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マリー、エリー&アニスのアトリエ イベント会話集
= ミュー、ロマージュ、ユーリカ、ミルカッセ =


INDEX
(ミュー)
はらぺこミュー (M)
まんぷくミュー (M)
背に腹はかえられぬ (M)

(ロマージュ)
至高のシチュー
オアシスにいってみたいわね
オアシスにて
(ユーリカ)
かぜひいてまんねん
いるかいるか?
イルカの恩返し

(ミルカッセ)
深き祈り
香る小枝






[ミュー]


『はらぺこミュー』

ミュー ね〜ね〜
    レンキンジュツってたべものも作れるのかなぁ。
マリー そりゃ、作れないこともないけど……
ミュー そしたら〜
    あたしにもレンキンジュツを教えてほしいな〜
マリー 別にかまわないけど
    料理を習いたいのならシアとかエリーの方が上手だよ。
ミュー そうじゃなくて〜
    レンキンジュツならたべものをつくりだせないかなあって。
マリー え? どういうこと?
ミュー たとえば〜
    この石コロをオサカナにかえちゃったりとか〜
    この葉っぱをゴハンにかえちゃったりとか〜
マリー …………
    …………
ミュー ……できないの?
マリー ……うん。
ミュー そうだよね〜。
    レンキンジュツもそこまでバンノーじゃないよね〜。
    そんなことできたら農家のひとや漁師さんいらなくなっちゃうもんね〜。
マリー そりゃ、錬金術は万能じゃないけど……。
    け、けど、オサカナだったら錬金術じゃなくても
    すぐ釣れるでしょ?
ミュー あう……。やっぱりラクして食べることはできないんだよね〜。
    生きるってつらいね〜。
    さようなら〜。
	あうう……おなかすいたあ。
マリー あ、……行っちゃった。
    思いあまってあの石コロとか葉っぱを食べちゃったりしないか心配だなぁ……。
    そうだ!こんど、ミューになにか食べさせてあげよう!




『まんぷくミュー』

マリー ミュー!
    おなかすいてるでしょ、はいこれ。
ミュー ……うええ。
    ごめん。いらないや〜。
マリー え? どうして?
ミュー さっきね〜、酒場のマスターに新しい料理を作ったから味見してくれって。
    そしたらね〜
    すっごくおいしくてね、いっぱいオカワリしちゃった〜。
マリー そ、そうなんだ……。
ミュー あんなおいしいものが食べられるなんて、
    生きてるってすばらしいね〜!
マリー はははは……。
    そうだね。ミューが元気でよかったよ。
ミュー ん〜? あたしはいつも元気だよ〜。
    じゃ〜ね〜。
マリー …………
    心配してソンしちゃった。





『背に腹はかえられぬ』

ミュー あはははははは
マリー どうしたの?ミュー。
    嬉しそうだね。またご馳走にでもありつけたの?
ミュー あはははははは
    ちがうの〜。
    あはははははは
マリー え?
ミュー あはははは
    おかしくないのにおかしいの〜。
マリー どういうこと?
ミュー あはははははは
    キノコ〜。
    あはははははは
マリー ……え!? あなたまさか!?
ミュー あはははははは
    そのまさかなの〜。
マリー あのキノコは食べちゃダメって言ったでしょ!
ミュー あはははははは
    だって〜
    おなかがすいてて〜
マリー …………
    …………
    どれくらい食べたの?
ミュー かじったら、マズかったから少しだけ〜。
    あはははははは
マリー それなら、すぐに治ると思うから。
ミュー あはははははは
    生きるってムズカシイね〜。
    あはははは
マリー …………
    そうだね。
ミュー もういらないからこれあげる〜。
    あははははははははは
マリー …………
    …………




[ロマージュ]


『至高のシチュー』

エリー   ふう、やっと白夜亭だぁ!
ロマージュ ああ、もうっ! 寒くて仕方ないわ!
      暖炉の前あけてちょうだい!
      こんな寒いところ来るんじゃなかった!
ブライアン いらっしゃい。寒かっただろう?
      ちょうど特製のシチューができあがったところだよ。
      あったまるからこれをお食べ。
ロマージュ ふ〜ん。
      ありがと、おじいさん。
エリー   いただきまーす!
…………
…………
エリー   モグモグ……
ブライアン 味はどうかね?
エリー   うわぁ、おいしい!
ロマージュ ほんとにおいしい!
      こんなおいしいシチューは初めてだわ!
ブライアン そうかい、それはよかった。
ロマージュ おじいさん、料理の天才ね。
ブライアン いやいや……
      ワシの腕だけではなかなかうまいシチューにはならん。
      おまえさんたちが外の寒さにあたってきたからこそ、それはおいしく感じるんだよ。
ロマージュ 外が寒いからこそ、あったかいシチューがおいしい……か。
      ……なるほどね! この味を楽しむためならあの寒さも悪くないわね。
      ここまで連れてきてくれた錬金術士さんにも感謝しなくちゃいけないわね。
エリー   あははっ。





『オアシスにいってみたいわね』

ロマージュ ねえ、砂ばくのオアシスの場所って知ってる?
エリー   知ってますけど……。
ロマージュ ずいぶんきれいな所みたいね。私も一度行ってみたいわあ。
エリー   …………
      …………





『オアシスにて』

ロマージュ ふう、やっと着いた〜!
      ホント、キレイなところね。
      砂ばくの暑さをガマンして来たかいがあったわ。
エリー   そうですねー。
ロマージュ これでステキな恋人と一緒にこられれば最高なんでしょうけど。
      あなたもそう思わない?
エリー   ……えっ!?
      ……考えてもみなかったなぁそんなこと。
ロマージュ ふふふ。あなたらしいわね。
      頭の中は錬金術のことでいっぱい、ってところかしら。
エリー   あはは……。
ロマージュ 熱心なのもいいけど、たまには気晴らしも必要よ。とくに新しいものを求めている時はね。
      心を開放して、いろんなものに触れるの。
      そうすれば、いろんなことが見えてくるわ。
エリー   そうですね!
ロマージュ それなら、ホラ

(ロマージュの一枚絵)
ロマージュ 気持ちいいわよ。
      あなたも踊りなさいよ!
エリー   ……え?
      けど、うまく踊れるかなぁ。
ロマージュ うまく踊ろうなんて考えてちゃ踊れないわ!
      こうやって、風の流れや水の冷たさを全身で感じるだけでいいの。わかるでしょ?
      ようは、楽しめばいいのよ。
エリー   そっか!
      せっかく来たんだから楽しまなきゃね!
ロマージュ うふふ。
      その調子よ。





[ユーリカ]


『かぜひいてまんねん』

ユーリカ っっくしゅん。
マリー  あれ、カゼ?
ユーリカ うん、実は今朝からなんか寒気がするんだ。
マリー  ひきはじめかな?
     カゼは万病の元だから早く休んだ方がいいよ。
     ここらは冷え込みが厳しいからそのせいかもしれないね。
ユーリカ はぁ。カスターニェにいた頃は真冬のシケの中でもカゼなんかひいたことなかったのになあ。
マリー  慣れない場所にきて疲れがたまっているのかも。
ユーリカ そうだね。あたし波の音が聞こえないと落ち着いて眠れないみたいなんだ。
     じきに慣れるとは思うけどね。





『いるかいるか?』

ユーリカ ねえ!
     さっき、じゅうたんに乗って空を飛んでたのはあんたかい?
エリー  うん、そうだよ。よく気づいたね。
ユーリカ じゃ、頼みがあるんだ。
エリー  ???
ユーリカ 実は浜にイルカの群れが迷い込んでいるんだ。
     大潮の時に来たらしいんだけど潮が引いたときに潮だまりにはまっちゃって動けないんだよ。
     あのじゅうたんを使えばイルカたちを助けられると思ったんだ。
エリー  なるほど……。
     そういうことならまかせておいて!
ユーリカ よろしく!

…………
…………

漁師   おお、ユーリカ! 戻ったか!
ユーリカ またせたね、みんな!
     この人にまかせとけばイルカは助かるよ!
漁師   おお! 頼むぞ!
ユーリカ ……じゃ、お願い!
エリー  うん!

…………
…………

エリー  ふう……。いまのが最後の1頭?
ユーリカ そうだね……イルカたち、うれしそうだった。
     改めて礼をいわせてもらうよ。
エリー  お礼なんていいよ。
     あれくらいおやすいご用だもん。
ユーリカ じゃ、街にもどろう! 今夜はあたしがおごるよ。
エリー  わーい、やった!





『イルカの恩返し』

ユーリカ ああ!
     やっぱ海の上は気持ちがいいねえ。
エリー  わわっ!
     そんなに身を乗り出すと危ないよ、ユーリカ。
ユーリカ 平気平気! 船乗りはこれっくらいで船からは落ちたりはしないよ!
     って……うあっ!
エリー  あッ!

ザパーン!!

エリー  大変だ! ユーリカが海に落ちた!
     ユーリカ!

…………
…………

エリー  ユーリカ! ユーリカ!

…………
…………

エリー  返事をして、ユーリカ!

…………
…………

エリー  そんな……!?
     …………
     …………
ユーリカ おーい! あたしならここだよ!

(イルカに乗るユーリカの一枚絵)
ユーリカ ひゃっほうー!
エリー  ユーリカ! ……よかったあ。
ユーリカ こいつらが助けてくれたんだ。
エリー  わぁ、イルカだぁ!
     いつかの恩返しをしてくれたんだね!
ユーリカ あたしはもう少しイルカたちと泳いでるよ。
     いいだろう?
エリー  あはは、もう、しょうがないなあ!






[ミルカッセ]


『深き祈り』

(マルローネ編)
マリー   調合に煮詰まってなんとなく教会に来ちゃったけど……
      こんにちは〜。
      …………あら?
ミルカッセ ……アルテナの御心のままに
マリー   熱心にお祈りしてる。ジャマしちゃ悪いよね。
      出直そう。
ミルカッセ あら、マルローネさん。
      いらしてたんですね。
エリー   あ、ごめん! ジャマししちゃったかな?
ミルカッセ いいえ。
      いま、終わったところです。
マリー   毎日熱心にえらいよね。感心するよ。
      あたしはそこまで信仰心ないからなぁ。
ミルカッセ そんなことありません。
      マルローネさんこそ日々、多くの方々に喜びを分け与える錬金術の研究に励んでいます。
      それにくらべたら、わたしはただ、人々の心の平穏を祈るだけですもの。
マリー   ん〜。それでじゅうぶんスゴイと思うんだけど、ミルカッセは祈ってて自分でそう思わないの?
ミルカッセ 祈りは心から穢れを浄化する行為と教わっています。
      目に見えないから自分でもわかりにくいんだと思います。
マリー   浄化かぁ。
      そういえば、あたしたち錬金術士の大いなる作業にも生命の浄化が必要とか言われてたけど……。
      じつは、いまだにどういうことなのかは、なんとなくでしかわからないんだよね。
	  それなのによく賢者の石を作れたなあって、自分でもたまに思うよ。
ミルカッセ ……そうなんですか。
      わたし、今のお話を聞いて思ったんですけど……
      万物の法則を見出そうという錬金術は、世界の成り立ちを知ることになります。
      それは、突き詰めれば世界の創造主である神の意思を知ることになりますよね。
      神の意思を知るには純粋な心でなければならない、そういうことなのではないでしょうか。
マリー   ええっ!?
      あたしたち、そんな恐れ多いことしてたの?
ミルカッセ それに最近なんですが、わたしの父がこう申していました。
      錬金術の大いなる作業は神への祈りに通ずるところがあるのかもしれない、って。
マリー   そうなのかなぁ。むずかしい話はわからないや。
      それどころかちょっと怖くなってきちゃったよ
ミルカッセ そうですね。錬金術にしても他のさまざまな学問にしても使い道を誤れば破滅を招きます。
      昔、教会が錬金術を忌み嫌ってきたのも錬金術のもつ大きな力に恐れを抱いていたからでしょう。
      安易に真実の炎に触れればわが身を焼くことになる……。
      アルテナの戒めの言葉です。
マリー   うん。
      その話は聞いたことがあるよ。
      だから、錬金術を学ぶものは生命の純化が必要なのかぁ。
      知識を伝えるにしても慎重にやらなきゃダメなんだね。
ミルカッセ うふふ。
      わたしは錬金術にたずさわるすべての人を尊敬します。
      自らの心を律する強さをお持ちなんですもの。
マリー   あはは……
      そんな風に言われるとテレるなぁ。
      けど、ミルカッセの言うとおりもっと真剣に取り組まないといけないね。
      なんだか新しい意欲が湧いてきたよ。
      ありがとう。
ミルカッセ いいえ、少しでもお役に立てて光栄です。


(エルフィール編)
エリー   調合に煮詰まってなんとなく教会に来ちゃったけど……
      こんにちは〜。
      …………あら?
ミルカッセ ……アルテナの御心のままに
エリー   熱心にお祈りしてる。ジャマしちゃ悪いよね。
      出直そう。
ミルカッセ あら、エルフィールさん。いらしてたんですね。
エリー   あ、ごめん! ジャマししちゃったかな?
ミルカッセ いいえ。いま、終わったところです。
エリー   毎日熱心にえらいよね。感心するなぁ。
      わたしは気持ちを落ち着かせるためにちょっと祈るくらいだからなぁ。
ミルカッセ そんなことありません。
      エルフィールさんこそ日々、多くの方々に喜びを分け与える錬金術の研究に励んでいます。
      それにくらべたら、わたしはただ、人々の心の平穏を祈るだけですもの。
エリー   わたしはそれで、じゅうぶんスゴイことだと思うんだけどな。
      ミルカッセは祈ってて自分ではそう思わないの?
ミルカッセ 祈りは心から穢れを浄化する行為と教わっています。
      目に見えないから自分でもわかりにくいんだと思います。
エリー   浄化かぁ。
      そういえば、私たち錬金術士の大いなる作業にも生命の浄化が必要と言われてたけど……。
      じつは、いまだにどういうことなのかは、掴みきれていないんだよね。
	  それなのによく賢者の石を作れたなあって、自分でもたまに思うよ。
ミルカッセ ……そうなんですか。
      わたし、今のお話を聞いて思ったんですけど……
      万物の法則を見出そうという錬金術は、世界の成り立ちを知ることになります。
      それは、突き詰めれば世界の創造主である神の意思を知ることになりますよね。
      神の意思を知るには純粋な心でなければならない、そういうことなのではないでしょうか。
エリー   ええっ!?
      わたしたち、そんな恐れ多いことしてたのかな?
ミルカッセ それに最近なんですが、わたしの父がこう申していました。
      錬金術の大いなる作業は神への祈りに通ずるところがあるのかもしれない、って。
エリー   いわれてみればそうなのかもしれないけど……。
      それよりちょっと怖くなってきちゃったよ
ミルカッセ そうですね。錬金術にしても他のさまざまな学問にしても使い道を誤れば破滅を招きます。
      昔、教会が錬金術を忌み嫌ってきたのも錬金術のもつ大きな力に恐れを抱いていたからでしょう。
      安易に真実の炎に触れればわが身を焼くことになる……。
      アルテナの戒めの言葉です。
エリー   うん。その話は聞いたことがあるよ。
      だから、錬金術を学ぶものは生命の純化が必要なのかぁ。
      知識を伝えるにしても慎重にやらなきゃダメなんだね。
ミルカッセ うふふ。
      わたしは錬金術にたずさわるすべての人を尊敬します。
      自らの心を律する強さをお持ちなんですもの。
エリー   あはは……
      そんな風に言われるとテレるなぁ。
      けど、ミルカッセの言うとおりもっと真剣に取り組まないといけないね。
      なんだか新しい意欲が湧いてきたよ。ありがとう。
ミルカッセ いいえ、少しでもお役に立てて光栄です。


(アニス編)
アニス   調合に煮詰まってなんとなく教会に来ちゃったけど……
      こんにちは。
      …………あら?
ミルカッセ ……アルテナの御心のままに
アニス   熱心にお祈りしてる。ジャマしちゃいけない。
      出直そう。
ミルカッセ あら、アニスさん。いらしてたんですね。
アニス   あ、ごめんなさい! おジャマしてしまいましたよね。
ミルカッセ いいえ。いま、終わったところです。
アニス   そうですが。ご苦労様です。
      毎日熱心でとても尊敬しちゃいます。
      それにくらべ、わたしは気持ちを落ち着かせるためにちょっと祈るくらいだからなぁ。
      ミルカッセさんを見習わなきゃ。
ミルカッセ そんなことありません。
      アニスさんこそ日々、多くの方々に喜びを分け与える錬金術の研究に励んでいます。
      それにくらべたら、わたしはただ、人々の心の平穏を祈るだけですもの。
アニス   そんな! ミルカッセさんの真剣な祈りにはかないません!
      いつもその姿に励まされてます。
      それはスゴイことだと思うんです。
      ミルカッセさんはお祈りしていて、ご自身ではそう思わないんですか?
ミルカッセ 祈りは心から穢れを浄化する行為と教わっています。
      目に見えないから自分でもわかりにくいんだと思います。
アニス   心の浄化ですか……。
      そういえば、私たち錬金術士の大いなる作業にも生命の浄化が必要と言われてるんですが……
      わたしには意味がなかなか掴みきれなくてよくわからないままなんです。
ミルカッセ ……そうなんですか。
      わたし、今のお話を聞いて思ったんですけど……
      万物の法則を見出そうという錬金術は、世界の成り立ちを知ることになります。
      それは、突き詰めれば世界の創造主である神の意思を知ることになりますよね。
      神の意思を知るには純粋な心でなければならない、そういうことなのではないでしょうか。
アニス   ええっ!?
      わたしたち、そんな恐れ多いことしてたんですか?
ミルカッセ それに最近なんですが、わたしの父がこう申していました。
      錬金術の大いなる作業は神への祈りに通ずるところがあるのかもしれない、って。
アニス   言われてみればそうなのかもしれませんけど……
      それより、ちょっと怖くなってきちゃいました。
ミルカッセ そうですね。錬金術にしても他のさまざまな学問にしても使い道を誤れば破滅を招きます。
      昔、教会が錬金術を忌み嫌ってきたのも錬金術のもつ大きな力に恐れを抱いていたからでしょう。
      安易に真実の炎に触れればわが身を焼くことになる……。
      アルテナの戒めの言葉です。
アニス   はい。その話は聞いたことがあります。
      だから、錬金術を学ぶものは生命の純化が必要なんですね。
      知識を伝えるにしても慎重に考えなきゃいけませんね。
ミルカッセ うふふ。
      わたしは錬金術にたずさわるすべての人を尊敬します。
      自らの心を律する強さをお持ちなんですもの。
アニス   あはは……
      そんな風に言われると恐縮してしまいます。
      けど、ミルカッセさんの言うとおり、もっと真剣に取り組まないといけませんね。
      なんだか新しい意欲が湧いてきました。ありがとうございます。
ミルカッセ いいえ、少しでもお役に立てて光栄です。





『香る小枝』

マリー   ごめーん。今ちょっと手が放せないんだ。
ミルカッセ おいそがしい所に来てしまったんですね。
	  すみません。
マリー   ううん。すぐ終わるから、そこら辺にあるものでもながめながら待ってて。
ミルカッセ はい。

…………
…………

ミルカッセ 錬金術の工房というのはいつ来ても興味深いものがたくさんありますね。
マリー   教会だって興味深いものでいっぱいだよ。
ミルカッセ そうですか?
	  教会には古いものがあるだけですよ。
	  あら、これは……?
マリー   ???
ミルカッセ もしかしてこれはアイヒェの宿り木ではありませんか?
マリー   うん、そうだよ。知ってるの?
ミルカッセ 本物を見るのは初めてです。
	  でも、この宿り木はアルテナさまのお好きだという香木になるんですよ。
	  その香る小枝は心がとても安らぐ香りをはなつそうです。
	  私も作り方だけは習いました。よければお教えしましょうか?
マリー   その宿り木、いい使い道がないかってさがしてた所なんだ。
	  ほんとにいいの?
ミルカッセ はい、よろこんで。

香る小枝の作り方を知った!







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