君も本を書いているんだね。
      アクセサリは身に付ける物だから、そういったものから発想してはどうかな?
      お守りとしての効果を求めるなら結界石なんか、いい素材になると思うよ。
アニス   ありがとうございます! とても参考になりました。





『慣れてきたよね?』

(マリー編)
マリー  こんにちは、アイゼル。
     どう? 執筆は慣れた?
アイゼル さすがに3年目ですから要領がつかめてきましたわ。
     マルローネさんはいかがですか?
マリー  あたしもぼちぼち慣れてきたかな?
     そりゃ、まだまだいたらない所もあるけど……
     ま、お互い良い本が書けるようにこれからもがんばっていこうね。
アイゼル そうですね。

(エリー編)
エリー  こんにちは、アイゼル。
     どう? 執筆は慣れてきた?
アイゼル さすがに3年目だからだいぶ慣れてきたわよ。
     そういうあなたはどうなの?
エリー  わたしもぼちぼち慣れてきたかな?
     そりゃ、まだまだいたらない所もあるけど……
     それでも、お互い良い本が書けるようにこれからもがんばっていこうよ。
アイゼル そうね。





『本を書いているそうですね』

クライス 聞きましたよ。殊勝なことに、本を執筆なさっているそうですね。
マリー  それがどうしたのよ。
クライス 同じ錬金術士として、後世に恥をさらすなんてことがないように忠告しておきますが
     本を書くというのは、ただ単に知っていることを書けばいいというものではありません。
     しっかりした文体で、読み手に理解しやすい言葉を選んで書かねばなりません。
マリー  わかってるわよ。そんなこと!
クライス そうですか。
     私は研究でとても忙しいのですがよろしければ、私が推敲して差し上げてもかまいませんよ。
マリー  あんたには絶対見せない!
クライス ま、なにかわからないことがあれば、遠慮なく、いつでも聞きに来てください。
マリー  ご心配なく!





『ミステル材?』

詩人  どうですか。この竪琴の音色は。
    ミステル材という素材で作られた楽器はとても心地よい音色を奏でるといわれます。
    私が奏でるこの竪琴ももちろんミステル材でできているんですよ。
マリー そうなんだ!
詩人  もし、楽器を作るようなことがあれば、ぜひ、参考にしてみてくださいな。
    作り方ならこうです。
マリー …………
    …………
    …………
    …………
    なるほど!ありがとう!

ミステル材の作り方を知った!





『はじめての執筆』

マリー ここで執筆ができるんだね!
    あれ? 机の上になにかメモがあるよ。なになに……?

…執筆についての注意事項…

本はイメージ調合で作られた新しいアイテムを5個、
書き込むことで完成となります。
最初に決められた本のカテゴリに合わせてアイテムを書き込んでいきましょう。
また、書き込む際にはサンプルとしてアイテムをひとつ提出しなければ
なりませんので注意してください。
書き込んだアイテムがカテゴリに見合うものであればあるほど、
本の評価も高くなります。
完成度の高い本を目指してさらなる研究に励んでください。

マリー …ふむふむ。なるほど。
    よおし! がんばらなきゃね!





『うにの親分?』

エリー   こんにちは、ノルディス。
ノルディス やあ、エリー。どうかしたの?
エリー	  うにの親分って言うのがあるんだけど、これってなんだろうって思って……。
ノルディス あぁ!
      これは、サボテンだね。
      南の熱い地方に生息しているから確かにここらへんでは大変珍しいものだよ。
      ぐるぐるパウダーという薬の材料になるんだよ
エリー   へえ。そうなんだ。
ノルディス そうだ。よかったらその薬の作り方を教えてあげるよ。
エリー   ほんとう?	ありがとう!

ぐるぐるパウダーの作り方を知った!





『太古からの石』

マリー  やっぱり、ケントニスアカデミーに来ると気が引きしまるね……。
クライス いつもは楽天的なあなたも、ここでは厳粛な気持ちになると言うわけですか。
マリー  あ! クライス。立ち聞きなんて、人の悪い。
クライス ひとり言でも、声に出せば自然と聞こえてしまうというものですよ。
     …それよりマルローネさん。あなたはここにはもどる気はないのですか?
マリー  …そうね。
     確かにここで研究することにも魅力は感じるけど、やっぱりあたしには向かないみたい。
     あたしは外で気ままにやってるほうが性に合ってるんだよ。
クライス …そうですか。
     あなたがいきなりここを出てエルフィールさんと工房を開くと聞いたときには正直驚きました。
     ここにいれば、最先端の錬金術を学べる最高の機会と環境が与えられるのにもかかわらず
     それを捨てるというのですから…
     私には、まったく理解できませんでしたよ。
マリー  クライスはそう思うのかもね。
     けっして、クライスたちのやってる研究を見下してるわけじゃないんだけど
     本当の言ってアカデミーの中だけにあるんじゃなくて、この広い世界にあるとあたしは思うんだ。
     だから、ケントニスの外にいたって、学べることはたくさんある。
     クライスとは多少やり方が違うのかもしれないけど
     ちゃんと同じ道を進んでいるって
     それだけは、自信を持って言えるよ。
クライス !
     …………
     …………
     …本当にあなたにはいつも驚かされます。
     やはり、これはあなたに託したほうがよさそうですね。
マリー  ん? 託す?
クライス 私は鉱物を専門に研究しているのですが、ここケントニスでとても貴重な石を発見したのです
     太古から存在すると言われるこの石は、石の中に絶えず水をたたえています。
     これが、どういった物なのかあなたなら、その答えを見つけ出すことができると思うのです。
マリー  え!?
     そんな大事なもの……
クライス 大事なものだからこそあなたに託すと言っているのです
マリー  クライス……。
     けど、あたしなんかに託されてもちゃんと答えが見つけられるかどうか……
クライス おや?
     おじけづきましたか?
     お互い、やり方は違っていても目指す道は同じ。
     そうおっしゃったのはあなたです。
     はるかなる錬金術の高みを目指しているのなら、ためらっているヒマなどありませんよ。
マリー  …そうだね。わかった。やってみる!
クライス それでこそ、マルローネさんです。

太古からの石を2個手に入れた!





『波の足跡』

マリー  こんにちは〜
     あれ? 誰もいない……
(オットー、現れる)
オットー いらっしゃい。
     すまないな、ちょっと奥に居たもんでね。
マリー  いえいえ。
     ?
     その手に持ってるのは何です?
オットー ああ、これか?
     今朝、漁に出た時見つけてね。綺麗な石だったからな。
マリー  なんだか波の跡がそのまま石になったような模様ですね…
     不思議な石。
オットー 俺もこんなの見た事ないよ。
     耳をあてると、かすかに波の音がするんだ。
マリー  え〜!? あっ、本当だ!
     一体どこから来たのかしら。
オットー よかったら持っていきなよ。
     俺は店に飾るのが一個あればいいからさ。
マリー  ええっ! いいんですか?
     せっかく見つけたのに。
オットー な〜に、俺が持ってても飾っとくのがせいぜいさ。遠慮はいらないぜ。
マリー  …じゃあ、二つもらいますね。ありがとうございます。
オットー いいんだ、こうしてまた漁に出られるなら言う事なしさ。錬金術士のおかげだよ。
	 もっとも、最近じゃこっちが板について本業になっちまったがね。





『人気と名声』

エリー  あれ、アイゼル。なんか楽しそうだね。いいことあったの?
アイゼル いいことってほどでもないわ。
     最近、私の工房にお客さんがよく来てくれるからいそがしくて仕方ないのよ。
     これはもちろん私の実力だけど誰かさんの工房が人気ないせいもあるかもしれないわね。
     あなたも少しはお客さんのことを考えるべきではないかしら?
     期限を守らなかったり適当な品をわたしたりすると人気はどんどんさがるわよ。
(アイゼル、消える)
エリー  (人気か……。もう少し気にした方がいいかもなあ……)





『過充電』

マリー ……いっち、にい、さん、し!
    ご、ろく、しっち、はっち!
エリー あれ? 運動ですかマリーさん?
マリー うん、どうもねー。
    最近暴れたりないっていうかなんというか……。
エリー あはは!
    クライスさんがケントニスに行ってからケンカする相手がいませんからねー。
マリー ちょっと、エリー?
    なんでそこでクライスの名前が出てくるのよ!?
エリー いえ……その……あははははは……。
    (でも、絶対クライスさんがいないせいだと思うんだけどなあ……)





『完璧主義者(1)』

ノルディス やあ、エリーたちも大図書館の本を書くんだって?
      お互い頑張ろうね。
エリー   ノルディスはどんな本を書く予定なの?
ノルディス 医術についてまとめる予定なんだ。
エリー   そっか、ノルディスは将来お医者様になりたいって言ってたもんね。
ノルディス どの病気にどの薬が効くかとか予防のための手段なんかを書くよ。
      僕の書いた本がみんなの役に立てばいいなって思うんだ。
エリー   ノルディスの書く本なら大丈夫だよ。
ノルディス ありがとう、エリー。
      そう言ってもらえるとなんだか自信がわくよ。





『完璧主義者(2)』

ノルディス やあ、エリー。
      もうすぐ本の提出期限だね。
エリー   ノルディスはもう提出したの?
ノルディス 実は、少し悩んでいるんだ。
エリー   ノルディスが悩むなんてめずらしいね。わたしにわかることなら相談にのるよ?
      ……内容のことだとわたしにはさっぱりかもしれないけど。
ノルディス あはは……。
      大丈夫だよ、実はもう本は書き上げてあるんだ。
      ただ書いた内容にどうしても自分では納得ができなくてね。
      だけどもうすぐ提出期限だろう?
      ここで提出するか、それとも完全に仕上げてから提出するか悩んでいるんだ。
エリー   ふーん、そうかあ。
      完全に仕上がるまでにどれくらいかかりそうなの?
ノルディス 薬は種類が多いからね。
      書かなきゃいけないことがいっぱいありすぎるんだ。
      正直、いつ終わるかも見当もつかないよ。
エリー   うーん……
      そういうことなら、わたしは提出した方がいいと思う。
      ノルディスにとって不完全でもその知識を必要としている人はきっといるはずだよ。
      それに、いくら優秀な人でも、ひとりで研究を完成させるのは難しいと思うんだ。
      知識を本にまとめておけばきっといつか誰かが研究を受け継いでくれるよ。
ノルディス そうか……そうだよね。
      ボクのちからだけで研究が完成するわけがないよね。
      自分でも気づかなかったけど、いつの間にか自分のちからを過信していたのかもしれない。
      ありがとう、エリー。本を提出することにするよ。
エリー   わたしこそ、ノルディスのちからになれてよかったよ。





『いつわりの報酬』

ノルディス やあ、エリー。
      近くを通りかかったからよってみたんだ。
エリー   いらっしゃい。
      ちょうどひと段落したところなんだ。お茶でも飲む?
ノルディス うん。

(2階)
…………
…………
ノルディス ふう、ごちそうさま。
エリー   おそまつさま。
ノルディス エリーのお茶はいつもおいしいね。
エリー   そう? へへ、ありがとう。
ノルディス そんなエリーにこれをあげる。
      ささやかなお礼だと思って。受け取ってくれないか。
エリー   え!? 銀貨? それもこんなたくさん!
      1000枚はあるよ?
      い、いくらなんでもこんなのもらえないよ!
ノルディス …………
      …………
      あはは! ごめん、今のは冗談だよ。
エリー   じょ、冗談?
ノルディス 銀貨にさわってごらん。
エリー   あ、ふにゃふにゃだ。銀貨じゃないや。
ノルディス これはね、いろんな合金のもとになる物質なんだ。
      大量につくって余ったから、使い道を考えるうちにふとイタズラ心がわいたんだ。
エリー   もーっ! ノルディスがイタズラするなんて思ってもなかったからあせっちゃったよ
ノルディス あはは、ごめんごめん。
      おわびにこれの作り方を教えるから許してよ。

いつわりの銀の作り方を知った!





『グランツ銀』

クライス これを見ていただけますか?
マリー  これは銀?
クライス ただの銀ではありません。
     このすき通るような輝きがあなたにはわかりますか?
マリー  言われてみれば……確かにきれいな銀。
クライス 銀よりも輝きのある銀、グランツ銀です。
マリー  へえ……。
クライス 貴金属史にあらたな歴史をきざむといわれる品です。
     あなた方には無理でしょうが作り方ぐらいは教えて差し上げましょう。
マリー  …………
     …………

グランツ銀の作り方を知った!





『かわいい人形』

エリー  あ、アイゼルだ。女の子といっしょにいる……
女の子  (お人形ありがとう、おねえちゃん)
アイゼル (ふふ、お礼はいらないわ。それじゃあね)
女の子  (うん、ばいばーい!)
エリー  今の女の子が持ってた人形ってアイゼルがつくったの?
アイゼル なによ失礼ね。盗み見していたの?
     あの女の子があまりにせがむから、面倒だったけど作ってあげただけよ。
エリー  かわいいお人形だったね。
アイゼル あんな人形、材料さえあれば誰にも作れるわよ。
     なんなら作り方を教えるけど?
エリー  え、本当? わーい!
アイゼル えーと、レシピは……
…………
…………
アイゼル ……と、こんな感じね。
エリー  って、このレシピ、国宝布がはいってるよ!
アイゼル そうよ。
エリー  そうよ、って……国宝布って高価なんだよ?
アイゼル そうなの? 布だけなら実家にたくさんあったからそれを使ったのだけど。
エリー  さすがお金持ちだあ……。

ライツェントマタの作り方を知った!





『世界への扉』

クライス はあ……。
マリー  あれ?
     どうしたのクライス、生水でも飲んだ?
クライス そうではありませんが……。
     どうも最近体調がすぐれません。
     世界から取り残されている、そんな気分になるときがあるのです。
     アカデミーや研究を離れてこのような場所にいるせいかもしれません
マリー  それって逆じゃないの? クライスは研究のしすぎよ。
     あたしもずっと工房にいると世界から切り離されてる気分になるもの。
     どうせ、いつもひとりっきりしかめっつらして研究してるんでしょ?
     だからたまに世間に出てくると世間の時間の流れに自分をうまくあわせられないんだ。
クライス ふうむ……。
     そんなときマルローネさんはどうするのですか?
マリー  あたし?
     あたしは、そんなときは飛翔亭に行くんだ。
     あそこの人たちと話してるとなんか世界とつながってる感じがして安心できるから。
     クライスも試してみるといいよ。
     なんなら、ここでどう?
     他のお客さんたちと話してきてごらんよ。
     クライスってばどこ行っても誰ともしゃべんないんだからたまにはいいんじゃない?
クライス 私は……こういう所は苦手です。
     どういう態度をとっていいのかわからない。
マリー  ふーん、クライスにも苦手って感じるものがあるんだ。
     ……意外。
     でもさ、いい大人が人見知りっていうのもどうかと思うわよ?
クライス いいんですよ、私は。
     ……ふむ、マルローネさんと話したら元気が出てきました。
マリー  そう? それならいいけど……
クライス どうやら私にとっては、まあ……その……
マリー  ???
クライス マ、マルローネさんが世界と私をつないでくれるただひとつの扉のような……。
マリー  クライス……。
クライス …………
     …………
マリー  ……あんたやっぱり、友達少ないんだ。
     ダメだよ、そんなことじゃ!
クライス ……ふう。
     まあ、そういう答えが来るだろうとは思いましたがね。
マリー  なによ、あたしなんかおかしいこと言った?
クライス いいえ。
     私の予測した通りの単純な反応だということですよ。
マリー  単純で悪かったわね!
     あたししか友達がいないようなヤツよりマシよ!
クライス 勘違いしないで欲しいですね。
     私にとってあなたは「友達」でいて欲しくない人物ですよ。
     それでは、失礼。
マリー  ……なによ、変な奴!







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