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マリー、エリー&アニスのアトリエ イベント会話集
= アニス&サイード =


INDEX
ニアミス
第三の錬金術士、アニス登場
アニスの部屋
アニスの訪問A
アニスの訪問B
アニス1冊目の本
サイード、颯爽と登場!
今日は夏祭り!(アニス&サイード編)
みつけるべきもの
アニスとイングリド
アニスとシア
誕生日はいつなの?
アニスとアイゼル
アニスとミルカッセ
アニス、カスターニェに到着
アニス、ケントニスに到着!
アニス、グラッケンブルグに到着
アニス、カリエルに到着
あてにげagain (ALL)
職業:フリーター (MorE)
アニスの誕生日
仕えるわけ (MorE)
ひとりじゃないから
虹をこえて
伝えることの難しさ
不思議の国のアニス



『ニアミス』

謎の声 あの……
マリー ???
謎の女 すみません、アカデミーはどちらでしょう?
マリー アカデミーなら、あのとがった屋根の建物ですよ。
謎の女 ああ、あれですか。ありがとうございます。
    失礼しますね。
マリー …………
    …………




『第三の錬金術士、アニス登場』

(マリー&エリー編)
イングリド こんにちは。仕事中だったかしら?
エリー   大丈夫ですよ、先生。
イングリド よかったわ。
      実はあなたたちに紹介したい人物を連れてきたの。
      ……さ、こっちへいらっしゃい。
謎の声   はい。

(イングリドとアニスの一枚絵)
イングリド  紹介するわね。
       南の国のアカデミーから来たアニス・リュフトヒェンよ。
アニス    アニスです。はじめまして、先輩。
エルフィール よろしくね、アニス。
マルローネ  はじめまして!
       南の国からここまで来るのは大変だったでしょ?
アニス    少し遠かったけど、この街に来ることがうれしかったからなんてことありませんでした。
エルフィール どうしてわざわざザールブルグに?
アニス    はい。
       向こうのアカデミーにはまだ充分な設備がありません。
       だからこの街で錬金術の知識だけでも身につけて、故郷に伝えたいんです。
       ご指導よろしくお願いします!

(工房)
イングリド 彼女はちょうど大図書館が完成するまでこの街に滞在します。
      アカデミーで私の手伝いをしてもらうの。
      いわば教師見習いね。
エリー   へえ、そうなんですか。
マリー   じゃあ、アニスは将来、先生になるんだ?
アニス   はい。
マリー   立派だね。応援するよ!
アニス   私の部屋はイングリド先生と同じくアカデミーの奥ですからぜひ遊びに来てください。
エリー   うん。
イングリド では、私たちは他にも行くところがあるから失礼するわ。
      行きましょう、アニス。
アニス   はい、先生!
      ……失礼します、先輩。
マリー   またね!

マリー 遠いところから来て大変だよね。
エリー 今度ふたりで遊びに行きましょうね。
マリー そうだね!


(マリー編)
イングリド こんにちは。
      仕事中だったかしら?
マリー   大丈夫ですよ、先生。
イングリド よかったわ。
      実はあなたたちに紹介したい人物を連れてきたの。
      ……さ、こっちへいらっしゃい。
謎の声   はい。

(イングリドとアニスの一枚絵)
イングリド 紹介するわね。
      南の国のアカデミーから来たアニス・リュフトヒェンよ。
アニス   アニスです。
      はじめまして、先輩。
マルローネ はじめまして!
      南の国からここまで来るのは大変だったでしょ?
アニス   少し遠かったけど、この街に来ることがうれしかったからなんてことありませんでした。
マルローネ どうしてわざわざザールブルグに?
アニス   はい。
      向こうのアカデミーにはまだ充分な設備がありません。
      だからこの街で錬金術の知識だけでも身につけて、故郷に伝えたいんです。
      ご指導よろしくお願いします!

(工房)
イングリド 彼女はちょうど大図書館が完成するまでこの街に滞在します。
      アカデミーで私の手伝いをしてもらうの。
      いわば教師見習いね。
マリー   じゃあ、アニスは将来、先生になるんだ?
アニス   はい。
マリー   立派だね。応援するよ!
アニス   私の部屋はイングリド先生と同じくアカデミーの奥ですからぜひ遊びに来てください。
マリー   うん。
イングリド では、私たちは他にも行くところがあるから失礼するわ。
      行きましょう、アニス。
アニス   はい、先生!
      ……失礼します、先輩。
マリー   またね!

マリー 遠いところから大変だなあ。
    今度ふたりで遊びに行ってあげよう!


(エリー編)
イングリド こんにちは。
      仕事中だったかしら?
エリー   大丈夫ですよ、先生。
イングリド よかったわ。
      実はあなたたちに紹介したい人物を連れてきたの。
      ……さ、こっちへいらっしゃい。
謎の声   はい。

(イングリドとアニスの一枚絵)
イングリド  紹介するわね。
       南の国のアカデミーから来たアニス・リュフトヒェンよ。
アニス    アニスです。
       はじめまして、先輩。
エルフィール よろしくね、アニス。
       南の国からここまで来るのは大変だったでしょ?
アニス    少し遠かったけど、この街に来ることがうれしかったからなんてことありませんでした。
エルフィール どうしてわざわざザールブルグに?
アニス    はい。
       向こうのアカデミーにはまだ充分な設備がありません。
       だからこの街で錬金術の知識だけでも身につけて、故郷に伝えたいんです。
       ご指導よろしくお願いします!

(工房)
イングリド 彼女はちょうど大図書館が完成するまでこの街に滞在します。
      アカデミーで私の手伝いをしてもらうの。
      いわば教師見習いね。
エリー   じゃあ、アニスは将来、先生になるんだ?
アニス   はい。
エリー   立派だね。応援するよ!
アニス   私の部屋はイングリド先生と同じくアカデミーの奥ですからぜひ遊びに来てください。
エリー   うん。
イングリド では、私たちは他にも行くところがあるから失礼するわ。
      行きましょう、アニス。
アニス   はい、先生!
      ……失礼します、先輩。
エリー   またね!

エリー 遠いところから大変だなあ。
    今度ふたりで遊びに行ってあげよう!




『アニスの部屋』

(マリー&エリー編)
マリー ねえ、エリー。
    アニスの部屋に行ってみない?
エリー そうですね。
    行ってみましょう。

…………
…………

マリー んー、この部屋かな?
(ノックの音)
アニス はい、どなたですか?
エリー こんにちは。
アニス あ、先輩!
マリー 様子を見に来たよ。困ったこととかない?
アニス そうですね……。
    なれないことは多いけれど、おおむね順調、です。
エリー 疲れてるように見えるけど……大丈夫?
アニス え? だ、大丈夫です!
    まだこっちの環境に慣れていないだけです。
エリー それならいいけど……。
アニス ご心配ありがとうございます。
    でも本当に大丈夫ですから!
エリー うん。
    困ったことができたらいつでも工房にきてよ。
マリー 悩みが解決できるかはわからないけど、お茶くらいはだせるから。
アニス あはは!
    頼りにしてます、先輩!


(ひとり編)
マリー せっかくだしアニスの部屋に行ってみようかな?

…………
…………

(以後マリー&エリー編のプレイヤー側のセリフがひとりに集約される)





『アニスの訪問A』

アニス こんにちは、先輩!
マリー あ、アニス! いらっしゃい!
アニス 調合の理論で、どうしてもわからないことがあって、教えていただきたいんです。
マリー え、理論!? ちょっと苦手だったりして……。
アニス …………
    …………
マリー ……じょ、冗談だよ。えっと、どんな理論?
アニス はい……
    これなんですけど……
マリー ああ、これね。
    これは……
    …………
    …………

……ドサッ

マリー え!?
    ちょっと! アニス!?
アニス …………
    …………
マリー ……わわ!
    アニスが倒れちゃった! どうしよう!?
    と、とりあえずベッドに運ばないと!

…………
…………

マリー …………
    …………
アニス …………
    …………
    ……あれ、私!?
    あ、先輩……。
マリー よかった!
    目が覚めたんだね。
    でもまだ寝ていなきゃだめだよ。
アニス 私、倒れたんですか?
    すみません、先輩。とんだごめいわくを……
マリー 気にしないでいいよ。
    でもさ、一生懸命もいいけど倒れるほどっていうのはあんまり感心しないな。
アニス すみません……。
マリー いくらイングリド先生でもアニスが倒れるほどに仕事をさせるとは思えないんだけど…
アニス …………
    …………
    本を書いているんです。
    私の国のアカデミーのために錬金術の本を……。
マリー アカデミーの仕事に教師の勉強その上本まで書くなんて、そりゃ無茶だよ。
アニス でも、私のアカデミーには満足な本がないからこっちでの研究をまとめておきたいんです。
マリー ……なるほどね。
    …………
    …………
アニス …………
    …………
マリー ……手伝おうか?
アニス え!?
マリー アニスにはやる事がいっぱい。
    だけど、多すぎてひとりだと全部はできない。
    だったら、答えは簡単だよ。
    あたしたちと一緒にやればいいんだ。
アニス 先輩……!
マリー あたしたちも書かなきゃいけない本があるんだ。
    だからアニスがあたしたちの工房に来て一緒に研究をすれば効率がいいと思うんだ。
    アニスがうちで研究する間は、あたしかエリーがアカデミーで働くことにすればいいよ。
    あ、勘違いしちゃだめだよ。
    研究だけやればいいわけじゃないんだ。
    工房の仕事はしてもらわないと生活していけなくなっちゃう。
アニス でも……、本当にいいんですか!?
マリー もちろん!
アニス ありがとうございます!↓
    ……でも先輩方には先輩方のご都合があるでしょうから、そちらを優先させてくださいね。
    私なら、ひとりでも大丈夫ですから!
    (#Bの挿入ポイント)
    先輩方のご都合のよろしいときに、アカデミーの私の部屋に来て下さい。
マリー わかったよ。
アニス 今日はそろそろ帰ります。
マリー 動いて大丈夫? アカデミーまで送ろうか?
アニス もう平気です! ……それでは、失礼します!

マリー うん、またね!
    さて、あたしも頑張ろっと!




『アニスの訪問B』

(訪問Aの#に挿入)
マリー うん。
    今は他の本を書く約束になっているから、アニスの手伝いはそれが終わってからだね。





『アニス1冊目の本』

(ふたり編)
マリー じゃあ、前にも言ったとおりアニスが書いてる本について話を聞かせてもらえるかな?
アニス はい! えーっと……
    今書かなければいけないのは(カテゴリ)の本です。
    書き上げるまで他の執筆はうけられません
    いいですか?

→はい
アニス ありがとうございます!
    それで、ですね、
    おふたりのうちどちらかが私が今やっているように
    アカデミーでイングリド先生の手伝いになるんですけど、
    おふたりのうちどちらが私と交代しますか?

 →マリーと交代
 マリー うん、わかった。
 エリー、頑張ってね!
 エリー はい、マリーさん!
 アニス では、未熟者ですが、よろしくお願いします!

 →エリーと交代
 エリー わかりました。頑張ってくださいマリーさん!
 マリー まかせといて!
 アニス では、未熟者ですが、よろしくお願いします!

 →やめた
 アニス そうですか……。
     あ、気になさらないで下さい。
     ひとりでも大丈夫。頑張ればできますから!

→いいえ
アニス そうですか……。
    あ、気になさらないで下さい。
    ひとりでも大丈夫。頑張ればできますから!


(ひとり編・最初の選択肢までメッセージは同じ)
→はい
アニス ありがとうございます!
    それで、ですね、
    先輩は私と交代していただいて
    アカデミーでイングリド先生の手伝いをしていただくんですが
    交代していいですか?

 →はい(マリー)
 アニス ありがとうございます! 先輩の分まで頑張ります!
 マリー んー、ちょっとかたいなあ。
     そんなに肩ヒジはらずに気楽にね。
 アニス は、はい!

 →はい(エリー)
 アニス ありがとうございます! 先輩の分まで頑張ります!
 エリー マリーさんは家事をやらない……
     ……じゃなくて、
     えーと、家事があんまり得意じゃないからやってあげてね。
 アニス あはは、わかりました。
     じゃあ、それもまかせてください!

(*断った場合はふたり編と同じ)





『サイード、颯爽と登場!』

(パートナーがマリーの場合)
マリー  さて、これからはアニスもこの工房の一員だね。
     改めてよろしく、アニス!
アニス  はい、先輩。ご指導お願いします。

バリーーーーン!

マリー  え? なに!?

(サイードが窓を割って現れる一枚絵)
謎の男   お嬢様!
マルローネ えっ!?
サイード  お嬢様の有能なボディガードこのサイードが来たからにはもう安心です。
      さあ、帰りましょう!
アニス   !?
      ちょっと待って! 帰るってどこに!?
サイード  アカデミーに決まってます。
マルローネ 話が見えないんだけど!?
サイード  ふッ!
      お嬢様をさらったのはおまえだな?
マルローネ ええっ、あたしがアニスをさらった!?
サイード  俺は機嫌が悪い。
      斬られたくなくばさっさとどこかへ……
アニス   サイード……。
      私、さらわれたりしていないわよ。
サイード  ……へ!?

サイード さらわれたんじゃあないんですか?
アニス  ……あのね、今度からこちらでお世話になることになったの。
サイード …………
     …………
     ア、アカデミーにいらっしゃらないので私はてっきり……
マリー  ちょっと! うちの窓、どうしてくれるのよ!
サイード 早速、修理します。

…………
…………

サイード 修理完了いたしました。
     では私はこれで……。なにかあればいつでもご用命ください。
アニス  うん、またね、サイード……。
     先輩、すみませんでした。
     彼はサイードと言って、幼なじみなんです。
マリー  アニスのこと、お嬢様、って呼んでたよね?
アニス  彼、以前、私の実家で働いていました。
     もう、彼を雇っているわけではないので、お嬢様なんて呼ばないでと言ったんですが…
マリー  そうなんだ……。
アニス  少し早とちりだけど一生懸命ないい人ですよ。
マリー  そ……そう? なら別にいいんだ。
     じゃ、気を取り直して……改めてよろしくね、アニス!
アニス  よろしくお願いします、先輩!


(パートナーがエリーの場合)
エリー  さて、これからはアニスもこの工房の一員だね。
     改めてよろしく、アニス!
アニス  はい、先輩。ご指導お願いします。

バリーーーーン!

エリー  え? なに!?

(サイードが窓を割って現れる一枚絵)
謎の男    お嬢様!
エルフィール えっ!?
サイード   お嬢様の有能なボディガードこのサイードが来たからにはもう安心です。
       さあ、帰りましょう!
アニス    !?
       ちょっと待って! 帰るってどこに!?
サイード   アカデミーに決まってます。
エルフィール どうなってるの? 話が見えないよ!
サイード   ふッ!
       お嬢様をさらったのはおまえだな?
エルフィール え?
       わ、わたしがアニスを!?
サイード   俺は機嫌が悪い。
       斬られたくなくばさっさとどこかへ……
アニス    サイード……。
       私、さらわれたりしていないわよ。
サイード   ……へ!?

サイード さらわれたんじゃあないんですか?
アニス  ……あのね、今度からこちらでお世話になることになったの。
サイード …………
     …………
     ア、アカデミーにいらっしゃらないので私はてっきり……
エリー  だからって、うちの窓を割らなくても……。
サイード 早速、修理します。

…………
…………

サイード 修理完了いたしました。
     では私はこれで……。なにかあればいつでもご用命ください。
アニス  うん、またね、サイード……。
     先輩、すみませんでした。
     彼はサイードと言って、幼なじみなんです。
エリー  アニスのこと、お嬢様、って呼んでたよね?
アニス  彼、以前、私の実家で働いていました。
     もう、彼を雇っているわけではないので、お嬢様なんて呼ばないでと言ったんですが…
エリー  そうなんだ……。
アニス  少し早とちりだけど一生懸命ないい人ですよ。
エリー  そ……そう? なら別にいいんだ。
     じゃ、気を取り直して……改めてよろしくね、アニス!
アニス  よろしくお願いします、先輩!





『今日は夏祭り!(アニス&サイード編)』

アニス  はい、どなたですか?
サイード お、お嬢様!
アニス  そんなにあわててどうしたの、サイード!?
サイード お嬢様、お祭りです!
アニス  そうね、サイード。今日は夏祭りね。
サイード 見に行かないんですか?
アニス  どうしようかな、と思っていたとこ。
サイード では行きましょう! 行くべきです、絶対!
     だって、お祭りといえばいつだって特別ですから!
     きっと何か楽しいことが!
アニス  でも先輩は、夏祭りはみんなが集まるだけで特別なことはやらないって……
サイード え!?
     …………
     …………
アニス  …………
     …………
サイード ちっちっち! いいですか、お嬢様。
     お祭りというのは内容にかかわらず参加することに意義があるのです!
アニス  そ、そうなの。
サイード そうです!
アニス  …どうしようかな?

→お祭りに行こう!
アニス  わかったわ、サイード。行きましょうか。
サイード はい、お嬢様!

(アニスと物見遊山サイードの一枚絵)
サイード あ、お嬢様! 見て下さい!
     人々が集まって何やら語り合っています!
アニス  そ、そうね。
サイード あ、あそこでも! おお、あっちでも!

…………
…………

アニス  ふう、ただいまぁ。
サイード どうです? 少しは疲れがとれましたか?
アニス  いやだ、サイード。
     たくさん歩いたから余計につかれ……
     …………
     …………
     ……あ、なんか体が軽い。あんなに歩いたのに、どうして?
サイード 軽い運動はかえって疲れをいやしてくれるものです
     閉めきった工房にいるよりは体にいいはずですよ。
アニス  そうなんだ。
     ありがとう、サイード。
サイード どういたしまして。では、失礼します。

→お祭りに行かない!
アニス  ごめんなさいね、サイード。
     仕事もあるからお祭りには行けないわ。
サイード ……そうですか。
アニス  サイードは、私の分までお祭りを楽しんできて。
サイード いいえ。
     お嬢様が行かないのに私だけお祭りに参加するなどできません。
     私も自分の仕事をすることにします。
     では、失礼します。
(サイード退場)
アニス  ……行けばよかったかな?





『みつけるべきもの』

マリー ふう、疲れたね。少し休もうか。
アニス はい。
    2階にお茶を用意します。

…………
…………

アニス ふう、ごちそうさまでしたぁ!
マリー おいしかったね。
    ……ねえ、アニス。
    アニスのいたアカデミーってどんなところだったの?
アニス どんな所って……ここよりずっと小さくて、人数も少なかったですよ。
    先生も少ないから、校長先生に教わったりもしました。
    のんびりとした校風で、よく晴れて気持ちのいい日はピクニックにいったり……。
マリー へえ、いいなあ。
    こっちのアカデミーはもっと厳しいからなあ。
アニス そうですね。私も最初はこちらの授業方法になじめませんでした。
マリー ゆとりがあっていいなあ。
アニス そうですけど、でも逆に、ゆとりばっかりっていうのも困っちゃいますよ。
    だらだらと暮らしていけるほど世の中は甘くないですからね。
マリー たしかにのんびりグセがついたまま卒業するのは危険かもなあ……。
    錬金術士として本当の勝負が始まるのはアカデミーを卒業してからだもんね。
アニス はい、だから単純にどちらの方法が正しいとは言えないと思うんです。
    ……難しい問題ですね。
マリー そうかな?
アニス え?
マリー 大切なことさえ伝えられればそれでいいんじゃないかな?
アニス 大事なこと……。
マリー うん。
アニス 教えて下さい!
    それって、どんなことですか?
マリー う〜ん……。
    それはアニスが見つけるべきだと思うけど?
アニス !!!
    ……そうですね、わかりました、先輩。
    私、その大切なことを見つけます、きっとです!
マリー うん、応援するよ。
    ……それにしても、さっきの真剣な表情は先生っぽかったよ。
アニス もうっ! 茶化さないでくださいよ!
    あはは……!





『アニスとイングリド』

イングリド アニス。
アニス   あ、イングリド先生!
イングリド 話は聞きました。
      工房で働きながら研究をするそうね。
アニス   はい、すみません。
      仕事を途中で投げ出したみたいで……。
イングリド あやまる必要はないわ。
      そうせ、マルローネにはあなたの分まで働いてもらうし、
      街の工房で働くことはきっと将来のためのいい経験になるはずです。
      私もかつてアカデミー創立を目指しながら仕事をし、その経験は大いに役立ちました。
      経験は人間を豊かにします。
      いろいろな場所に行き、いろいろなことを経験なさい。
アニス   はい。
イングリド ……しいていえば、あなたには他の工房の方がいいような気もしますが。
アニス   そんなことありません!
      先輩にはよくしていただいています!
イングリド それはいいけど……変なところを毒されないようにね。
アニス   (毒される、って……)
イングリド まあ、いいわ。とにかく頑張りなさい。
アニス   はい!





『アニスとシア』

シア  こんにちは。
    ふふ、あなたがアニスね。マリーから話は聞いているわ。
    私は、シア。マリーとエリーの友人よ。
    はじめまして。
アニス はじめまして。
シア  どう? ここでのくらしにはもう慣れた?
アニス はい、おかげさまで。
シア  それはよかったわね。
    私は、ひまな時にのぞきに来ると思うから話し相手になってね。
アニス はい。
シア  お仕事、あまり頼まないかもしれないけど、かまわないわよね?
アニス は、はい。
シア  ふふ、冗談よ。
    何かあったときはお願いするわ。
アニス はい!
シア  それじゃ、今日はあいさつに来ただけだから。
    ……また来るわね。
アニス はい、また!





『誕生日はいつなの?』

マリー ねえ、アニス。
    アニスって誕生日はいつなの?
アニス 私ですか?
    3月生まれですよ。3月26日です。
    春のアラシが来ていてすごい大変だったって母が言ってました。
マリー へえ。
    たしかに言われてみれば、アニスには春が似合うね。
アニス ふふ……。
    ありがとうございます。私、春、大好きですよ。





『アニスとアイゼル』

アニス  こんにちは。
アイゼル あら、何かご用かしら?
アニス  今度、エリー先輩の工房でお世話になることになったのでごあいさつにきました。
アイゼル そう、あの工房で働くの。
     なら私の工房に負けないようにすることね。
     気を抜けていると私の工房があなたたちのシェアを奪うわよ。
     なにせ、こちらの工房はノルディスが手伝ってくれているのだから。
アニス  はい、頑張ります!





『アニスとミルカッセ』

ミルカッセ こんにちは、錬金術士さん。
      フローベル教会へようこそ。
アニス   こんにちは。
      ミルカッセさんですね。エリー先輩から聞きました。
ミルカッセ では、あなたがアニスさん?
      先生を目指していらっしゃるそうですね。
アニス   はい。
      先生になれるかどうかはまだわかりませんけど……。
ミルカッセ あなたが一生懸命であるかぎりアルテナさまはあなたを応援してくださいます。
      だからあなたは安心してあなたの夢をおいかけてください。
アニス   はい。
      ありがとうございます。





『アニス、カスターニェに到着』

アニス わぁ! これが海!
    初めてみた!
    どこまで続いてるんだろう?
    想像していたよりもずっと大きい!
    この向こうにも大地があって、人々が生活しているんだよね。
    世界って広いなあ……。
    …………
    …………
    あーん、それにしても風がしょっぱ〜い!





『アニス、ケントニスに到着!』

アニス ここがケントニス……。
    アカデミーが始まった場所。
    歴史のある街。
    そして、きっと、これからも錬金術の発展を見守っていくんだろうな……。





『アニス、グラッケンブルグに到着』

アニス グラッケンブルグかあ。
    ザールブルグに行くときに通ったなあ……。
    一応、私が生まれた街だけど、すぐに南の国にいったから故郷っていう実感ないね。
    それにしても、この国ってザールブルグに負けないくらい都会だよね。
    今はまだ錬金術はこの街に広まっていないみたいだけど
    いつかはこの街にもアカデミーが建設されることになるのかな?





『アニス、カリエルに到着』

アニス ふう……ここがカリエルか。
    さすがにここまで来ると風が冷たいね。
    あれ?
    山の上のあの白いのは……雪だ!
    アレって、たしか空から降ってくるんだよね。
    ……見てみたいなあ。
    くしゅん!
    ……ちょっと冷えたみたい。
    カゼをひかないように注意しないとね。





『あてにげagain』

(サイードがぶつかってくる)
アニス  あいたたた……

サイード わあっ!
	 気づきませんでした。すみません!
	 っと、急いでいるんだった! こうしちゃいられない!
	 ……失礼します!
アニス  …………
	 …………

(このイベントは三人共通)





『職業:フリーター』

マリー  あれ? サイードだ。
     木材なんかかついでるけど何やってるんだろ?
     こんにちは〜。
サイード ああ、こんにちは。
マリー  何やってるの?
サイード アルバイトですよ。大工のアルバイト。
マリー  アルバイトぉ? なんで?
サイード 図書館建設のために力仕事のできるものが集められていたのでやってみようかと。
マリー  そうじゃなくて、なんであなたがアルバイトする必要があるのか聞きたいのだけど?
サイード そりゃあ、決まっています。
     働かなきゃ生活できないじゃないですか。
マリー  アニスのボディガードが本業じゃないの?
サイード ちがいますよ。
     それは私の使命であって仕事ではありません。
     私がこの街にいるのはあくまで私の意志によるもの。
     お嬢様からは何度帰れと言われたことか……。
     しかし、私がお嬢様を置いてこの街を離れるわけにはいかないのです!
マリー  そ、そうだったのか……。
サイード おっと、こんなところで立ち話なんてしてられない。
     それじゃ、失礼します!
マリー  ……一生懸命だなあ。





『アニスの誕生日』

(マリーVer)
マリー アニス! お誕生日おめでとう!
    今日はごちそうだからね!
アニス ありがとうございます
マリー そういえば、アニスって、他の南の国の出身の人たちと肌の色が違うよね?
アニス ええ、私の生まれはドムハイト王国なんです。
    生まれてすぐに両親の事業の関係で南の国に移ったんです。
マリー へえ、そうなんだ……。
アニス ドムハイトには錬金術を学ぶ施設はありませんでした。
    けど、私たちの移った南の国には新設されたばかりのアカデミーがあったんです。
    実家の事業の関係でアカデミーの校長先生と話す機会がありました。
    校長先生はとてもよい方で、まだ生徒ではなかった私にも錬金術のことを詳しく話してくれました。
    それが、錬金術との出会いです。
    興味を抱いた私は、アカデミーに入学しました。
    そして、勉強していくうちに私も先生になりたいって思うようになったんです。
マリー なるほどね。
アニス けど、わたしはまだまだ未熟です。もっと勉強しなくちゃいけません。
    そして早く先輩みたいになってみんなに錬金術を伝えていけるようになるのが目標です!
    こうやって、一緒に作業をさせていただいてとても勉強になってます。
    ほんとうに感謝してます。
    ありがとうございます。先輩!
マリー あわわ! とんでもない!
    あたしだってまだまだ勉強中の身だよ。
    アニスがいてくれるおかげでどんなに助けられているか…
    あたしたちは同じ道を歩んでいる以上、同じ錬金術の生徒なんだよ。
    というわけでこれからもよろしくね! アニス!
アニス はい! 先輩!

(エリーVer)
エリー アニス! お誕生日おめでとう!
    今日はごちそうだからね!
アニス ありがとうございます
エリー そういえば、アニスって、他の南の国の出身の人たちと肌の色が違うよね?
アニス ええ、私の生まれはドムハイト王国なんです。
    生まれてすぐに両親の事業の関係で南の国に移ったんです。
エリー へえ、そうなんだ……。
アニス ドムハイトには錬金術を学ぶ施設はありませんでした。
    けど、私たちの移った南の国には新設されたばかりのアカデミーがあったんです。
    実家の事業の関係でアカデミーの校長先生と話す機会がありました。
    校長先生はとてもよい方で、まだ生徒ではなかった私にも錬金術のことを詳しく話してくれました。
    それが、錬金術との出会いです。
    興味を抱いた私は、アカデミーに入学しました。
    そして、勉強していくうちに私も先生になりたいって思うようになったんです。
エリー なるほどね。
アニス けど、わたしはまだまだ未熟です。もっと勉強しなくちゃいけません。
    そして早く先輩みたいになってみんなに錬金術を伝えていけるようになるのが目標です!
    こうやって、一緒に作業をさせていただいてとても勉強になってます。
    ほんとうに感謝してます。
    ありがとうございます。先輩!
エリー あわわ! とんでもない!
    わたしだってまだまだ勉強中の身だよ。
    アニスがいてくれるおかげでどんなに助けられているか…
    わたしたちは同じ道を歩んでいる以上、同じ錬金術の生徒なんだよ。
    というわけでこれからもよろしくね! アニス!
アニス はい! 先輩!





『仕えるわけ』

サイード ごきげんいかがですか?
マリー  あら、サイード。こんにちは。
サイード あれ? お嬢様は今日はこちらにはいらっしゃらないんですか。
マリー  うん。今ごろ、イングリド先生のところで教育実習中じゃないかな?
サイード …ということは、アカデミーですね。
     急がなくては。
マリー  アニスになにか急用?
サイード 私の使命はお嬢様をお守りすること。いっときもそばを離れるわけにはいきませんので。
マリー  そっか。サイードはえらいよね。
     けど、どうしてそこまでしてアニスに仕えているの?
サイード さあ、どうしてでしょうね。
     理屈なんてないんですよ。
     頭がいい錬金術士にもわかりませんよ、きっと。
     …ただ、あのときの表情が忘れられないんです。
マリー  あのとき……?
サイード おっと、いけない!
     こうしてる間に、お嬢様になにかあっては大変です。
     それでは、失礼します!
マリー  ああ、行っちゃった……。





『ひとりじゃないから』

サイード お嬢様! 今日はこちらでしたか!
アニス  わ! サイード!
     そんなにいきなり入ってきたら驚くでしょ!
サイード す、すみません。
マリー  あはは。
     ほんとにふたりはいつも一緒だよね。
サイード それはもう、幼い頃からの約束ですから。
アニス  はあ…。
マリー  ……約束?
アニス  まだ子供だったころの約束です。
     わたしの家は事業をやっていたため、両親は家にいないことのほうが多かったんです。
     サイードは、当時、お手伝いさんとして働いてもらってた夫婦の息子さんでした。
     わたしはすごい寂しがり屋で両親と会えない日が続くとよく、ひとりで泣いてました。
     だから、わたしがひとりで寂しくないようにって、サイードと友達になってもらったんです。
サイード そういうことです。
     お嬢様を絶対ひとりぼっちにはしないと約束したのです。
アニス  けど、わたしだってもう大人なんですから、そんなボディガードだなんて。
     いつも帰りなさいって言っているんですけど……。
マリー  なるほどね……。
サイード お嬢様をお守りするのがわたしの使命です。
     約束を果たすのが男の生き様です。
     なにがあろうともお嬢様をひとりにするわけにはいきません。
     あの日に、そう誓ったのです!
     それではわたくしめは外で控えておりますので……失礼いたします!
マリー  ……すごい決意みたいだね。
アニス  …あはは。





『虹をこえて』

マリー だいぶ、研究も進んできたよね
アニス はい。
    先輩のおかげで、執筆もものすごくはかどってます。
マリー それは、アニスが努力してる結果だよ。
    けど、この研究が終わったらアニスは南の国に戻っちゃうんだよね。
アニス …そうですね。
マリー そう思うと、ちょっとさみしいなあ。
アニス もう、ずいぶん長いこと、一緒にいますもんね。
マリー ま、それはしかたがないか。
    今度は、こっちからアニスに会いに行けばいいことだしね。
アニス はい!
    今度はぜひ、わたしの故郷に遊びに来てください!
    おいしいものもい〜っぱいありますからね!
マリー ほんとう? たのしみ〜!





『伝えることの難しさ』

アニス  こんにちは!
アイゼル あら、いらっしゃい。
     どう? 研究は順調に進んでいるのかしら?
アニス  はい。なかなか思うようには進みませんが、納得のいく本が書けるよう、がんばってます。
アイゼル そう。私もそんな感じかしら。
     けど、あまり悠長にもしていられないわね。
     あなた、こんな話はご存知?
     …昔、山奥にこもって研究を続けていた、老練な錬金術士がいたの。
     その錬金術士には天才と称された有能な弟子がいて、研究の末ふたりである理論を発見したの。
     その理論を余に知らしめようと弟子であった錬金術士が山を降りていった。
     そして、長い長い年月がたったある日のこと。すっかり老人になった天才が師をたずねたの。
     それはね、もうとっくに発見されていた理論だったんですって。
     長い間、山にこもってまで研究を重ねて、やっと完成した理論がすでに時代遅れ。
     そう思うとやってられないわよね
アニス  なんだか、寂しい話しですね。
アイゼル けどこれは、自分も同じ事にならないとも限らない話よ。
     おそらく、ケントニスではさらに高度な理論が研究されていることでしょうね。
     自分が山にこもった錬金術士にならないためにも、日々の情報収集と勉強は大切にね。
     今では、人になにかを伝えるという作業ほど大変なことはないと感じているわ。
     そして、それ以上に崇高なことなのでしょうね。
アニス  そうですね。
アイゼル さて、わたしたちにそれが成し得るかしら……。
     ……いいえ。
     やると決めたからには最後までやり抜かないとね。
     大変だとは思うけどお互い、がんばりましょう。
アニス  はい!





『不思議の国のアニス』

アニス  う〜ん。
     休むにはちょっと時間が早いかな。
     そうだ! せっかくケントニスに来てるんだから、街を散歩してみよっと!
     サイード! 一緒に街を散歩しない?
サイード …………
     …………
アニス  サイード?
サイード ……ZZZZZZZZ
アニス  なーんだ。
     もう寝ちゃってるのか……
     いつもはお嬢様をお守りしますだなんて言っているけど、肝心なときはこれなんだから…
     しかたがないから一人で行こうっと!

アニス  …さすが、錬金術の故郷。街なみにも趣があるね。
     だいぶ歩いてきちゃったけどここらへんは建物も古くって歴史を感じるなあ。
     向こうには、遺跡みたいなものも見える。
     ちょっと行ってみよう……。
     ……本当に神秘的な街。
     この街の雰囲気にどんどん吸い込まれていきそう……。
     …………
(首をかしげる)
     …………
(不安そうな顔)
     …………
     ……あれ? 道がわからなくなっちゃった。
     迷っちゃったかな?
     あたりもずいぶん暗くなってきちゃった。
     周りに人もいないし……
     これじゃ帰り道も聞けないよ。
(真っ暗)
     …やだ、どうしよう。本当に日も暮れちゃった。
     とりあえず、街の明かりが見えるほうに歩いていこう。
     …………
     …………
     ……だめだ。完全に迷子になっちゃった。
     まるで別の街にいるみたい。
     ……どうしよう。このまま朝までひとり……。
     …………
     …………
     …ひとりはやだよ。
     …ひとりにしないでよ。
     …いつもそばにいるって言ってたのに……。
     …約束したのに……!
     サイードのバカーッ!
謎の男  お嬢様!
アニス  ふぇ……。
サイード お嬢様! よかった! ここにいらっしゃいましたか!
     ずいぶんと探しました……。
アニス  サイード……!
     今ごろ来て……ひとりにはしないって言っておいて……!
     本当にもう帰れないと思ったんだから!
サイード す、すみません!
     起きたらお嬢様の姿が見えず、あわてて街じゅう探しました。
     そしたら、遺跡のほうに若い女性が入っていくのを見たと街の方が教えてくれて…
アニス  ……ごめんなさい。悪いのはわたしなのにね。
     ごめんなさい、サイード。
サイード …いいえ。
     いつでもそばにいると幼い頃に約束したのは私です。
     …悪いのは私の方です。
     さあ、宿に戻りましょう。お嬢様。
アニス  …うん。
     迎えに来てくれて、ほんとうにありがとう……。
サイード …………






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